ザ・コーヴの紹介:2009年アメリカ映画。イルカ漁、水族館でのショー反対をしている人の目線で綴られました。未だにイルカを扱うビジネスは世界の至る所にありますが、冷静に見つめなおす必要があると思わせてくれる映画です。
監督:ルーイー・サイホイヨス 製作総指揮:ジム・クラーク 出演:リック・オバリー、ルーイー・サイホイヨス、チャールズ・ハンブルトン、ジョー・チズルム、サイモン・ハッチンズ、C.スコット・ベイカー、ほか
映画「ザ・コーヴ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・コーヴ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・コーヴの予告編 動画
映画「ザ・コーヴ」解説
この解説記事には映画「ザ・コーヴ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・コーヴのネタバレあらすじ:起
人気テレビ番組のわんぱくフリッパーで調教師と俳優として活躍をしたリック・オバリーは、現在イルカ解放運動の活動をしていました。番組が放送されていた当時はリックはまだ無知であったため気付かなかったが、イルカがビジネスとして扱われていることに違和感を持ち、そしてその後30年以上イルカを救うための活動を熱心に続けてきました。そして今なおイルカ漁が行われている日本の太地町へ、イルカ漁を止めさせるために監督のシホヨスと共に向かうのでした。
ザ・コーヴのネタバレあらすじ:承
そして太地町に到着したシホヨスとリックは複数の車に尾行されるという奇妙な事態に合いました。警察らしい人がいたらリックは「丸まって日本人のふりをするんだ!」などと言い始めます。ここでショー用のイルカが捕らえられ水族館に高額で売られており、売れなかったイルカは販売されているという事実があったのでした。さらにイルカの肉は水銀値が高いため人間の身体には有害であるが、未だに販売されたり学校給食に使用されたりクジラ肉と偽って販売されているとのことでした。リックはイルカ漁を止めてくれたら町に資金援助をすると申し出たが、受け入れてもらえなかったのです。
ザ・コーヴのネタバレあらすじ:転
抗議を受け入れてもらえなかった二人は事実を伝えるため撮影をしようとするが、関係者の妨害により入り江まで到達できませんでした。しかし何がなんでも撮影をしようと思い世界中からプロを集め岩に似せたカメラケースを作ったり、夜でも撮影可能なサーモカメラを操れるカメラマンやダイバー、エンジニアと共に撮影に挑むことになりました。
ザ・コーヴの結末
そして深夜に見張りの目を抜けることに成功し、ようやく入り江にカメラを潜入させることができました。漁師さんたちはカメラに気付き撮影スタッフらを追い出そうとしますが、彼らはとどまりようやく漁の様子をカメラに収めました。そこに写っていたのは、逃げ惑うイルカを棒で突き刺して殺しており、そして血で真っ赤に染まった海でした。
この映画の感想を投稿する