007 スカイフォールの紹介:2012年イギリス作品。007シリーズ23作目。007シリーズ50周年を記念して作られた作品となり、監督にはシリーズ史上初めてアカデミー賞受賞監督であるサム メンデス監督を迎え入れ、芸術性の高い作品に仕上げ、世界中で大ヒットを記録します。
監督:サム・メンデス 出演:ダニエル・クレイグ(ボンド役)、ベレニス・マーロウ(ボンドガール)、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリスほか
映画「007 スカイフォール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「007 スカイフォール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
007 スカイフォールの予告編 動画
映画「007 スカイフォール」解説
この解説記事には映画「007 スカイフォール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:トルコでの追跡
トルコのイスタンブールにて、ボンドはNATOのハードディスクを奪い、諜報員を殺した男を新人諜報員のイヴとともに追います。チェイスはグランドバザールから列車の上へともつれ込みます。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:ボンドへの誤射
イヴは車で彼らを追いますが、列車がトンネルに入ってしまうことから、Mにより射殺命令が下ります。しかし、誤ってボンドに弾が命中し、ボンドは川の中へ姿を消します。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:Mへの引退勧告とMI6の爆発
ロンドンにて、Mは作戦失敗の責任を情報国防委員会のギャレス マロリーから問われます。MはMI6に戻る途中、何者かがシステムをハッキングしていることに気づき、急いで解析を試みますが、MI6本部が爆発してしまいます。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:ボンドの帰還
ニュースでそれを見ていたボンドは、ロンドンに戻り、Mの自宅に侵入すると自分の帰還を伝え、自分を撃ったことを問いただします。Mは状況が深刻だったことをボンドに伝え、理解させます。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:テスト
ボンドはMから復帰テストを受けるよう言われ、テストを受けますが結果は不合格となります。しかし、Mは彼を信用し、兵器開発担当のQからワルサーPPKと発信機を渡されたボンドは、敵のいる上海へと送ります。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:暗殺者とセヴリン
上海では、ボンドが暗殺者を追い詰めて雇い主を聞こうとしますが、彼は転落してしまいます。しかし、彼の所持品からマカオへと飛んだボンドは謎の女性、セヴリンと会い、彼女を口説き、彼女のボスであるラウル シルヴァと呼ばれる人物に会いにヨットで無人の島へ行きます。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:ラウル シルヴァ
そこでシルヴァと会ったボンドは、彼がMI6の諜報員だったこと、中国に捕らえられ、拷問を受けているときにMは情報漏洩の疑いから彼を切り捨てたことから、Mをかなり恨んでいることを知ります。シルヴァがスコッチをセヴリンの頭に乗せ、射撃の技術をボンドと競いますが、シルヴァはセヴリンを射殺してしまいます。ボンドは一瞬の隙をみてシルヴァのボディガードを倒すと、発信機を使いシルヴァを逮捕します。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:審問会を襲うシルヴァ
ロンドンのMI6の地下に捕らえられたシルヴァは、Mと対面します。Mは審問会に行くためにその場を去ります。そのとき、MI6がハッキングされ、シルヴァは監禁をとき、逃走、ボンドはシルヴァを追います。シルヴァの目的が審問会のMだと気付いたボンドは、会場へ急ぎます。警官に化けたシルヴァは、審問会に着くと発砲、間一髪で駆けつけたボンドがMを守り、シルヴァは逃走します。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:Mとの逃避行
ボンドは彼女を車に乗せ、自身のプライベートカーであるアストンマーティンDB5に乗り換え、Qに対してシルヴァに痕跡を残すよう言い伝え、スコットランドへ行きます。Qはマロリーに見つかってしまいますが、彼は操作を続けるようQに言います。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:スカイフォール
スコットランドの生家、スカイフォールにたどり着いたボンドは、番人のキンケイドと再会するとより集めのもので家にトラップを仕掛け、シルヴァの襲撃に備えます。
007 スカイフォールのネタバレあらすじ:シルヴァの攻撃
シルヴァは軍用ヘリコプターで来襲し、次々と家に銃弾を放ちます。ボンドはアストンマーティンに備え付けの銃で応戦しますが、シルヴァは彼の車を爆破します。家に入り、防戦するボンド達は、爆薬を仕掛け、秘密の通路から脱出、シルヴァの攻撃により家は大爆発を起こします。ボンドは凍った池でシルヴァに見つけられ、シルヴァの手下と戦い、水の中に入ります。
007 スカイフォールの結末:Mの最期
シルヴァは教会に入ったMを追い詰めて、共に自殺しようとしたところをボンドがナイフを投げつけ、シルヴァは絶命します。傷を負ったMはボンドに抱きかかえられ、静かに亡くなります。
007 スカイフォールの結末:マネーペニーと新しいM
ロンドンへ戻ったボンドはイヴからMの遺物である犬の形見を贈られ、彼女が現場対策ではなく、デスク担当になったことを告げ、苗字マネーペニーを紹介します。奥の部屋に入ると、新任のMとしてマロリーが椅子に座っていました。彼はボンドに対して新しい任務を告げます。
相変わらずミッション失敗ばかりのダニエル・クレイグ。しかしこのスカイフォールは、彼の007シリーズの中ではベストといって間違いないと思います。カジノロワイヤルも良かったけれど、ジュディ・ディンチの幕引きに相応しい荘厳で端正な仕上がりです。悲劇のヒロイン、セブリンも美しく、カジノでの登場シーンは何度見ても素晴らしい… Q役のベン・ウィショーを初めとしてMI6の面々もそれぞれに味があってそれだけで映画が撮れそう。そして何よりも、ハビエル・バルデムが圧巻の一言。ツッコミどころは多々あるけれど、それでもきっちりとよくまとまっている良作だと思います。