卒業の紹介:1967年アメリカ映画。アメリカン・ニュー・シネマの代表的傑作。全く無名の俳優だったダスティン・ホフマンがいきなり主演に抜擢され、これ一作でスターとなった。マイク・ニコルズがアカデミー賞監督賞を受賞。
監督:マイク・ニコルズ 出演:ダスティン・ホフマン(ベン)、アン・バンクロフト(ミセス・ロビンソン)、キャサリン・ロス(エレーン)、マーレイ・ハミルトン(ミスター・ロビンソン)
映画「卒業」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「卒業」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「卒業」解説
この解説記事には映画「卒業」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
卒業のネタバレあらすじ:起
ウィリアムズカレッジを優等で卒業したベンは、その卒業を祝うホームパーティに出席するため、久しぶりに実家に戻ります。父親や母親の知人が多く参加したその席でベンは落ち着けず、自分のパーティだというのに部屋に閉じこもりがちです。そこで顔を合わせたロビンソン夫人はベンに自宅まで車で送るように強要。仕方なしにベンは車を運転してロビンソン宅までいきます。そのまま帰るつもりでしたが強引な夫人のせいでホームバーで酒を飲むことに。そのうち夫人は女性に慣れないベンを面白がるように彼を誘惑。最初は拒んでいたベンもその大人の魅力に抗いきれず、ベッドを共にしてしまいます。
卒業のネタバレあらすじ:承
密かな2人の逢瀬はしばらく続きますが、そのうちベンは両親の勧めるまま、夫人のひとり娘であるエレーンとデートの約束をします。最初のデートでそっけない態度を取り、彼女を泣かせたベンはその涙を見て反省。またデートの約束を交わします。しかし、その2度目のデートの現場に現れたのはロビンソン夫人でした。娘と別れなければ自分との関係を暴露すると脅されたベンはわざとエレーンに夫人との関係を話してしまいます。ショックを受けた彼女は家からベンを追い出します。
卒業のネタバレあらすじ:転
夫人との関係が終わった後、徐々にエレーンへの思慕がベンの中で膨れ上がり、彼は迷惑をかえりみず彼女の後を付け回し始めます。大学の寮まで押しかけるベンの一途さにエレーンの気持ちもぐらつきますが、母親と関係を持った男とはどうしても付き合う気になれません。そのうち、エレーンの姿が寮から消えます。クラスメイトの男性と結婚することになったのです。
卒業の結末
結婚式が今日だとロビンソン夫人から聞かされたベンは花婿の友人から結婚式の場所を聞き出し、そこへ向かいます。式場に飛び込んだベンはエレーンを略奪。エレーンもベンに従って式場を後にします。やってきたバスに乗り込んで笑い合う2人ですが、周りの乗客の視線を感じるうち、真顔になっていきます。これから2人はどうしたらいいのでしょう?
この映画を見たときはまだ小学校低学年だったと思います。
よくわからないままテレビのロードショーで見ていました。
そのうち段々、大人になっていくにつれ、なぜかもう一度
見たいという衝動にかられ、レンタルで見ることになります。
そして、大人になってから見ると、子供の頃に見た感動とは
また違った別の衝動にかられました。その年齢毎に、感じ方が
変わるそんな映画だと思います。