ママの遺したラヴソングの紹介:2004年アメリカ映画。パーシーは幼い頃に分かれたきりの母親の死の知らせを聞いて、故郷ニューオーリンズの母の家に行きます。そこには母の友人と名乗るアルコール漬けの元英文学教授とその助手が住み着いており、成り行きで3人での共同生活が始まります。
監督:シェイニー・ゲイベル 出演:ジョン・トラヴォルタ(ボビー・ロング)、スカーレット・ヨハンソン(パーシー)、ガブリエル・マクト(ローソン)、デボラ・カーラ・アンガー(ジョージアナ)、デイン・ローデス(セシル)、ほか
映画「ママの遺したラヴソング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ママの遺したラヴソング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ママの遺したラヴソング」解説
この解説記事には映画「ママの遺したラヴソング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ママの遺したラヴソングのネタバレあらすじ:起
パーシーは高校にも行かず、彼氏のリーと怠惰な生活をしていましたが、幼いころに別れた母親の死を知らされ、リーと別れニューオーリンズの母親の家へ向かいます。そこには母の友人と名乗るアルコール漬けのボビーとローソンがいました。パーシーはいったん家を出ますが、ボビーと母親の関係を知りたくなり、3人での共同生活が始まります。ボビーは英文学の元大学教授、ローソンはその教え子で作家志望でした。翌朝、パーシーは自分の命名を手伝ったというセシルとも知り合います。ボビーとパーシーは喧嘩が絶えませんでしたが、ボビーが進級の証明書を取ってきて、パーシーが高校に通えるようになったことで、打ち解けていきます。
ママの遺したラヴソングのネタバレあらすじ:承
クリスマス・イヴの夜、ボビーが1人になって、妻や子供にも会えないのは、自分に責任があるのだとローソンはパーシーに話します。そのまま2人は暖炉の前で一緒に寝ます。翌朝、パーシー、ボビー、ローソンは仲間たちとともにクリスマスを楽しみます。その後、ローソンは血尿が続くボビーを病院へ連れていきます。クラスメートとデート中のパーシーは、歌手だった母と親しかったバンドマンに出会い、母の話しを聞かせてもらいます。退院するボビーを向かいに行ったローソンはボビーに聞かれ「イヴの夜は何もなかった」と答えますが、パーシーがロレーンの娘であることを忘れるな、とくぎを刺されます。
ママの遺したラヴソングのネタバレあらすじ:転
弁護士の手紙を持った元彼のリーが現れ、ボビーとローソンは母の死後1年間だけこの家に住めることになっていたことを告げ、2人を追い出して一緒に住もうと言い、2人のことを悪く言います。パーシーは2人のおかげで学校にも通い、自分はまともになったと怒ってリーを追い返します。しかし2人に「この家にずっと住む権利がある」と嘘をつかれたことに腹を立て、2人の荷物を外に出し、家を売りに出します。仲間たちと一緒に壁の塗り替えをするパーシーを手伝い、ボビーは機嫌を取ろうと一生懸命ですが、パーシーは無視します。
ママの遺したラヴソングの結末
引っ越しの準備中、パーシーは手紙の束を見つけ、読みます。そしてボビーが自分の父親であると気づき、セシルに聞きます。セシルはロレーンを愛していましたが、ボビーが現れ、ロレーンと愛し合うようになったのでした。酒におぼれたロレーンは施設に入った後、戻ってきた時に開いたコンサートで、自らの母親に預けていたパーシーとボビーを招き、合わせようとしましたが、2人とも来なかったのです。パーシーはそのことをボビーにも伝えます。パーシーは家を売るのを止めます。ボビーとローソンは正装して、仲間たちと一緒にパーシーの卒業式に出席。仲間たちとお祝いのパーティを開き、檀上でボビーとパーシーは一緒にダンスを踊ります。大学生になったパーシーは、帰省し、ローソンと手をつないで、母ロレーンと父ボビーの墓へ行き、出版されたローソンの本を置きます。
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