ブローン・アパートの紹介:2008年イギリス映画。イギリスの小説を元にしたドラマ作品で、サッカースタジアムで起きた自爆テロによって夫と4歳の息子を失った若い女性の苦悩を描きます。彼女を支え、テロ事件の真相を探る浮気相手であった新聞記者ジャスパーと亡くなった夫の上司であるテレンスとの関係も複雑に絡み合います。
監督:シャロン・マグアイア 出演:ミシェル・ウィリアムズ(レニーの妻)、ユアン・マクレガー(ジャスパー・ブラック)、マシュー・マクファディン(テレンス・ブッチャー)、ニコラス・グリーヴス(レニー)ほか
映画「ブローン・アパート」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブローン・アパート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブローン・アパートの予告編 動画
映画「ブローン・アパート」解説
この解説記事には映画「ブローン・アパート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブローン・アパートのネタバレあらすじ:起
爆弾処理班として働くレニーとその妻は4歳の息子とともにロンドン、イースト・エンドに住んでいます。ある日、パブに現れた妻に新聞記者のジャスパーが声をかけ、二人は不倫関係を持ちます。後悔しながらも、レニーと息子がスタジアムでサッカー観戦をしている間、妻はジャスパーを家に呼びます。しかし、情事の最中に、スタジアムでテロが起こり報道を聞いた妻はパニックに陥ってしまいます。8人の自爆テロ犯によるスタジアムでの爆発でレニーと息子は命を落としてしまうのでした。
ブローン・アパートのネタバレあらすじ:承
事件のあと、不倫の罪悪感とともに息子を亡くしてしまったことで妻は心を病み始めてしまいます。ジャスパーは彼女を気遣うようになり、彼女のもとを頻繁に訪れます。そして、テロ事件について1人調査を始めます。また、レニーの上司であるテレンスも彼女の元を訪れ、気遣います。セラピストの元を訪ね始めた妻はオサマビンラディンに手紙を書き始めます。
ブローン・アパートのネタバレあらすじ:転
彼女はある日、8人の自爆犯の内の1人の男の家族を見つけます。妻は男の息子に近づき、話をすることで彼の生活を学びながら仲を深めます。自爆犯の男の息子は父親がただ行方不明としか知らず、彼が自爆犯だと知り気が動転してしまいます。警察に不審な動きをした少年は撃たれてしまい、駆けつけた母親も軽傷を追います。また、テレンスとも関係を持ち始めた妻は、テロがある程度予測されていたことを彼に告白されます。スタジアムでのテロは泊められたかもしれないと告げるテレンスとの縁を妻は切ります。スタジアムの特定はできておらず小規模であると予測されており、テレンスはレニーとその息子の観戦にテロの忠告をしなかったことを妻に謝ります。
ブローン・アパートの結末
不倫の罪悪感を感じながら息子の幻覚を見るなど、妻はさらに混乱していきます。自爆犯の男の家族は妻の元を訪れ謝罪します。彼らの謝罪に気が動転する妻ですが、ジャスパーの説得に妻は正気を取り戻すことを決意します。物語は、ジャスパーとの子を妻が出産し、彼が母親を病院で探す場面で幕を閉じます。
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