シルビアのいる街での紹介:2007年スペイン,フランス映画。淡々と忘れられない女性を探す、とある青年の物語。最低限のセリフで、美しい街並みの中で繰り広げられる二人の姿はため息が出るほど美しい。
監督:ホセ・ルイス・ゲリン 出演: グザヴィエ・ラフィット(青年)、ピラール・ロペス・デ・アジャラ(女性)、ターニア・ツィシー(ターニャ)
映画「シルビアのいる街で」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シルビアのいる街で」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シルビアのいる街での予告編 動画
映画「シルビアのいる街で」解説
この解説記事には映画「シルビアのいる街で」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シルビアのいる街でのネタバレあらすじ:起
1人の青年がホテルのベッドで考え事をしていました。そしてその後地図を眺めて、ふいに街へ繰り出します。彼は颯爽とカフェの外の席に着き、通りがかりの女の子に声をかけます。しかしフラれてしまいました。しかも最悪なことに、その後運ばれてきたコーヒーをテーブルに盛大にぶちまけてしまいました。青年は落ち込んだ様子を見せます。
シルビアのいる街でのネタバレあらすじ:承
しかし翌日また同じカフェに行き、この日はノートにデェッサンをしていました。そんな彼のスケッチブックには「シルヴィーのいる街で」と書いてありました。店の中を見ていた青年は、ふとガラス越しに美しい女性を発見します。そして彼女がカフェを出たので、一瞬ためらったものの慌てて女性を追いました。女性は人気のない路地を歩いていきます。青年はバレないように距離を取りつつ女性の後を着々と追っていました。そして青年はシルヴィー!と二回叫びました。しかし反応はありません。そして距離が近づいたその時、女性の携帯電話が鳴りました。しばらく立ち尽くしたまま電話をしていましたが、電話を切ったら歩みを早く進めてさらに狭い路地へと歩きました。青年も慌てて追いかけますが、何と見失ってしまいました。
シルビアのいる街でのネタバレあらすじ:転
しばらくすると遠くにあの女性の姿を捉えました。女性はサングラスをかけ電車に乗り込みました。そしてようやく追いつき青年も同じ電車に乗り込み、シルヴィーともう一度尋ねましたが、女性は人違いだと言いました。青年は、六年前に飛行士という名のバーで会ったじゃないか、と言い出しました。しかし女性がこの地に来たのは一年前だったのです。そしてずっと跡をつけられていたことには気付いていたので避けるようにして歩いていたのでした。青年は気付かれないように追いかけていたつもりだったので、怖がらせてしまって申し訳なかったと謝ります。そして女性は、もう跡をつけないでねときっぱりと言い残し、電車を降りました。
シルビアのいる街での結末
落ち込んだ青年は飛行士でお酒を飲んでいました。隣の女性に話しかけるも彼女は踊りに行ってしまい、遠くにいたゴシックロリータ風の彼女と目が合い、そのまま一夜を共にしてしまうのでした。翌日、また同じカフェで新聞を読んでいると、また女性に似た人を見つけてまた追いかけましたが結局違う人でした。しばらく昨日女性と乗った路面電車を見つめてると、見つけた…気がしましたがまた違いました。そしてゆっくりと路面電車は去ったのでした。
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