幸せのちからの紹介:2006年アメリカ映画。ホームレスから億万長者へとアメリカンドリームを実現させた人物クリス・ガードナーの実話をもとにした感動作。投資に失敗し、収入もなく妻にも出て行かれたクリスはついにホームレスにまでなってしまいますが、最愛の息子を守るため必死に生き延びようと一か八かの勝負に出ました。
監督:ガブリエレ・ムッチーノ 出演:ウィル・スミス(クリス・ガードナー)、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(クリストファー)、タンディ・ニュートン(リンダ)、ブライアン・ホウ(トゥイッスル)、ほか
映画「幸せのちから」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「幸せのちから」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「幸せのちから」解説
この解説記事には映画「幸せのちから」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
幸せのちからのネタバレあらすじ:起
クリス(ウィル・スミス)は妻のリンダ(タンディ・ニュートン)と息子のクリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)と3人暮らし。クリストファーの妊娠をきっかけに結婚し、クリスは投資して買い付けた骨密度測定器の営業をしていましたが、1ヶ月に1台も売れず、リンダの給料だけで暮らすのは不可能で、税金や家賃の催促状が毎日送られてくる日々を送っていました。
ある日、クリスは株主仲介人の養成コースの求人を見つけ、参加することを決意しました。しかし妻のリンダにそのことを告げても信じてもらえません。そしてリンダはクリストファーを連れてついに家を出て行ってしまいました。片親で育てられたクリスは息子に同じ思いをさせたくないと、クリストファーを必死の思いで連れ戻しました。
幸せのちからのネタバレあらすじ:承
しかし、その後仕事はうまく行かず、養成コースに応募するも、なかなか返事は来ません。何度も証券会社へ行き、社員に話しかけ続けているうちにトュイッスル氏(ブライアン・ホウ)から面接のチャンスをもらうことができました。
やっと手に入れたチャンスに期待していた最中、警察がクリスの家を訪ねて来ました。そのまま警察署へ送られたクリスは、路上駐車の罰金を払わなかったとして1日留置所に入れられてしまいます。息子クリストファーはなんとか母リンダに頼みますが、やっとこぎつけた大事な面接は翌日の10時。釈放されるのは9時15分と時間がありませんでした。
幸せのちからのネタバレあらすじ:転
翌日、証券会社に現れたのは、ペンキまみれのクリスでした。捕まった当時の服装のまま証券会社へ向かったのです。彼の姿に驚く社員たちでしたが、持ち前のトークで空気を和ませ、気に入られたクリスは養成コース受講資格を手に入れました。しかし、その養成コースは6ヶ月無給。その事実を知ったクリスでしたが、せっかくのチャンスをくれたトュイッスル氏を裏切れず、養成コース受講を決意します。
しかし、クリストファーを養っていくためにも稼がなければいけなかったクリスは、自分のセールスを再び始め、やっとの思いで生活していました。4台売ることができたクリスでしたが、その後はセールスの仕事はうまく行かず、ついに息子と共にホームレス生活を余儀なくされてしまいました。
幸せのちからの結末
しかし、無給で受けていた養成コースの証券会社での契約数は非常に良く、一目置かれる存在になっていました。それでもテストで100点を取らなければ、契約数も1番でなければ採用されません。とうとう生活も極限まで達したとき、公園でホームレスの手へと渡ってしまった骨密度測定器を見つけて取り返すことができました。やっとの思いで故障を直し、1台売ることができたクリスは何ヶ月ぶりかにクリストファーとホテルに泊まりました。
そしてようやく迎えた養成コースの最終日、テストも終え緊張していたクリスのもとに、上司がやって来て、別室へ案内されました。すると、トュイッスル氏は笑みを浮かべ、社長の口からは「明日は良いシャツを着て来なさい。明日が君にとっての初日だからね」と採用が告げられました。高倍率を勝ち抜き、クリスの努力は報われ、証券会社での仕事を獲得し、幸せに暮らしました。
以上、映画「幸せのちから」のあらすじと結末でした。
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