マクベインの紹介:1991年アメリカ映画。ベトナム戦争の帰還兵が、命の恩人の仇を討つために、かつての戦友たちと共にコロンビアの独裁政権に立ち向かうアクション映画です。
監督:ジェームズ・グリッケンハウス 出演者:クリストファー・ウォーケン(ロバート・マクベイン)、マリア・コンチータ・アロンゾ(クリスチーナ・サントス)、チック・ヴェネラ(ロベルト・サントス)、ラッセル・デニス・ベイカー(ダリー)、ヴィクター・アルゴ(コロンビア大統領)ほか
映画「マクベイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マクベイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マクベイン」解説
この解説記事には映画「マクベイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マクベインのネタバレあらすじ:起
1973年1月29日、アメリカのニクソン大統領はベトナム戦争終結を宣言、現地の米軍部隊は撤収を開始しました。コロンビア出身の米軍兵ロベルト・サントス(チック・ヴュネラ)は仲間たちと撤収の最中、ベトコンの捕虜となり処刑寸前だった米軍のロバート・マクベイン中尉(クリストファー・ウォーケン)を救出します。サントスは必ず借りを返すというマクベインに、紙幣をちぎって割符として渡します。それから18年後の1991年、サントスの祖国コロンビアは大統領(ヴィクター・アルゴ)の圧政と麻薬ビジネスに汚染されていました。
マクベインのネタバレあらすじ:承
サントスは割符を妹のクリスチーナ(マリア・コンチータ・アロンソ)に託すと革命軍に加わり、軍勢を率いて大統領府に攻め入りますが、国民を人質に取られて惨殺されてしまいます。軍を除隊し、ニューヨークの鉄工所で働いていたマクベインはテレビのニュースでサントスの死を知ります。その直後、クリスチーナはニューヨークに飛び、マクベインに兄の形見の割符を見せると、祖国の窮状や自由を求めていた兄の想いを伝えて協力を求めます。願いを聞き入れたマクベインは早速ベトナム時代の戦友を招集に動きます。
マクベインのネタバレあらすじ:転
マクベインは今や億万長者となっている武器商人のフランク(マイケル・アイアンサイド)、イーストランド(スティーヴ・ジェームズ)、ダルトン(ジェイ・パターソン)、ギル(T・G・ウェイツ)の協力を得て、マフィアのボスを恐喝して軍資金と武器、そして飛行機を調達すると、コロンビアに向けて出発します。途中の領空付近でコロンビア軍の戦闘機に制止を求められますが、マクベインは拳銃で戦闘機のパイロットを射殺し戦闘機を墜落させます。一方、コロンビアに一足先に戻ったクリスチーナは革命軍を率いて空港を制圧、マクベインらの機は若きパイロット・ダリー(ラッセル・デニス・ベイカー)の戦闘機に護衛されて着陸します。
マクベインの結末
遂にマクベインらとコロンビア軍との全面戦争が始まりました。大統領とそのバックにつく麻薬密売人の元締めエスコバールらは民衆への弾圧を一層強めますが、ダリーの自らを犠牲にした特攻をきっかけにマクベインらは大統領府に突入、脱出しようとしたエスコバールは革命軍に捕らえられます。最初は大統領側だった軍も革命軍側に寝返り、遂にマクベインは大統領を討ち取りサントスの仇を討ちます。マクベインは割符を大統領の死体に持たせると、コロンビア国民の前で勝利を宣言しました。
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