80日間世界一周の紹介:1956年アメリカ映画。1873年に書かれたジュール・ヴェルヌの同名小説を映像化したアドベンチャー映画。名プロデューサーのマイケル・トッドが製作として参加し、大物俳優が端役で出演する「カメオ出演」が初めて登場。大ヒットし、アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するなど、多くの栄冠に輝いた。
監督:マイケル・アンダーソン 出演:デヴィッド・ニーヴン(フィリアス・フォグ)、カンティンフラス(パスパトゥ)、シャーリー・マクレーン(アウーダ)、ロバート・ニュートン(フィクス刑事)、ギルバート・ローランド(アフメッド) ほか
映画「80日間世界一周」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「80日間世界一周」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
80日間世界一周の予告編 動画
映画「80日間世界一周」解説
この解説記事には映画「80日間世界一周」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
80日間世界一周のネタバレあらすじ:起
1872年、女好きのパスパトゥ(カンティンフラス)は、職業安定所へ行き、銀行家のフィリアス・フォグ氏(デヴィッド・ニーヴン)の執事の仕事を得ます。フォグ氏は80日間で世界を一周してみせると他の銀行家の仲間と賭けをし、その日のうちにパスパトゥを連れて出発します。まず、トマス・クック社へと向かった2人は、そこで買い取った気球でスペインへと到着します。タンジールの豪族であるアフメッド(ギルバート・ローランド)に、マルセイユに行くまでの船の手配を求めますが、彼は闘牛の踊りを披露してバーを沸かせたパスパトゥを気に入り、翌日の闘牛に挑戦することになります。その後、2人は手に入れた船でスエズへと向かい、やがてインドに到着します。
80日間世界一周のネタバレあらすじ:承
町でパスパトゥは、現地で神聖視されている牛を闘牛のように扱ってしまったことで人々を怒らせてしまい、追いかけられます。何とか逃げ切ったパスパトゥはフォグ氏と再会し、汽車に乗り込みます。途中で線路が切れていたので、そこからはゾウに乗って移動しますが、イギリスへ留学経験のあるアウーダ(シャーリー・マクレーン)という名の女性が宗教の生贄に選ばれたことを知り、彼女を救い出してこれを阻止します。現地の警察はフォグ氏らを捕まえますが、彼はすぐに保釈金を支払い、一行は香港へと向かいます。
80日間世界一周のネタバレあらすじ:転
パスパトゥは、何かと居合わせることの多いフィクス刑事(ロバート・ニュートン)から、イングランドで発生した銀行強盗の容疑者としてフォグ氏の名が挙がっていることを知り、彼に強い酒を飲まされたパスパトゥは眠りに落ち、その後横浜に行く船に一足先に乗ってしまいます。フォグ氏とアウーダ、そしてフィクス刑事は後を追って出発します。文無しのパスパトゥは曲芸に参加しますが、フォグ氏らと再会を果たし、その後アメリカへ到着します。そこでは選挙活動の真只中でしたが、一行は列車に乗ってニューヨークへと急ぎます。その途中、先住民に列車が襲われたため騎兵隊を呼びに行こうとしたパスパトゥが彼らに捕まってしまいます。
80日間世界一周の結末
フォグ氏らはパスパトゥを協力して助け出し、ガラクタで作った簡易的なトロッコに乗って先を急ぎますが、船に乗り遅れてしまいます。彼らは別の船でベネズエラへと向かい、無事に辿り着きますが、そこへフィクス刑事がやって来てフォグ氏を逮捕してしまいます。しかし、間もなくして真犯人が見つかったため、身の潔白は証明されますが、予定よりも大幅に遅れてロンドンの家に到着します。フォグ氏には最早、使えるお金が残っていません。しかしアウーダはそんな彼に結婚を申し込みます。パスパトゥは牧師を呼びに行きますが、今日が80日目であることを知り、フォグ氏は急いで銀行家の仲間たちの元へ駆けつけます。時間に間に合ったことで、フォグ氏はこの賭けに見事勝利するのでした。
以上、映画「80日間世界一周」のあらすじと結末でした。
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