チェーン・リアクションの紹介:1996年アメリカ映画。新エネルギー開発を巡る陰謀に巻き込まれ、殺人事件の容疑をかけられたエンジニアが、自らの無実を証明すべく決死の逃避行を続けながら黒幕に立ち向かう姿を描いたアクションサスペンス映画です。
監督:アンドリュー・デイヴィス 出演者:キアヌ・リーブス(エドワード・“エディ”・カサリビッチ)、モーガン・フリーマン(ポール・シャノン)、レイチェル・ワイズ(リリー・シンクレア)、フレッド・ウォード(フォード捜査官)、ケヴィン・ダン(ドイル捜査官)ほか
映画「チェーン・リアクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チェーン・リアクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「チェーン・リアクション」解説
この解説記事には映画「チェーン・リアクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チェーン・リアクションのネタバレあらすじ:起
アメリカ・シカゴ大学のエンジニア、エディ(キアヌ・リーブス)は、バークレイ博士(ニコラス・ルドール)率いる新世代エネルギー「ソノ・ルミネセンス計画」のプロジェクトに参加していました。このプロジェクトは水から水素を取り出す画期的なクリーンエネルギーで、石油に代わる新たなエネルギー源として研究が進められていました。ある日、開発の目処がついた研究チームは祝いのパーティーを開きましたが、その夜、何者かによってバークレイ博士が殺害され、研究所も爆破されるという事件が発生しました。
チェーン・リアクションのネタバレあらすじ:承
FBIはフォード捜査官(フレッド・ウォード)とドイル捜査官(ケヴィン・ダン)に捜査を指示、関係者の家宅捜索の結果、エディの家から全く身に覚えのない無線機と現金25万ドルが発見され、エディは容疑者として追われる身となってしまいます。エディは自らの疑いを晴らすため、チームの同僚である物理学者リリー(レイチェル・ワイズ)と共に逃走、エディの古くからの知人マギー(ジョアンナ・キャシディ)に匿われます。エディは数少ない理解者で、プロジェクトに出資しているムーア財団の基金援助員シャノン(モーガン・フリーマン)に相談しますが、電話の内容は警察に盗聴されており、エディは執拗な追跡を受けます。途中で警官が何者かに射殺されたことからエディは警官殺しの罪も着せられてしまい、リリーと共に無人の別荘に身を隠します。
チェーン・リアクションのネタバレあらすじ:転
一方、シャノンはバージニア州にある秘密の巨大施設「C-システム」の内部で、施設の共同責任者コリアー(ブライアン・コックス)と口論になっていました。C-システムはエネルギー革命を巻き起こすであろうソノ・ルミネセンス計画の利権を狙っており、シャノンは穏健派でしたがコリアーは目的のためなら違法行為も辞さない強硬派でした。FBIはムーア基金の実態が不透明なことからコリアーらにも疑いの目を向け始め、彼らと裏社会の繋がりを調べるうちにエディは無実ではないかと感じ始めます。一方、シャノンに疑いを持ったエディは彼に接触しようとしますが、リリーはコリアー一味にさらわれてしまいます。エディは偶然見つけたパトカーの端末から犯人の車の持ち主を割り出します。車はC-システム関係者のものでした。
チェーン・リアクションの結末
エディはC-システムズの施設に乗り込み、拉致されたリリーやプロジェクトのメンバーらが研究に使役されられているのを目撃します。しかし、システムの作動に必要な周波数を知るのはエディただ一人。エディは研究室に潜入してシステムに周波数を設定すると、FBIを始めマスコミ各社にシステムの膨大な研究資料をメールで送付しました。そこにシャノンとコリアーが現れ、コリアーはシャノンの制止も聞かずリリーを人質にとりますが、エディは咄嗟にシステムをシャットダウンし数十分後に爆発するよう仕向けます。コリアーはエディとリリーを施設に閉じ込めて脱出を図りますが、シャノンの手により射殺されます。エディとリリーは間一髪で脱出に成功、C-システムの施設は大爆発を起こして壊滅します。エディとリリーはFBIに保護され、身の潔白を保証されます。一方、シャノンはCIAに連絡を取り、C-システムの壊滅を報告します。シャノンの正体はCIAのエージェントであり、C-システムに潜入捜査していたのです。
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