シンドバッド虎の目大冒険の紹介:1977年イギリス,アメリカ映画。伝説の船乗りシンドバッドの活躍を描いた冒険活劇シリーズ三部作の完結編です。シンドバッドは呪いをかけられてしまった旧友の王子を助けるため、お家騒動を引き起こした邪悪な魔女に闘いを挑んでいきます。
監督:サム・ワナメイカー 出演者:パトリック・ウェイン(シンドバッド)、タリン・パワー(ディオーネ)、ダミアン・トーマス(カシム王子)、カート・クリスチャン(ラフィ)、マーガレット・ホワイティング(ゼノビア)ほか
映画「シンドバッド虎の目大冒険」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シンドバッド虎の目大冒険」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シンドバッド虎の目大冒険」解説
この解説記事には映画「シンドバッド虎の目大冒険」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シンドバッド虎の目大冒険のネタバレあらすじ:起
数々の冒険を繰り広げてきた船乗りシンドバッド(パトリック・ウェイン)は、久しぶりにシャロックの港に降り立ちました。その目的は、旧友で王位継承者のカシム王子(ダミアン・トーマス)とその妹ファラー姫(ジェーン・シーモア)に再会するためでした。しかし街は疫病が蔓延しており、シンドバッドは謎の魔女らに襲われますが間一髪で難を逃れます。ファラー姫と再会したシンドバッドは、カシム王子が魔法によって醜いヒヒの姿に変えられてしまったことを知ります。カシム王子に呪いをかけたのは国王の後妻である邪悪な魔女ゼノビア(マーガレット・ホワイティング)の仕業であり、ゼノビアは実子ラフィ(カート・クリスチャン)を王位に就かせようと目論んでいたのです。
シンドバッド虎の目大冒険のネタバレあらすじ:承
シンドバッドは、カシム王子の呪いを解く方法を探すため、カスガルに住む賢者メランシアス(パトリック・トラフトン)のもとを訪ねるべく、カシム王子とファラー姫を船に乗せて出港します。そしてメランシアスとその娘ディオーネ(タリン・パワー)を訪ねたシンドバッドは、呪いを解くには極北の秘境ハイパボリアにある原住民アリマスピ族の聖地に行く必要があることを知ります。シンドバッド一行はメランシアス親子を加えて危険な航海に旅立ちます。しかし、シンドバッド一行の動きを嗅ぎつけていたゼノビアは、金属製の巨像「ミナトン」に魔法をかけて生命を与え、ラフィと共にシンドバッドたちの後を追いました。
シンドバッド虎の目大冒険のネタバレあらすじ:転
シンドバッド一行はようやくハイパボリアに辿り着きますが、日に日にカシム王子から人間の理性が失われようとしており、一刻も争う状況になっていました。一行はアリマスピの聖地ピラミッドへ向かいますが、そこには既にゼノビアらが先回りしていました。ゼノビアは無理やり「ミナトン」の力で入口をこじ開け、ミナトンは力尽きて用済みとみなされてしまいます。遅れてピラミッドに着いたシンドバッド一行はゼノビアの先回りに悔しさを露わにします。カシム王子の呪いを解くには、ピラミッドの神殿内に設置された檻にカシムを入れて引き上げ、太陽の光に当てる必要がありました。
シンドバッド虎の目大冒険の結末
シンドバッド一行らの目の前に、ラフィが剣を抜いて立ちはだかりますが、ラフィは理性を失いつつあったカシム王子に殺されてしまいます。やがてピラミッドは崩壊を始め、シンドバッドらは間一髪でカシム王子を檻に入れて太陽の光を浴びせ、王子はようやく呪いが解け人間の姿を取り戻します。逆上したゼノビアは、神殿内に氷漬けになっていたサーベルタイガーに魔法で乗り移り、シンドバッドに襲い掛かりますが、壮絶な死闘の末にシンドバッドはサーベルタイガーごとゼノビアを槍で突き刺し、勝負に決着をつけます。一行は崩れゆくピラミッドから脱出、無事にシャロックに帰り着いたカシム王子は、無事に戴冠式を迎えることとなったのです。
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