地獄のコマンドの紹介:1985年アメリカ映画。チャック・ノリスが主演と脚本を手掛けた作品で、アメリカ全土で無差別テロを巻き起こし侵略を目論むテロリスト集団にたった一人で立ち向かう元CIAエージェントの活躍を描いたアクション映画です。
監督:ジョセフ・ジトー 出演者:チャック・ノリス(マット・ハンター)、リチャード・リンチ(ミハイル・ロストフ)、メリッサ・プロフェット(マクガイア)、アレックス・コロン(トーマス)、エディ・ジョーンズ(キャシディ)ほか
映画「地獄のコマンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「地獄のコマンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「地獄のコマンド」解説
この解説記事には映画「地獄のコマンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
地獄のコマンドのネタバレあらすじ:起
キューバからアメリカへ密入国のため難民団がボートでカリブ海を航行していました。アメリカ・マイアミが近づいてくると難民団の前にアメリカ国旗を掲げた沿岸警備艇が接近、難民たちが喜びの声をあげたその瞬間、警備艇から機関銃が難民に向けて撃ち込まれ、船底に積み込まれていた麻薬は奪い取られていきました。警備隊に変装した彼らの正体は、アメリカ全土に無差別テロを仕掛けて混乱させ、国を乗っ取ろうとする「USA侵略計画」の実行を目論む天才テロリスト、ミカール・ロストフ(リチャード・リンチ)率いるテロリスト集団だったのです。
地獄のコマンドのネタバレあらすじ:承
ロストフの一味は奪った麻薬を密売人に売って資金を作り、全米各地で郊外の民家の襲撃や外国人コミュニティの襲撃などのテロ事件を相次いで引き起こしていきます。そんな中、ロストフにとって唯一の障害となっているのが、元CIAの凄腕エージェント、マット・ハンター(チッック・ノリス)でした。ハンターはこれまでにも生き度となくロストフの前に立ちはだかり、数々のテロ計画を阻止してきたのです。ロストフ一味は今は引退してフロリダで静かに暮らすハンターの自宅を襲撃、間一髪で九死に一生を得たハンターは、その手口からロストフが戻ってきたと気付きます。
地獄のコマンドのネタバレあらすじ:転
クリスマス商戦最中のショッピングモールは大勢の人で賑わっていました。そこでもテロリストの魔の手が忍び寄っており、モールは銃撃戦となりハンターはたまたま居合わせた女性ジャーナリストのマクガイア(メリッサ・プロフェット)の協力を得ながらテロリストを一人ずつ片付けていきます。テロ一味は教会を攻撃しながら逃走、子供たちを乗せて走るスクールバスに爆弾を仕掛けますが、ハンターは間一髪で爆弾を取り外し、「おい、忘れ物だぞ」とテロ一味に投げ返して撃破します。
地獄のコマンドの結末
アメリカ政府はテロに対抗してアトランタに緊急対策本部を設置し、街中には戒厳令が敷かれていきました。自らをおとりにロストフをおびき出そうと考えたハンターはアトランタであえてFBIに身柄を拘束され、テレビを通じてロストフを挑発します。ロストフは全ての配下テロリストにハンターの抹殺を指示、総攻撃を仕掛けますが、テロリストたちは軍隊や警官隊に包囲されていきます。ハンターはロストフに一騎討ちを挑み、見事にロストフを射殺して決着をつけました。間もなくテロリスト集団も軍隊に降伏しました。
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