下妻物語の紹介:2004年日本映画。下妻を舞台に、ロリータとヤンキーという意表をつく組み合わせの2人が、奇妙な友情で結ばれていく様子を描いた作品。ロリータ娘の桃子を演じる深田恭子とヤンキーのイチゴを演じる土屋アンナが等身大の女子高生の姿を好演し、面白くて最期にはほろっと泣ける感動の青春映画です。
監督:中島哲也 出演:深田恭子(桃子)、土屋アンナ(イチゴ)、宮迫博之(桃子の父)、篠原涼子(桃子の母)ほか
映画「下妻物語(2004年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「下妻物語(2004年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「下妻物語(2004年)」解説
この解説記事には映画「下妻物語(2004年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
下妻物語のネタバレあらすじ:◆ロリータ娘の桃子とヤンキーのイチゴ
ロリータファッションが生きがいの桃子と、特攻服を着てバイクを乗り回すヤンキーのイチゴは同じ下妻市に住む女子高生です。イチゴが桃子の父親の作った偽ブランド品を買いにいった際に、偶然2人は出会います。
マイペースに自分を貫く桃子に、根性を感じたイチゴは、頻繁に桃子の家を訪ねるようになります。
下妻物語のネタバレあらすじ:◆2人に芽生え始めた友情
イチゴが敬愛するレディースの総長の引退パレードで、伝説の刺繍屋に刺繍をしてもらった特攻服を着ることが、イチゴの夢でした。桃子がパチンコで儲けたお金で、特攻服に刺繍をしてもらおうと意気込むイチゴでしたが、代官山にあるという刺繍家は存在しませんでした。
落胆するイチゴのために、刺繍が得意な桃子は、イチゴの特攻服に刺繍を施します。この日を境に、2人の間に友情が芽生え始めます。
下妻物語のネタバレあらすじ:◆お互いを気遣いあう桃子とイチゴ
総長の引退パレードが終わった後、桃子はイチゴに呼び出され、イチゴが失恋したことを聞かされます。
一方、桃子は代官山のお気に入りのショップで刺繍の腕を見込まれ、新作のワンピースに刺繍を入れることを依頼されます。なかなか刺繍を仕上げることのできない桃子はイチゴに弱音を吐きます。イチゴは、レディースの総会を抜けてまで、桃子を励ましに駆けつけます。
下妻物語の結末:◆イチゴの危機を救った桃子
電話でイチゴが「けじめ」という言葉を口にしているのを聞いた桃子は、イチゴの危機を救うべく、不慣れなバイクを操縦しイチゴのもとへと駆けつけます。レディースの仲間からボコボコにされているイチゴを見た桃子は、レディースの輪の中へバイクで突っ込んでいきます。
見た目とは裏腹に強い口調で啖呵を切る桃子の迫力に、レディースもイチゴも茫然とします。桃子は、無事にイチゴを救い出すことができ、2人はバイクで颯爽と走り去るのでした。
以上、映画「下妻物語」のあらすじと結末でした。
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