ヒストリー・オブ・バイオレンスの紹介:2005年アメリカ,カナダ映画。アメリカの田舎町でレストランを営むトムが銃を持って押しかけた強盗をあっという間の早業で撃退してしまいます。このことが報道されヒーローになって顔が映し出されたトムの元へ怪しい男たちが現れ始めトムの過去が暴かれていくというバイオレンス映画です。
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演者:ヴィゴ・モーテンセン(トム・ストール)、マリア・ベロ(エディ・ストール)、エド・ハリス(カール・フォガティ)、ウィリアム・ハート(リッチー・キューザック)、アシュトン・ホームズ(ジャック・ストール)、ピーター・マクニール(サム・カーニー保安官)ほか
映画「ヒストリー・オブ・バイオレンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヒストリー・オブ・バイオレンス」解説
この解説記事には映画「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒストリー・オブ・バイオレンスのネタバレあらすじ:起
アメリカの田舎町でレストランを営むトムは妻のエディとはいつもラブラブで愛を確かめ合っています。二人の子供がいて幸せに過ごしていました。ある日トムのレストランに二人の男がやって来ました。男はカウンターに座り嫌がらせを始めました。そして客の女性の胸を触りだしました。トムはじっと見ていましたが、一人が銃を構えた瞬間トムはコーヒーを顔にかけ銃を奪い二人を撃ち殺しました。この事件は連日テレビが取り上げトムは一躍ヒーローになりました。そしてテレビで顔も映されました。
ヒストリー・オブ・バイオレンスのネタバレあらすじ:承
トムの活躍でレストランは満員の盛況でした。そこに二人の男がやって来ました。マフィアで片目が義眼のフォガティという男が子分と来ているのです。フォガティはトムに話しかけます。お前はジョーイだと言うのです。トムは自分はトムだと言いますが引き下がりません。そして金を払って出て行きました。一緒にいたエディが警察に電話をかけますが証拠もなくなすすべがありません。その後フォガティらはトムの周りうろつき始めます。トムは妻と息子にいざというときの為にショットガンを持たせました。
ヒストリー・オブ・バイオレンスのネタバレあらすじ:転
そしてフォガティらがついに動きました。息子のジャックを拉致したのです。息子を返してほしかったらいっしょにフィラデルフィアに来いと言うのです。その時トムは隙をついて子分二人を射殺しました。しかしフォガティに撃たれてしまいます。フォガティはトドメを刺すため倒れたトムに銃を向けます。その時息子のジャックがショットガンでフォガティを背後から射殺しました。フォガティの鮮血がトムの顔にかかります。立ち上がったトムはジャックと抱き合います。入院したトムはエディに真実を話します。自分はジョーイでかつてフィレデルフィアのマフィアで殺し屋をやっていたことです。聞いたエディは狂ったように出て行きました。退院したトムはエディとの関係を戻そうとしますがエディは嫌がります。抵抗するエディを階段で押し倒し無理やり結ばれるのでした。
ヒストリー・オブ・バイオレンスの結末
トムはフィラデルフィアに向かいました。過去を清算するためです。実の兄であるリッチーがボスです。二人は部屋で話をします。リッチーはトムを殺す気でした。そして子分が背後からトムの首をロープで絞めます。トムは反撃して子分たちを次々殺し、隠れます。子分を殺されたリッチーは怒り銃を持ちます。そしてトムを探します。突然トムがリッチーの前に立ちリッチーの頭を撃ちぬきます。すべて終わりトムは夜自宅に戻りました。エディと子供たちが食事をしていました。一言もしゃべらずトムは椅子に座りました。エディの顔色をうかがう息子のジャックでした。
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