大魔神逆襲の紹介:1966年日本映画。大魔神シリーズ3作目で、今回は子供が主役となっています。木こりで生計を立てる村の隣の領主が城を建設するために、木こりたちをさらい労働者として働かせた事により大魔神が怒りすべてを破壊するという、このシリーズならではの内容です。興行的には失敗し大きな赤字になったため大魔神は3作目で打ち切りとなりました。
監督:森一生 出演者:二宮秀樹(鶴吉)、堀井晋次(大作)、飯塚真英(金太)、長友宗之(杉松)、山下洵一郎(庄八)、仲村隆(三平)、安部徹(荒川飛騨守)、名和宏(松永大膳)ほか
映画「大魔神逆襲」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「大魔神逆襲」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
大魔神逆襲の予告編 動画
映画「大魔神逆襲」解説
この解説記事には映画「大魔神逆襲」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
大魔神逆襲のネタバレあらすじ:起
とある山奥の村では荒神様と呼ばれる魔人が暴れ天変地異が起っていました。村人は荒神様の怒りとして荒神様を神と祭り、魔人像のある山には近づかないようにしていました。この村の男たちは木こりで生計を立てていました。ある日隣の領主が城の建設の為にこの村の木こりたちをさらい強制労働者としてこき使っていました。城の建設地区は火山があり硫黄が湧き出る地区でした。脱走を試みた者たちは硫黄の沼に落とされ殺されていました。
大魔神逆襲のネタバレあらすじ:承
ある日一人の男が、建設現場から脱走して村に帰って来ました。村では彼の話を聞き対策を練りました。しかし彼が帰って来た道は魔人の山を越えてきたのでした。他の道は隣の領主たちの兵が監視していて通れません。しかし村人は魔人の怒りを恐れて魔人の山には入れないと言いました。そこで立ち上がったのがさらわれた木こりの子供達でした。鶴吉がリーダー格で大作、金太、杉末の4人で出発しました。魔人の山の入り口では老婆に止められますが、帰ったふりをして魔人の山に入りました。
大魔神逆襲のネタバレあらすじ:転
鶴吉たちはしばらく歩くと魔人像のたたずむ平原に到着しました。鶴吉達は魔人像に祈りを捧げました。そのころ城の建設現場では、別の男が脱走を試みました。しかし途中で捕まり見せしめに硫黄の沼に落とされました。領主は魔人の山を通っているらしいと考え、追っ手を魔人の山に向かわせました。そして追っ手たちは鶴吉ら4人と鉢合わせし火縄銃で撃ったりしたものの、鶴吉らに巻かれ捕まえる事が出来ませんでした。このころから魔人の山には吹雪が吹き荒れ辺りは雪で真っ白になりました。そして再び追っ手が鶴吉たちを狙っていると荒神の化身と言われる鷹が飛んできて追っ手達を倒しましたが、鷹も負傷し鶴吉たちの所に落ちました。鷹は死んでいました。鷹から血が流れると同時に魔人像からも血が流れました。
大魔神逆襲の結末
鶴吉は鷹を埋葬し、荒神様に祈りを捧げます。他の子供隊は雪の中眠っていました。鶴吉はさらに願いを込め祈り涙を流した時大魔神が現れました。大魔神は城の建設現場にやって来ました。建設中の城を叩き壊し、領主たちの兵を殺していきました。すべてを破壊し領主を捕まえ剣を抜いて突き刺しました。そのころ鶴吉たちも現場に着き親や兄達と再会しました。大魔神に礼をいいお祈りをすると大魔神は粉々になり消え去りました。
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