映画「10日間で男を上手にフル方法」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
10日間で男を上手にフル方法の紹介：2003年アメリカ映画。アンディは女性向けファッション誌でハウツー記事を書くライター。ある日男を10日間でいかに上手くフルかという記事を書くことになります。同じ頃、広告代理店のベンは、大きな仕事の担当を賭けて 10日間で彼を愛してくれる彼女を見つけるよう上司に命じられます。
監督：ドナルド・ペトリ 出演：ケイト・ハドソン（アンディ・アンダーソン）、マシュー・マコノヒー（ベン・バリー）、キャスリン・ハーン（ミシェル）、アニー・パリッセ（ジェニー）、アダム・ゴールドバーグ（トニー）、ほか
この解説記事には映画「10日間で男を上手にフル方法」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニューヨークにある女性ファッション雑誌、コンポージャーの記者、アンディ・アンダーソンは女性向けのハウツー記事を書いていますが、いつかは本来書きたい政治、経済、宗教や貧困などの社会派記事が書ける日を夢見ていました。ある日同僚のミシェルが彼氏に振られた事からヒントを得て、10日間で男を上手に振る方法を書いてみようと思いつきます。女性がすると嫌がられるような行動を敢えて男性にして振らせるという物でした。編集長はこのアイディアを気に入りアンディに記事にするよう命じます。彼女は10日間の間に男性を見つけ振られなければならなくなりました。
一方、広告代理店に努めるベンジャミン（ベン）はダイアモンド大手のデラウェアの宣伝という大仕事に向けての会議中、ライバルで女性同僚のスピアーズとグリーンから 女性の気持ちが分からない人にこの仕事は無理だろうと煽らます。ベンは女性の気持ちを理解しているので簡単に女性を落とす事ができると言ってしまいます。そこで上司から10日以内に愛する彼女を見つけて会社のパーティーに連れてきたら、デラウェアの宣伝広告を任せると言われます。
その後、スピアーズとグリーンは仕事でコンポージャー社に来ていましたが、偶然アンディの雑誌企画を知り、ベンを彼女に合わせ10日間で別れるようこっそりと企みます。その夜、ベンとバーで飲んでいたスピアーズとグリーン、偶然同じバーにアンディ見つけ、彼女を10日間で落としてみろとベンに言います。金髪の可愛らしいアンディを見てやる気と自信を見せるベン、早速アンディに声をかけ誘えば、アンディも記事のために誘いに乗り、バーを二人で抜け出します。その後ベンのアパートに入り良い雰囲気になるも、アンディは計画通りムードをぶち壊し、その日は家に帰ります。
その後もアンディはベンに嫌われそうなことを続けます。バスケットの試合でクライマックスなのにベンにコーラを買いに行かす、映画に行けば他の客とベンを喧嘩させる。ベンの部屋に女性趣味の物を勝手に置き犬もプレゼントします。男友達との楽しみであるポーカーナイトも彼女に邪魔されてイライラが爆発、アンディと別れようとしますが、契約担当を任されたい一心で必死にアンディを引き止めカップルセラピーまで提案します。そしてセラピスト（実はアンディの友人ミシェルが演じている）にベンの実家に彼女を連れていく提案をし、二人はベンの家族を訪れます。そこでアンディはベンの家族に歓迎されすぐに打ち解けます。ベンとアンディの距離は一気に縮まり二人は自然に結ばれます。
ニューヨークに戻った二人、明日は10日目に当たる日。ベンはアンディを宝石商主催のパーティーへ誘います。本気でベンを愛し始めてしまったアンディは記事を書けないと上司に告げるも、プロならば書くよう命令されます。そしていよいよパーティー当日、美しく正装したアンディを連れて現れたベンは上司から広告契約の担当に任命されます。ですが、そのパーティーに出席していたアンディの上司から彼女の記事のことを聞かされたベンは怒り、アンディもスピアーズ達の差し金でベンの友人トニー達から契約担当を取るためだったと知らされ二人はパーティー会場の来客の前で大喧嘩をして別れてしまいます。
その後、トニーにアンディの記事を読むよう言われたベンはその内容に驚きます。記事でアンディは、愛する人を失ってしまった事の後悔を綴っていたのです。それを読んだベンはアンディの元へ行きますが、すでに会社を辞めワシントンDCでジャーナリストとしての面接を受けるために、もうすぐ飛行機で立ってしまうと知らされます。ベンはバイクで空港へ向かうアンディのタクシー見つけ追跡し、彼女を愛していると告げます。ベンはタクシー運転手に彼女の家に戻るよう頼みます。二人はやっと本当の恋人になりキスをします。
ゴールディー・ホーンの娘のケイト・ハドソンが主演のハッピーラブコメディです。ケイト・ハドソンが本当に明るくて健康的でかわいい。十日間で男性に振られる、十日間で女性に愛されると正反対の目的を持った二人が出会い、やがて本当の恋に落ちるというのは、展開は読めるけれど、安心して見ていられる作品です。ベンの実家にアンディとベンが行ってみんなと触れ合い、家族の温かさに触れるというシーンがとてもよくて、ジーンときました。