エイリアン2の紹介:1986年アメリカ映画。巨匠リドリースコット監督が恐怖に満ちた第1作を手がけたことで、今度はターミネーター等のアクション映画監督で知られるジェームズキャメロンが制作し、テイストがガラリと変わります。ノストロモ号事件で唯一の生き残った二等航海士リプリーが乗った宇宙船は57年後にようやく発見される。エイリアンの存在と危険性を訴えるリプリーだったが、彼女を驚愕の事実が襲う。
監督:ジェームズ・キャメロン 出演:シガーニー・ウィーヴァー(リプリー)、マイケル・ビーン(ヒックス)、キャリー・ヘン(レベッカ・“ニュート”・ジョーダン)、ランス・ヘンリクセン(ビショップ)、ポール・ライザー(バーク)、ジャネット・ゴールドスタイン(ヴァスクェス)、ほか
映画「エイリアン2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エイリアン2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エイリアン2」解説
この解説記事には映画「エイリアン2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エイリアン2のネタバレあらすじ:1.会社への報告
57年の間宇宙を漂っていたリプリーは無事に救助され、彼女はなぜ船が破壊されたのかをウェイランドの社長に報告しなければなりませんでした。彼女は淡々と事実を述べますが、誰も真剣に聞いてはいませんでした。
エイリアン2のネタバレあらすじ:2.居住者の失踪
ウェイランド社は、以前リプリーが謎の信号を発信する宇宙船があった惑星を開発し、そこには、すでに多くの居住者がいました。しかし、その星で157人が忽然と姿を消したため、海兵隊が投入されることとなります。それにはリプリーも同行することになりました。彼らは宇宙船スラコ号に乗り、惑星へ目指します。クルーの中にはロボット生命体がいて、昔の嫌な記憶が蒸し返されたリプリーは、彼に拒否反応を示します。惑星へ到着した彼らは、装甲車で探査し、居住区が無残にも破壊されていることがわかります。そこには誰も住んでおらず、彼らは第二居住区へと捜査を進めると、換気口に隠れていた少女を保護します。
エイリアン2のネタバレあらすじ:3.エイリアンの襲撃
海兵隊員は環境改造システム施設の内部に、強い生命反応があることから、彼らは装甲車で侵入をしますが、エイリアンに襲われ、大多数の隊員が抵抗もできずに死亡します。そこで海兵隊のヒックス伍長は、エイリアンのいる施設への核兵器投下と、宇宙船での避難を指示しますが、宇宙船にもエイリアンが入り込んでおり、ほどなくして宇宙船は墜落、その影響により環境改造システムが壊滅的な打撃を受けてしまいます。
エイリアン2のネタバレあらすじ:4.過酷な現実
海兵隊員らは居住区の司令室でバリケードを作り、エイリアン対処をしますが、システムの破壊により全ての施設が4時間後に爆発することとなりました。彼らはロボット生命体のビショップを使い、通気口の中を移動させ、通信システムへと向かわせます。襲ってきたエイリアンを撃退した一行でしたが、すぐさま停電がおき、その影響で司令室には大量のエイリアンが降りてきます。
エイリアン2のネタバレあらすじ:5.少女
リプリーは少女の導きで換気口の中へ入り、避難します。しかし、少女はエイリアンにさらわれてしまいます。ビショップが呼び寄せた降下艇で残った人達が脱出をはかりますが、少女を救うためにリプリーは施設の中へと入ります。そして卵が無数にある部屋を見つけると、そこにも少女がいて、彼女を助けると全ての卵を火炎放射器で焼きます。
エイリアン2の結末:エイリアンとの激闘
これに怒ったエイリアンのボスは、リプリーを攻撃しようとしますが、彼女はからくも降下艇に乗り、星を後にします。しかし、降下艇の中にボスは潜んでいて、リプリーを攻撃しようとしてきますが、彼女はエイリアンを宇宙へ放出します。全てが終わり、彼らは冷凍睡眠へと入りました。
以上、映画エイリアン2のあらすじと結末でした。
「エイリアン2」感想・レビュー
-
この映画で一番好きなシーンを書きます。
少女を救うために、リプリーが全身に武器を装着し、エレベータで地下へおりていく。なんとか少女をつれてエレベータで昇っていくときには、弾丸を使い果たして、丸腰状態。それでもエイリアンが襲ってきて、もうリプリーにできるのは少女を抱きかかえ、最後を見せないようにすることだけ。と、その背後に、ビショップの乗った舟が姿を現す。
リプリーは、行きは女戦士だったものが、帰りはかよわい女になっている、という図式です。そこへ救いのヒーローが登場する、という図式で、悪く言えば男尊女卑。よく言えば、お姫さまを救いに王子様がやってくる、みたいな感じです。
男性のヒロイズムを刺激する場面ですし、男性を頼りにするタイプの女性にもウケる場面だと思うのです。 -
エイリアンシリーズで普及の名作と呼ばれているこの「エイリアン2」です。
作品は1986年制作のものですが、今観ても全く色褪せません。当時のSF技術でこれ程の「恐怖」「リアリティ」「アクション」を映像化した作品は数少ないでしょう。
私の好きなキャラクターは主人公リプリーよりもヒックス伍長です。
他の兵士たちが息巻いている中、唯一と言って良い程冷静に立ち回り、皆を助ける姿は男の中の男と言えるでしょう。一度見はじめたらノンストップで進むハイクオリティSF映画の最高峰として100点満点の作品です。
私が好きなシーンといえば生き残りの少女レベッカが途中エイリアンに連れ去られ、リプリーが武器フル装備で奪還!!このシーンは本当に緊張感があり、少女はまだ生きていたという喜び、だが直ぐ目の前にはエイリアンの親玉、リプリーが怒りをぶつけるかのように卵諸共火炎放射を放った時は私も胸が熱くなりました!そして最初の映画のエイリアンとは違い今回は優しいアンドロイドだった処も好きです!最後の方でリプリーモビルスーツ炸裂した時もビショップが少女の手をしっかり握っていてくれたお蔭でハッピーエンドで終われたと思うので。その他にもヴァスクェスの自爆シーンなど切なくも感動的だったり見所満載でした。