恋しくての紹介:2007年日本映画。石垣島で音楽に燃える高校生たちを描いた映画。その中で家族や友達、恋も織り交ざっており共感できる青春物語。
監督:中江裕司 出演:石田法嗣(宮良セイリョウ)、東里翔斗(比嘉栄順)、山入端佳美(宮良加那子)、宜保秀明(島袋マコト)、大嶺健一(上地浩)、与世山澄子(宮良澄子)、ほか
映画「恋しくて」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恋しくて」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「恋しくて」解説
この解説記事には映画「恋しくて」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恋しくてのネタバレあらすじ:起
石垣島に清良と加那子という兄妹がいました。音楽をやっていた二人の父は奄美へ音楽を求め去ったきり連絡は途絶えていました。時は経ち加那子は高校生になったと同時に、昔近所に住んでいた栄順に再会し清良がバンドをやらないかと強引に誘いました。清良、子分の真、栄順の三人でセイリョウズというグループを結成しました。栄順がボーカル担当でしたが、人前で歌ったことのなかった栄順は歌えませんでした。しかし加那子が栄順を応援し寄り添うことで、次第に歌えるようになりました。次第に二人は恋に落ちます。
恋しくてのネタバレあらすじ:承
セイリョウズも軌道に乗り、文化祭のオーディションを受けましたが落ちてしまいました。栄順はボーカルである自分に責任を感じ落ち込みますが清良はもっとうまくなって僕らは東京に行こうと言い出しました。しかしそんな中清良が高校を中退し、何も言わず島を出て行きました。清良は父を探しに奄美へ行ったのです。しかし既に父は崖から落ちて亡くなったとのことで、その父は曲を遺していました。その曲を清良は受け取りましたが、石垣島には帰らないままでした。
恋しくてのネタバレあらすじ:転
次の年の文化祭は中止ということでセイリョウズは落ち込んでいました。しかしそんな中清良が帰ってきてバンドをビギニングと改名すると言い出しました。そして自分たちで大会を開催させようと提案します。その大会はバンドのみにとどまらず伝統芸能なども含みバラエティ豊かでありながら、とても厳しい審査となりました。その中でビギニングは優勝できました。その後栄順と加那子は二人で結婚して東京に住むことを誓いました。そんな二人に清良が交通事故で亡くなったというニュースが舞い込んできました。
恋しくての結末
バンドメンバーは悲しみましたが清良のためにもバンドを続けることを決めました。そしていよいよ上京する日にバンドメンバーと加那子が行く予定でしたが加那子の祖母が捻挫してしまったので加那子は島にとどまることになりました。そして東京での大会に出場し最終予選まで進出できましたが、そこではオリジナル曲でなくてはならなかったのです。その頃、加那子は清良が持っていた父の楽譜を栄順に歌って欲しいと、そして別れようという手紙を添えて栄順に送りました。そして最終予選でその曲「恋しくて」を披露し、ビギニングはグランプリに輝きました。
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