モーガン プロトタイプ L-9の紹介:2016年アメリカ映画。「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコットが製作、その息子ルーク・スコットが監督を務めたSFアクションスリラーです。近未来を舞台に、極秘裏に開発された人工生命体の試作品が突如暴走して研究者らを襲い、開発会社の危機管理コンサルタントが対処に向かうのですが…。
監督:ルーク・スコット 出演者:ケイト・マーラ(リー・ウェザーズ)、アニャ・テイラー=ジョイ(モーガン)、トビー・ジョーンズ(サイモン・ジーグラー博士)、ローズ・レスリー(エイミー・メンサー博士)、ボイド・ホルブルック(スキップ・ヴロンスキー)ほか
映画「モーガン プロトタイプ L-9」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「モーガン プロトタイプ L-9」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
モーガン プロトタイプ L-9の予告編 動画
映画「モーガン プロトタイプ L-9」解説
この解説記事には映画「モーガン プロトタイプ L-9」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
モーガン プロトタイプ L-9のネタバレあらすじ:起
近未来。遺伝子エンジニアリング会社「シンセクト社」では、DNAを人工的に合成した人工生命体「L-9」の開発が極秘裏に進められていました。いくつかの試作品の中でも“モーガン”(アニャ・テイラー=ジョイ)は生まれてからわずか5年ほどで20歳前後の容姿にまで急激な成長を遂げ、頭脳も波の人間を上回っていました。しかしある日、モーガンは研究員のグリーフ博士(ジェニファー・ジェイソン・リー)の左目に怪我を負わせるという事件を起こしてしまい、シンセクト本社は事件の調査と研究続行の可否を判断するため、本社危機管理コンサルタントのプロフェッショナルであるリー・ウェザーズ(ケイト・マーラ)が心理学者のシャピロ博士(ポール・ジアマッティ)らと共に派遣されることになりました。
モーガン プロトタイプ L-9のネタバレあらすじ:承
研究所でモーガンと対面したリーは、調査チームらとの夕食の席で、過去にヘルシンキで起きたある事件の話を耳にします。それは、そこで人口生命体の研究をしていたチェン博士(ミシェール・ヨー)とジーグラー博士(トビー・ジョーンズ)のチームが何者かに襲撃され、大半のスタッフが殺害されてしまったのだというのです。翌日、チームに合流したシャピロ博士はモーガンと対面、いくつかの質問をするうちにからかうような態度を取ったところ、突如モーガンが暴走しシャピロ博士を殺害してしまいます。リーはモーガンはもはや制御不能だと判断して殺処分と研究打ち切りを決断しますが、モーガンに関わってきてすっかり情が移っていたスタッフたちは躊躇します。
モーガン プロトタイプ L-9のネタバレあらすじ:転
モーガンの殺処分に反対するスタッフたちはリーに鎮静剤を投与して眠らせてモーガンが入っていた硝子張りの部屋に閉じ込めると、モーガンを連れて施設を脱走しようと試みます。しかし、暴走したモーガンはスタッフたちを一人ずつ殺していきました。その頃、科学者たちの居住施設では、チェン博士が自らの実験の失敗や驚愕の事実をビデオカメラに残そうとしていました。人口生命体は元々は兵器にするために研究開発されていたこと、そしてモーガンに人間らしい感情を組み込みことができなかったことなどを告白していましたが、その直後にチェン博士は部屋に入ってきたモーガンに殺害されました。
モーガン プロトタイプ L-9の結末
部屋を何とか脱出したリーはモーガンの暴走を食い止めるべく行動を開始します。モーガンは育ての親であるメンサー博士(ローズ・レスリー)を連れて逃走、リーは湖のほとりまで追いつめて格闘戦となり、深手を負いながらもモーガンを仕留めます。その後、リーは関係者を処分しました。リーの正体とはモーガンとは別に研究開発されていた人口生命体「L-4」であり、本社はリーの功績を高く評価して「L-9」の開発を中止、予算の全てを「L-4」に割り当てることを決定しました。
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