ウルフ・オブ・ウォールストリートの紹介:2013年アメリカ映画。実在する株式ブローカー ジョーダン・ベルフォードの回想録、ウォール街狂乱日記、狼と呼ばれた私のヤバすぎる人生を映画化した作品で主演のレオナルド・ディカプリオが熱演したことで話題となりました。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒーほか
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウルフ・オブ・ウォールストリートの予告編 動画
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」解説
この解説記事には映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ウルフ・オブ・ウォールストリートのネタバレあらすじ:ブローカーとして成功していくジョーダン
ジョーダンはニューヨークに住む人で、両親は会計士をしています。何にも取り柄のない彼が、ウォール街で働きだし、そして億万長者の道を駆け上がっていきます。そんな彼は、22歳になると株式ブローカーとして見習い、すぐにテレサという女性と結婚をします。そこの社長は変態オヤジで、成功したいならドラッグと女を堪能しようなんて社員に言っています。そして勉強の末、ジョーダンは株式の試験に合格し、晴れてブローカーの道を歩みます。
ウルフ・オブ・ウォールストリートのネタバレあらすじ:株の売買を経験するジョーダン
しかし、暗黒の木曜日がウォール街を襲います。失業してしまった彼は、仕方なしに職を探すことにしました。すると小さな会社を見つけ、行ってみることにしました。そこで働いているうちに彼は数ヶ月後、たくさんの富を蓄積します。同じマンションの人が彼の派手な車を目にし、そして彼の破格の給料から彼とともに働くことになったりと、いろんな仲間が続々集まってきました。彼らはガレージを探して机と電話を置き、大会社に電話をかけまくって株を売買していきます。そしてどんどんと取引が増えていき、しまいには26歳の時にストラットンオークモント社を設立します。
ウルフ・オブ・ウォールストリートのネタバレあらすじ:会社を設立し、乱痴気騒ぎを起こすジョーダン
彼らの事業はうなぎのぼりに増えていき、いつものパーティはマーチングバンド、さらには売春婦といった派手なものを開催します。それはジョーダンが初めて行った会社の社長の話を守ったことにあります。業績が伸びていくと、いろんな大新聞が彼らを取り上げ、さらには天下のFBIからも目をつけられる始末。
ウルフ・オブ・ウォールストリートのネタバレあらすじ:ジョーダンの派手な生活
彼の遊びはもう派手で、売春婦と浮気は日常茶飯事で、これには妻も大激怒して、離婚してしまいます。ジョーダンはそんなことお構いなしに遊びつくし、ある女性が気になると、彼女を家に呼んで、そして秘書も雇うということをします。その秘書が金を盗み、ジョーダンは警察に突き出しました。
ウルフ・オブ・ウォールストリートのネタバレあらすじ:失態を犯すジョーダン
そして彼女と結婚することになり、それは派手な結婚式を開催します。子供も生まれますが、それでも彼の売春婦好きは治りません。彼は会社のお金を綺麗にするためにスイスの銀行を開きます。そして家族総出で彼の会社の不正会計を包み隠すようになりました。ジョーダンは失態を犯し、警察に逮捕されます。でもすぐさま釈放されます。警察が逮捕した理由はドラッグの運転ですが、彼に運転の形跡は見られなかったからでした。警察はずっとジョーダンたちをマークし続け、ついに彼らは逮捕されていきます。そして妻も彼を愛さなくなりました。離婚してしまいます。
ウルフ・オブ・ウォールストリートの結末:罪を言い渡されたジョーダンとその後
その翌日は警察の捜査が入り、20名以上が逮捕されるという大騒ぎ。ジョーダンはついにマネーロンダリングなどの罪で懲役3年を言い渡されます。出所後、彼はニュージーランドでなにやら販売テクニックというセミナーを開いていました。
ストーリー自体は、面白いのですが、目新しさも意外性もありません。
若者が、時流に乗ってウォール街で富を為し、バカ騒ぎをして、最終的には転落するお話です。
ただ、この映画で主演のディカプリオの演技が、あまりに神懸っているため、二度見せずにはいられない作品です。
ディカプリオには、正直、タイタニックでの記憶しか無く舐めていましたが、この作品で彼への印象は180度変わりました。
社員たちを鼓舞するための野獣のような演説、ドラッグに溺れてのたうつ姿、失意と不敵な復活で見せる表情…など、彼の見所が満載の映画だと思います。