ソルジャーズ・アイランドの紹介:2012年アメリカ,ロシア映画。「安全な戦争体験ができる」との触れ込みで孤島を訪れた富豪たちと警護を務める元米軍特殊部隊の男が、何者からの攻撃を受け本当の戦闘に巻き込まれていく姿を描いたミリタリーアクション映画です。
監督:マキシム・コロスティシェフキー 出演者:クリスチャン・スレイター(クレイグ)、ショーン・ビーン(ジョン)、ヴィング・レイムス(グリモー)、ドミニク・モナハン(シン)、ジェームズ・クロムウェル(ハウスマン)ほか
映画「ソルジャーズ・アイランド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ソルジャーズ・アイランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ソルジャーズアイランドの予告編 動画
映画「ソルジャーズ・アイランド」解説
この解説記事には映画「ソルジャーズ・アイランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ソルジャーズアイランドのネタバレあらすじ:起
2008年、アフガニスタン。クレイグ(クリスチャン・スレイター)の所属するアメリカ軍特殊部隊はタリバンのアジトへの潜入捜査を行っていました。ところがクレイグと同僚のリード(フレディ・ロドリゲス)はアジトの中で、私欲のために裏でタリバンとつるんでいたCIAのエージェント、メイソン(コルム・ミーニイ)と遭遇してしまい、軍部から作戦中止命令を受けます。クレイグは命令違反を承知で敵に捕まったリードを助け出しますが、クレイグはリード共々米軍を不名誉除隊させられてしまいました。
2012年。民間の傭兵になっていたクレイグの元に、地中海に浮かぶ小さな孤島“スネーク島”の島民から仕事の依頼が舞い込みました。スネーク島はレアメタルが大量に埋蔵されており、世界各国や投資家、利権を狙う組織から注目の的となっていました。
ソルジャーズアイランドのネタバレあらすじ:承
スネーク島はレアメタルを狙う者らによって無政府状態に陥っており、中でも島を牛耳る独裁者ルポ大佐(ゲンナディ・ヴェンゲロフ)は裏であのメイソンと手を組み、島民を弾圧していました。そのことを知ったクレイグは、反乱軍を率いるセシリア(オクサナ・コロスティシェフスカヤ)らと共に作戦を練り、「安全な戦争体験ができる」との触れ込みで参加者から多額の参加費を募る戦争体験ツアーを企画、得た資金で武器を調達する作戦を思いつき、クレイグは参加者の警護に当たることになります。集まって来たのはロシアの実業家ジョン(ショーン・ビーン)、武器商人グリモー(ヴィング・レイムス)、ゲームデザイナーのシン(ドミニク・モナハン)、携帯電話で一山当てたハウスマン(ジェームズ・クロムウェル)、ウォール街の投資家ヴァンダービア(チャーリー・ビューリー)でした。
ソルジャーズアイランドのネタバレあらすじ:転
何も知らない参加者らはクレイグとリードの指導のもと訓練を開始、緊張感のないままスネーク島を目指して出航しました。しかし上陸直前、一行はルポ大佐の軍の攻撃を受けてリードが犠牲となり、富豪たちは初めて事実を知ることとなりました。島に上陸した一行は反乱軍に合流しますが、ルポ大佐の雇った傭兵集団の襲撃により次々と反乱軍兵士や民間人が犠牲となっていきました。一行はルポ大佐一味を討とうと決意、一行の中に敵との内通者がいるのではと疑います。セシリアを助けに向かったグレイグと別行動を取ったジョンたちはヘリコプターを見つけて乗り込もうとしましたが、それは敵が仕掛けた罠であり、ジョンたちは捕えられてしまいます。
ソルジャーズアイランドの結末
敵のアジトに連行されたジョンたちは、死んだと思われたヴァンダービアと再会し、喜びを分かち合いますが、実はヴァンダービアこそが裏切り者でした。ジョンたちがルポ大佐の前に並べられ、今にも処刑されようとしていたその時、クレイグはルポ大佐の娘を人質に取ってジョンらの解放に成功しますが、水路の出口が閉じてしまい、メイソンやルポ大佐らは脱出、クレイグらは取り残されてしまいます。武器庫から武器を入手したクレイグらは反撃に転じ、ハウスマンは自らの犠牲と引き換えに突破口を切り開きます。クレイグらはメイソンや裏切り者のヴァンダービアらを次々と仕留め、最後はボートで逃げるルポ大佐目がけてバズーカ砲を放ち倒しました。クレイグら生き残った面々は島の平和を祝って乾杯を交わしました。
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