釣りバカ日誌6の紹介:1993年日本映画。ハマちゃんとスーさんは、岩手県釜石市の講演会の仕事にかこつけて釣りに行きます。ハマちゃんは無免許なのでスーさんが運転して行くことに。アイナメ釣りを楽しんだ後、ホテルに行くとハマちゃんが社長、スーさんが運転手に間違えられます。これが事の発端に。それを良いことにスーさんは自分の代わりにハマちゃんに講演会に出てもらいます。スーさんは、ホテルで知り合った仲居・澄子と遠野市に渓流釣りに出かけます。ハマちゃんは壇上で、出産に立ち会った話がウケて爆笑です。その後、澄子の娘の結婚式に出席する為に、またハマちゃんは社長、スーさんは運転手に、果たして二人の嘘はどうなるのか。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、石田えり(浜崎みち子)、喜多嶋舞(佳奈)、中本賢(太田八郎)、戸川純(恵)、久野綾希子(澄子)ほか
映画「釣りバカ日誌6」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌6」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌6」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌6」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌6のネタバレあらすじ:起
スーさんは会社関係の結婚式に何件も出て挨拶をするのに嫌気がさしています。今日も結婚式に出たあと、服を着替えてハマちゃんの待つ釣り船に向かいます。道具を自分で用意していないので長靴がなく、革靴のまま乗船します。ドタバタするうちにスーさんの靴は海の中。今日の狙いはカワハギ、スーさんはハマちゃんの釣ったカワハギは絶対食べようとしません。社長室、新聞記者の立花が入ってきます。県知事が汚職で逮捕されたことで、鈴木建設も入札に参加していたため関係があるのでは?と疑います。スーさんは、きっぱりと献金などしていない、もしそんな事実があれば社長として責任を負うと断言しました。社長室にファックスでアナゴの魚拓が送られてきます。ハマちゃんが昨日の釣果を報告してきたのです。発信元が会社からだと気づいて、スーさんは余計いらだちます。エレベーターで一緒になったハマちゃんとスーさんは、昼休みに会う約束をします。ハマちゃんが欲しそうに高級リールを触っていると、後ろからスーさんが来ます。ハマちゃんは、手にいれたアイナメの仕掛けを見せたいと、スーさんを家に誘います。浜崎家で、ハマちゃんが釜石市独特のアイナメの仕掛けを見せます。今度の休みに釜石市に釣りに行こうと誘いますが、スーさんは仕事の付き合いで行けないと断ります。二人で行く計画を立てていたハマちゃんががっかりすると、スーさんは気持ちだけで嬉しいとしんみりと言います。みち子さんは、奥さんが海外に旅行に行って一人きりのスーさんに今夜泊まるように勧めます。すると、ハマちゃんが大反対します。みち子さんとの、合体を楽しみにしていたのです。スーさんを追い出したハマちゃんに、みち子さんは冷たいと怒って、今日は合体なし。
釣りバカ日誌6のネタバレあらすじ:承
社長室では、スーさんが秘書から予定を聞いて、休みが無いと文句を言っています。しかし講演先が釜石市と聞いて気分が変わります。夜、浜崎家にスーさんが尋ねて来て、今から釜石市に行こうと誘われ、二人は車で向かいます。ハマちゃんは車の免許が無いので、スーさんが一人で運転するはめになります。岩手県釜石市に到着して、釣り船に乗り込み、ハマちゃんだけが、アイナメを釣ります。釣りの後、予約しているホテルに到着すると、後部座席で寝ているハマちゃんを社長、運転しているスーさんを運転手と間違えられます。ハマちゃんは景色の良い豪華な部屋に、スーさんは狭い部屋に案内されます。ハマちゃんは、社長と間違えられたまま役員との宴会で羽目をはずします。スーさんは、老いた運転手だと思い込まれ、優しくしてくれる仲居の澄子さんと向かい酒です。澄子さんの生い立ちや娘さんのことを聞きながら、明日、遠野市で、渓流釣りの約束をしてしまいます。
釣りバカ日誌6のネタバレあらすじ:転
翌朝、スーさんは、ハマちゃんに自分の代わりに講演をするように手紙を残して行きます。今日の講演のテーマは、21世紀の未来都市の構想でした。演壇に立ったハマちゃんは、震えてカチカチになります。そこに、釣り船の船長が声をかけたことから、調子が戻ってきます。演題に関係のない、鯉太郎の出産の立会いの話しをします。自分がラマーズ法で呼吸困難で倒れて、運転手のスーさんも倒れてしまった話で、会場は爆笑になります。スーさんは遠野市で澄子さんと二人でのんびりと岩魚を釣っていました。講演は無事に終わり、スーさんの運転で二人は東京に戻ります。浜崎家で、みち子さんが釜石市の人たちを騙したとカンカンになって二人を叱っています。スーさんも、強く叱られ浜崎家を出て行きます。しばらくして、会社に釜石市の役員がお礼の挨拶に来ることになります。スーさんとハマちゃんは慌てます。玄関先で釜石市役員とであったスーさんは、運転手の振りをして逃げ出します。ハマちゃんは、ヘルメットとめがねと付け髭をして、エレベーターで釜石市役員と一緒になり、イラン人のふりをしてなんとか逃れます。
釣りバカ日誌6の結末
東京に来た澄子は、娘の佳奈から結婚式で新婦側の人数が少ないことで肩身が狭いとの話しを聞きます。澄子は、スーさんに連絡して、結婚式に出席してもらうように頼み、スーさんは承諾して、社長(ハマちゃん)も出席させると約束します。スーさんは澄子を鎌倉などに案内します。二人は、また社長と運転手に化けて結婚式に出ることになりました。ハマちゃんは、その見返りに、スーさんが購入した高級リールを報酬に約束させます。結婚式当日、居合わせた新聞記者の立花により、澄子の前で嘘がばれてしまいます。ハマちゃんも、スーさんから、高級リールを受け取ることが出来なくなります。結婚式でスーさんが鈴木社長として挨拶することになり、澄子への謝罪を交えて結婚の祝辞を述べました。式場の外で声をかけたスーさんに、澄子は、「浜崎さん、今日は本当にありがとうございました」と頭を下げました。ほっとした顔で、スーさんは「ありがとう」と返しました。披露宴はにぎやかに進みました。結婚式の後、ハマちゃんは、はっちゃんの釣り船で釣りに出ます。釣り始めた船に横付けるボート、その中にスーさんがいました。船に乗り移ったスーさんとハマちゃんは再び釣り対決です。
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