ヒロイン! なにわボンバーズの紹介:1998年日本映画。「ヒロイン!」は1998年に関西テレビ40周年を記念に作成された室井滋主演の作品です。夫を亡くしてトラックでビール配達をしながら、一人娘を育てているなにわのど根性おばさんが、人情と愛情を何よりも大切にしながら頑張る物語です。ある日昔から鼻持ちならなかった元同級生とばったり出会うことから、ママさんバレーの世界へとのめり込んでいきます。このお金持ちの元同級生のママが、まるでお蝶夫人のように金持ちママさんバレーチームを率いています。このチームを負かすために主人公が急遽商店街のメンバーでバレーチームを結成し、勝負を挑みます。
監督:三原光尋 出演:室井滋(浜崎百合子)、中川杏奈(長峰紀子)、伊原剛志(大橋蔵之介)、逢坂じゅん(商店街会長)、ほか
映画「ヒロイン!なにわボンバーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒロイン!なにわボンバーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヒロイン!なにわボンバーズ」解説
この解説記事には映画「ヒロイン!なにわボンバーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒロイン!なにわボンバーズのネタバレあらすじ:なにわの元気印
主人公の浜崎百合子は若くして未亡人になり、トラックでお酒を配達しながら、一人娘をたくましく育てていました。商店街でトラブルとなると真っ先に仲裁に入るなど姉御体質の百合子は、なにわの元気印として商店街の皆から頼りにされていました。ある日配達先で、昔からの犬猿の仲である元同級生の紀子と出会います。紀子はママさんバレーチームを組んでおり、女王様のようにそのチームに君臨していました。昔と変わらず偉そうな紀子に憤慨しながら、その夜商店街の寄り合いに参加します。
ヒロイン!なにわボンバーズのネタバレあらすじ:商店街の危機
商店街では最近大きなスーパーが建設されて危機に見舞われていました。しかもそのスーパーのオーナー夫人が紀子であることが分かります。何か一念発起してしなければ商店街が潰れてしまうと考えた百合子は、紀子に対抗してママさんバレーチームを結成しよいとします。即席ながら商店街から人員を集めてママさんバレーチームを結成します。ところが素人の集まりのため、練習が上手くいかず思うように強くなりません。
ヒロイン!なにわボンバーズのネタバレあらすじ:鬼コーチ
百合子達のママさんバレーチームを取材しに、大橋というスポーツ記者がやってきます。そしてその彼がバレーボールの世界では有名なコーチであったことか分かります。百合子達は自分達のコーチになってくれるように、大橋に頼みますが、大橋はかつて熱心にコーチをしたあまり、一人の選手生命を絶ってしまった過去があり、コーチを引き受けではくれませんでした。仕方にく自分達で練習する百合子達でしたが、夢中になるあまり百合子は家庭をおろそかにし、娘と溝ができてしまいます。
ヒロイン!なにわボンバーズのネタバレあらすじ:敵との対戦
家庭の方が大事だと百合子はバレーチームから抜けます。百合子のいないバレーチームバレーガタガタになってしまいます。バレーへの情熱とのメンバーのことが気掛かりな百合子の気持ちを知り、娘バレー百合子を応援することにします。気持ちも新たにバレーチームに戻った百合子は大橋に本気の気持ちもを伝えコーチになってもらうことに成功します。大橋を迎えた百合子のチームはみるみるうちに強くなり、とうとう紀子とのチームと対戦することができます。ところが厳しい練習紀子せいで、百合子の膝に水が溜まり、無理をすれば歩けなくなってしまうと医師に告げられます。
ヒロイン!なにわボンバーズの結末
たとえ歩けなくなってもバレーの試合に参加したい百合子は、紀子との達のチームと対戦します。大変苦戦し、途中で百合子のチームメイトが女性ではなくおかまであることが分かり騒動も起こりますが、百合子の身を呈した活躍ぶりとチームの固い絆により、百合子のチームは紀子のチームに勝つことができます。百合子は娘と和解し、商店街にも活気が戻ります。
以上、映画「ヒロイン!」のあらすじと結末でした。
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