トワイライト~初恋~の紹介:2008年アメリカ映画。ステファニー・メイヤー原作の小説を映画化。人間の高校生ベラと美しいヴァンパイアのエドワードとの禁断の恋の物語を描いた作品。映画トワイライトシリーズの1作目。
監督:キャサリン・ハードウィック 出演:クリステン・スチュワート(ベラ・スワン)、ロバート・パティンソン(エドワード・カレン)、ビリー・バーク(チャーリー・スワン)、ピーター・ファシネリ(ドクター・カーライル・カレン)、エリザベス・リーサー(エズミ・カレン)ほか
映画「トワイライト~初恋~」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トワイライト~初恋~」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トワイライト~初恋~の予告編 動画
映画「トワイライト~初恋~」解説
この解説記事には映画「トワイライト~初恋~」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トワイライト~初恋~のネタバレあらすじ:起
母レネの再婚を機に、父チャーリーと暮らすことを決めた17歳の女子高生ベラは、暖かいフェニックスから雨と霧の町フォークスに引っ越してきた。
新しい学校でもなんとか友達もできて順調なスタートをきったベラだったが、校内のカフェテリアでとびぬけて美しい一団に目を留める。そのグループのエメット、ロザリー、ジャスパー、アリス、エドワードは、校医であるカーライル・カレンの養子で、その中でひときわ美しいルックスを持つエドワードは、女の子達の憧れの的だったが誰からの誘いにも振り向くことはないという。
そんな彼とたまたま授業で隣り合わせになったベラは、エドワードから激しい拒絶の態度を示され、理由も分からないまま、その後も自分を避けるようになったことに当惑する。
ある日、ベラは校内の駐車場で、凍った地面にスリップした同級生の車に押しつぶされそうになったところを、寸前でエドワードに助けられる。しかしベラは、直前に間に合うはずがない場所に彼がいたのを知っていた。
そんなことがあって以来エドワードに対する疑問が頭から離れないベラは、これまでと打って変わって親し気に接するようになった彼に、ますます混乱すると同時に、どうしようもなく惹かれていく。
そしてある時、友人らと出掛けた居留区ラプッシュのビーチで、地元の幼なじみジェイコブと再会したベラは、彼らキラユーテ族の”狼と冷人族”の伝説を聞いて、エドワードの正体に気づくのだった。
トワイライト~初恋~のネタバレあらすじ:承
ベラに追及されたエドワードは、自分がヴァンパイアであり、カレン家の人々は動物の血を飲むことで人間と共存する道を選んだ一族であることを告白する。
彼らはベラの想像とは違って日に当たることも出来たが、日差しを浴びた肌はダイヤモンドのように輝いていた。眠ることもなく、呼吸もしなくてもいられる。仲間内には特殊能力を持つものもいて、エドワードは人の考えを読み、アリスは物事を予知する能力を持っていた。
最初はベラの持つ独特の血の香りに、自制できず襲い掛かってしまうことを恐れて避けていたエドワードだったが、どうしようもなく自分を惹きつけるその力に抗えず、彼女のそばにいることを選んだのだった。
自分いることは身の危険を意味すると警告されたベラだったが、彼女は驚きこそすれ恐れを感じることはなかった。やがて2人はどうしようもなく惹かれあい、ベラはロザリーを除いたカレン家の面々に受け入れられる。
その頃、町では人が動物に襲われたと思われる殺害事件が頻発するが、現場から人の足跡が見つかったことで、殺人事件が疑われ、警察署長であるチャーリーの身辺も慌ただしくなる。エドワードらは、その一件が他のヴァンパイアによるものではないかと懸念する。
トワイライト~初恋~のネタバレあらすじ:転
ある日ベラは、エドワードらに誘われてカレン家のメンバーと野球を楽しんでいると、そこに放浪ヴァンパイアの3人組ローラン、ジェイムズ、ヴィクトリアが現れる。
ベラの存在が知られないよう皆で3人の気を引こうとするが、その時、風が吹いてベラの香りが周囲に漂うと、人間であることが知られてしまい、”追跡者”であるジェイムズに狩りの対象として目を付けられてしまう。
カーライルのとりなしでその場は事なきを得たが、エドワードはジェイムズが執拗にベラを狙っていることを察知し、彼らを始末する間、彼女をフォークスから離れた所へ匿うことにする。ベラはチャーリーに疑われないよう、「もうフォークスにはいたくない、フェニックスの家に帰る」と告げて急ぎ家を出る。
エドワード、エメット、カーライルがジェイムズらを追跡している間、ベラはフェニックスのホテルにアリス、ジャスパーに付き添われて身を潜める。そんな中で母の家からの電話に出たベラは、母の声のあとに続くジェイムズの声に戦慄する。
「母親を犠牲にしたくなければ一人で指定の場所へ来い」と言うジェイムズにベラは抗うことができず、アリスとジャスパーの監視をかいくぐって一人で約束の場所へと向かう。
トワイライト~初恋~の結末
ジェイムズが指定した場所に着いたベラは、必死に自分を呼ぶ母の声を辿って行くと、そこには母の姿はなく、ビデオテープが映し出されているだけだった。ジェイムズはレネの家からビデオテープを盗み、それを使ってベラをおびき出していたのだ。
狩りの標的となったベラはジェイムズに痛めつけられ、傷つき、意識を失いかけるが、そこへ追ってきたエドワードらが現れて、ジェイムズと死闘を繰り広げて倒し、体を裂いて火にくべて始末することに成功する。
しかし、救いだしたベラはジェイムズに噛まれ、ヴァンパイアへの変身が始まろうとしていた。ベラを自分と同じ呪われた存在にしたくないというエドワードは、カーライルから毒を吸い出すよう言われ、自制がきかなくなることを恐れながらも彼女を人間のままでいさせたい一心で毒を吸い出す。
病院で目覚めたベラは人間のままで、重傷を負ったものの命に別状はなかった。自分のせいでベラを危険にさらしたことに心を痛めるエドワードは、彼女の元から去ることを考えるが、もはや2人は離れることはできなくなっていた。
数日後、まだ骨折が治らないベラだったが、エドワードにエスコートされてプロムパーティーに出掛ける。そこで踊りながらベラは、エドワードとの永遠の愛のためにヴァンパイアに転身することを切望する。しかし彼は聞き入れず、ベラには幸せに生きてほしいと話す。エドワードの優しいキスに、今だけは譲歩するベラだった。
以上、映画「トワイライト~初恋~」のあらすじと結末でした。
トワイライトシリーズの1作目で、エドワードとベラが出会うシーンから既にエドワードがかなりの美青年で登場シーンは黙ってみてしまうほどです。最初はエドワードの反応がよくわかりませんが徐々にエドワードとカレン一家の秘密に近づいていき、はまり込んでいくベラ。そして我慢ができなくなったエドワードの葛藤やベラの恋していてエドワードを受け入れようとしているシーンはかなり見応えがあります。また、恋愛シーンだけでなく戦闘シーンも普通の人間ではないので想像もできない行動が多く、かなり迫力があります。全部で5作になる長編物なので1作目から順番にみていくとかなり楽しめますよ。