4分間のピアニストの紹介:2006年ドイツ映画。ドイツで刑務所でピアノを教える老女の物語です。実話を元としており、感動的なラストが胸を打ちます。日本では2007年に公開されています。
監督:クリス・クラウス 出演:モニカ・ブライブトロイ(トラウデ・クリューガー)、ハンナー・ヘルツシュプルンク(ジェニー・フォン・レーベン)、スヴェン・ピッピッヒ(ミュッツェ)、リッキー・ミューラー(コワルスキー)、ヤスミン・タバタバイ(アイゼ)、ほか
映画「4分間のピアニスト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「4分間のピアニスト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「4分間のピアニスト」解説
この解説記事には映画「4分間のピアニスト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
4分間のピアニストのネタバレあらすじ:起
80歳を迎えるトラウデ・クリューガーは女子刑務所で60年以上もの間ピアノを教えていました。看守のミュッツエはクリューガーからピアノを教わっていました。ミュッツエはクリューガーを慕っていました。刑務所でのミサでもクリューガーがピアノを弾いていました。そしてある日そのピアノを聞いた囚人のジェニーがピアノを教えてほしいと言ってきました。しかしクリューガーは礼儀に厳しく、態度が悪いジェニーを教えないと言いました。するとジェニーはミュッツエを殴り近くにあったピアノを感情まかせに弾きはじめました。それを聞いたクリューガーはジェニーにピアノの才能があることに気付きました。
4分間のピアニストのネタバレあらすじ:承
ジェニーは看守の暴行の罪で監禁されました。ジェニーからピアノを教えてほしいという手紙をもらいましたが、ジェニーの態度は変わらないのでクリューガーは手紙を食べなさいと言うと、口に入れ始めました。そしてクリューガーは折れてジェニーにピアノを教えコンクールを目指すことになりました。それを知ったミュッツエは面白くなく、ジェニーはミュッツエに暴行の件を謝りましたが、ジェニー対し練習を邪魔するようになりました。
4分間のピアニストのネタバレあらすじ:転
コンクールでジェニーは予選通過をしました。そしてジェニーはクリューガーに恋していることを打ち明けたのです。しかし実はクリューガーも同性愛者だったのです。昔ハンナという恋人がいましたが、関係を断ちその後ハンナは亡くなりました。クリューガーはピアノを続けることがハンナへの贖罪だと言い聞かせ今まで生きてきたのです。ジェニーはピアノの才能で養女になりましたが、養父が自分のモーツアルトにしようとしたのでそれを断るとレイプされてしまったのです。その後は恋人の罪を被り服役したのでした。
4分間のピアニストの結末
本選を控えている最中、ミュッツエはジェニーを嫌っている受刑者と同じ部屋にしました。その夜、その受刑者がジェニーを縛り火をつけました。大騒ぎとなってしまい、本選出場を禁止されてしまいました。ジェニーをかばったクリューガーも解雇されましたが、反省しているミュッツエに協力してもらい脱獄したのです。そして本選の舞台に立ったジェニーは途中で立ち上がり激しいパフォーマンスを繰り広げました。その頃クリューガーは悲しみのあまりワインを呑んでいましたが、会場に向かうとそこには全身全霊でピアノを弾くジェーンの姿がありました。ジェーンの4分間の演奏が終わった後、観客らは大きな拍手を送りました。そしてクリューガーを見つけたジェニーはクリューガーに向かって丁寧にお辞儀をしました。そこに刑務所の追手がジェニーを捕まえ手錠をかけたのでした。
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