映画「鮫の惑星：海戦記(パシフィック・ウォー)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
鮫の惑星：海戦記(パシフィック・ウォー)の紹介：2017年アメリカ映画。近未来、自然災害により、地球上が全て海となった時代に、サメを支配し、すべての人類を支配しようとした、イアン・フィエンの軍団に愛する彼女を奪われたティモールらが、奪還とイアン・フィエンの討伐をするために立ち上がるという、冒険活劇です。
監督：マーク・アトキンス 出演者：アシュリー・デ・ラング（ウイロー）、ジャック・アームストロング（ティモール）、ジョン・サベージ（イアン・フィエン）、ジョナサン・ピーナー（メイソン・スクリーム）、タンディ・セベ（シオン）ほか
この解説記事には映画「鮫の惑星：海戦記(パシフィック・ウォー)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
自然災害により地球の表面が全て海になった時代、コロトア国にイアン・フィエン率いるウミガメ要塞からの船がやって来ました。船からメイソン・ストリームが降りてきて、上納品の要求を２倍にしてきました。人口が増えこれ以上渡せないと断ると、メイソンは人口を減らしてやると言って、若い女どもをさらい始めました。抵抗する男たちには、サメを操って襲わせました。さらわれた女の中には、サメ使いの亡き父を持つウイローが含まれていました。ウイローと恋仲にあるティモールはシオンと潜水艦でウミガメ要塞に向かいました。サメはある一定の深さに達すると追ってこないのを知っていました。しかしウミガメ要塞の監視は厳しく、一旦コロトアへ戻ることになりました。
戻ったティモールは、ウイローの救出と、ウミガメ要塞にいるイアン・フィエンの討伐のため、人の集まる盛り場へシオンと共に人探しに向かいました。謝礼はウミガメ要塞の戦利品です。一方ウミガメ要塞では、海水から水を作る装置の駆動のためにウイローらは働かされていました。力尽きて倒れたものはサメのエサにされていました。イアン・フィエンは、ハイテクを使ったサメ使いとして、すべてのサメを管理していました。ティモールらは、素潜り名人女性イヌエ、ソナーの達人エドガー、爆破と盗み専門のトビーと契約しました。しかし途中でウミガメ要塞に向かう貨物船の中の機械をトビーが盗み、爆破したことによりイアン・フィエンが怒り、機材を返さないとウィローを殺し、コロトアの住民をサメに食わすと脅してきました。しかしメンバーは機械を渡せば、水が自動生成されるのでどっちみちウイローは殺されるとティモールに言い聞かせました。貨物船を爆破したため、ウミガメ要塞まで行く船が無くて困っている時、中年女船長のアンが船を出すと言いました。
一行はウミガメ要塞に向かいました。エドガーはソナーに映すにはかなり接近しないといけないという事で、アンに接近をさせますが、接近するとウミガメ要塞からの投石装置の餌食にあいます。ティモールが水上バイクでオトリになり、ソナー解析を試みますが、間近に投石を受け、トビーが船から落ちサメの餌食になりました。ソナー解析後、ティモールとイエヌが潜水機を使ってサメの追ってこない深さに潜りウミガメ要塞に向かいますが、途中でイヌエが襲われてしまいます。イアン・フィエンは、爆弾を積んだサメをアンの船に向かわせました。激突寸前にアン、シオン、エドガーが海に飛び込みますが、エドガーはサメに襲われました。双眼鏡で状況を見ていたフィエンはウイローをサメのエサにしろと命じました。ウイローが念じるとサメが引き換えしました。そしてウイローがかけていたペンダントが光りはじめました。ウイローの力を見たフィエンはウイローを水から引き揚げました。
ウイローは念じ続けました。サメはティモール、アン、シオンを襲わず、ウミガメ要塞まで達しました。しかしアンとシオンは捕らわれサメのエサにされますが、ウイローの力でサメを追い払いました。ウイローの力を自分のものにするため協力を要請しますがウイローは応じず念じ続けました。やがてウイローは力尽き、海に落ち沈んでいきました。その時テモールがウイローを抱き上げ水から引き揚げました。後の無くなったイアン・フィエンはすべてのサメを解放し、コロトア国を襲わせました。しかし目覚めたウイローにより、フィエンのハイテクサメ使いが効かなくなりました。逆にサメの軍団は、コロトアで待機するメイソンらを襲い、そしてフィエンを襲いました。これによりウミガメ要塞は壊滅しました。コロトアに戻ったウイローはサメ使いの継承者に選ばれ、サメ使いの踊りを踊りました。
この映画の感想を投稿する