パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々の紹介:2010年アメリカ映画。神と人間の“ハーフ”だと知った少年が、自分に掛けられた疑いを晴らし、神々の戦いを阻止するため仲間とともに奮闘するファンタジックアドベンチャー。
監督:クリス・コロンバス 出演:ローガン・ラーマン(パーシー・ジャクソン)、ピアース・ブロスナン(ブルナー先生/ケイロン)、ユマ・サーマン(メドゥーサ)、アレクサンドラ・ダダリオ(アナベス・チェイス)、ブランドン・T・ジャクソン(グローバー・アンダーウッド)、ショーン・ビーン(天上の最高神ゼウス)、キャサリン・キーナー(サリー・ジャクソン)、ケヴィン・マクキッド(海の神ポセイドン)、ほか
映画「パーシージャクソンとオリンポスの神々」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パーシージャクソンとオリンポスの神々」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パーシージャクソンとオリンポスの神々の予告編 動画
映画「パーシージャクソンとオリンポスの神々」解説
この解説記事には映画「パーシージャクソンとオリンポスの神々」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パーシージャクソンとオリンポスの神々のネタバレあらすじ:起・ハーフ訓練所
高校生のパーシー・ジャクソンは学校の校外学習でギリシャ・ローマ博物館に来ていた。ブルナー先生の説明を退屈しながら聞いていたパーシーは突如羽の生えた化物に「ゼウスの稲妻を渡せ」襲われる。すんでのところでブルナー先生と親友のグローバーに助けられるが、異常な情景にパニックのパーシーを尻目に冷静な2人は、パーシーに危険が迫っている、とパーシーを“訓練所”に連れて行くことにする。何がなにやらわからないまま、母サリーとともにグローバーと訓練所に向かうパーシーだったが、途中ミノタウロスに襲われ、サリーが囚われてしまう。失意の中、パーシーとグローバーは訓練所にたどり着く。そこは神と人間のハーフである“デミゴット”が戦いの訓練を行っている場所だった。訓練所にはブルナー先生がいたが、彼は半身ば馬のケイロン、グローバーは半身がヤギのサテュロスで、2人はこれまでパーシーの守護をしていたのだった。
パーシージャクソンとオリンポスの神々のネタバレあらすじ:承・盗まれた稲妻
パーシーはブルナーから全能の神ゼウスの武器である稲妻が盗まれ、ポセイドンの息子であるパーシーに疑いがかかっており、夏至の12時までに返さないと神々が戦争を始め、世界が滅亡すると聞かされる。身に覚えのないパーシーだったが、そこへ冥界の神ハデスが現れ、サリーは冥界にいるから“ゼウスの稲妻”を持ってこいと脅す。パーシーはサリーを取り戻そうと冥界へ向かう決心をし、ヘルメスの息子ルークに装備を借り、グローバー、アテネの娘アナベスとともに訓練所を出る。
パーシージャクソンとオリンポスの神々のネタバレあらすじ:転・冥界へ
冥界から戻るときのために3つの特別な真珠が必要だと知った3人はまず真珠を手に入れるためメデゥーサやヒドラらと戦い、なんとか真珠を手に入れ冥界へと向かう。そこでサリーに再会したパーシーはルークから渡された盾にゼウスの稲妻が隠されていたことを知り、ハデスに奪われて殺されそうになる。しかしハデスの妻ペルセポネがハデスから稲妻を奪い取り、ゼウスに返すようパーシーに渡す。オリンポスに向かうべく真珠を使って冥界を出ようとする一行だったが真珠は3つしかなく、ペルセポネに気に入られたグローバーが残り、3人は冥界を脱出する。
パーシージャクソンとオリンポスの神々の結末:オリンポスの神々
オリンポスの入り口までたどりついた3人のもとにルークがやってくる。ルークは神々と取って代わって自分たちが世界を支配するためにゼウスの稲妻を盗んでハデスに渡し、神々を戦わせようとしていたのだった。一度はルークに稲妻を奪われたものの、パーシーはそこで初めてポセイドンの息子としての能力に目覚め、水を操ってルークを倒し、再び稲妻を手にしてオリンポスに向かう。
時間切れ寸前でパーシーとアナベスは神々の前に現れ、ことの真相を告げて稲妻をゼウスに渡し、戦いを防ぐことができた。そこでパーシーは初めて父ポセイドンと対面し、彼が母と自分を深く愛してくれていることを知る。その後もパーシーは訓練所でアナベスや冥界から戻ったグローバーらとともに訓練を続けている。
神と人間のハーフであるパーシーが最初はその現実を受け入れきれないが、徐々にその事実を受け入れ果敢に挑んでいく姿は主人公の成長が感じられる作品でした。物語はもちろんこの映画ではアクションシーンやCGでのリアリティが高く、映像にも魅了されます。最後には父のことをよく思っていなかったパーシーが父と対面し父が自分を深く愛していることを知り、そのあとも神の子供として訓練を続けていく姿はかっこよかったです。