ヴィジット The Visitの紹介:2015年アメリカ映画。休日を過ごすため田舎にある母方の祖母祖父の家を訪れた姉弟は、優しい二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごすこと、遠慮なく食べること、夜9時半以降は部屋から出ないことという内容だった。夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……予想外の結末が待っている。「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が、「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」といった人気ホラー作品を手がけるプロデューサーのジェイソン・ブラムと初タッグを組んだスリラー映画。
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:キャスリン・ハーン(ママ)、ディアナ・デュナガン(祖母)、ピーター・マクロビー(祖父)、エド・オクセンボールド(タイラー(弟))、オリビア・デヨング(ベッカ(姉))ほか
映画「ヴィジット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヴィジット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヴィジットの予告編 動画
映画「ヴィジット」解説
この解説記事には映画「ヴィジット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヴィジット THE VISITのネタバレあらすじ:祖母と祖父のもとへ
母はすでに離婚し子供2人を一人で育てています。母は19歳で家出をして以来15年ほど両親とはずっと連絡を取っていませんでしたが、インターネットで連絡先を知った母の両親から、孫たちに会いたいとの連絡が入ります。キャスリンの子供ベッカとタイラーはどうしても祖父母のところへ行きたいと言い、キャスリンは許可します。そして姉弟は電車で祖父母のもとへ。
祖父母の家に着き歓迎される姉弟。優しい祖父と料理が得意な祖母の家で滞在は1週間ほどの予定。そしてそこでは3つのルールがありました。「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものを遠慮なく食べること」「夜9時半を過ぎたら部屋から出てはいけない」ということ。また、地下室はカビがひっぱい生えてるので行かないほうがいいよと祖父は言います。
ヴィジット THE VISITのネタバレあらすじ:異変を感じる姉弟
老夫婦2人で暮らしているため夜ベッドに入る時間も早めです。その夜のこと、姉弟は部屋でなかなか寝付けないでいました。姉ベッカはおなかがすいたため食べ物を取りに部屋を出ると物音がします。すると祖母が嘔吐している姿を見かけ怖くなり部屋に戻ります。翌朝祖父にその話をすると、お婆ちゃんはおなかの風邪を引いたけどもう大丈夫だと説明します。しかしおかしなことは毎晩続きます。22時を過ぎると部屋の外で物音がし、覗くと祖母が壁を引っかいたり地面を這うように動き回ったりしているのです。
そして祖父の行動にも姉弟は異変を感じます。物置小屋に汚物まみれのオムツを隠していたのを弟のタイラーが見つけショックを受けます。祖母はおじいちゃんは失禁の症状があるのだと言います。しかしそれだけではありませんでした。祖父は仮想パーティーに行くと突然言い出したり、道にいた見知らぬ人に突然襲い掛かったりするのです。だんだん怖くなってきた姉弟は母にスカイプで相談していましたが、そんなに心配しなくてもいいよと母は言います。
ヴィジット THE VISITのネタバレあらすじ:予想外の祖父母の正体
しかし、段々エスカレートするその異常さに姉弟はある夜、リビングにカメラを仕掛け祖父母の行動を観察します。するとある夜中、祖母がリビングで徘徊し隠していたカメラを発見、発狂した祖母が包丁を持って姉弟の部屋に来ます。しかし鍵をかけていたため難を逃れますが、翌朝、姉弟はこの恐怖の状況を母に連絡、祖父母が異常だと説明しすぐに帰りたいと説明、祖父母の様子をパソコンのカメラを通して母に見せます。すると母の顔が青ざめます。その二人とずっと過ごしていたの?と。姉弟が祖父母だと思っていた二人は全くの見知らぬ人物だったのです。すぐに警察に通報する母でしたが警察は電話に出ません。姉弟に近所の家に逃げなさいと言いすぐに迎えにいくと伝えます。
ヴィジット THE VISITの結末:地下室の秘密と驚愕のラスト
姉弟は何も知らないフリをして逃げ出すタイミングを伺いますが、祖父母を装う二人は姉弟は家から出させないようにします。ゲームをしようと祖父を装う人物に言われしぶしぶ付き合っていると、姉のベッカはちょっと部屋に戻ると言いその場を離れます。こっそり禁止されていた地下にいくのです。そこには本当の祖父母がいるんじゃないかと思って。しかしそこで発見したのは本当の祖父母の死体。偽の祖父母によって殺されていたのです。すると祖父を装う人物に姉はすぐに見つかり襲われそうになりますが、弟を救うため逃げ出しますがすぐに偽の祖父に捕まります。弟タイラーはすでに襲われ恐怖で動けなくなっていました。姉は偽の祖母のいる部屋に閉じ込められ、偽の祖母に襲われそうになりますがなんとか割れた鏡で偽の祖母を刺し、弟のもとへ。しかしそこで偽の祖父に襲われそうになり動けなかった弟が発狂し何とか姉を助けるべく偽祖父を殺したのです。そこへ警察のサイレンとともに母が到着します。姉弟は母のもとへ。そしてエンドロールへ。弟タイラーのラップミュージックとともに映画は幕を閉じます。
以上、映画ヴィジット VISITのネタバレあらすじと結末でした。
「ヴィジット」感想・レビュー
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もちろん偽祖母の気持ち悪さはtheホラーって感じでビビりましたが、わたしはやっぱり祖父母が本物ではなかったこと、真実を知りそうになった(?)パイ持ってきた女性、ステイシーが殺されていたところ、鳥肌凄かったです。絶対ここ来るだろってところで何もこないのもある意味予想ができなくて怖い。安心して見れるようなシーンが無かった。
本物の祖父母が相談員だったのであって、あの偽物祖父母は彼らの患者だった。遺体も新しかったし、殺害されたのはそのボランティアに行く日の直前。推理していくと話が見えてきて面白いですが、何故孫達を会うことを知って彼らを殺したのか、何故精神病患者なのか、今ひとつ大事なところがよくわからない。スッキリしたようなしないような…ただ最後姉弟が病んでいなくてよかったと、弟のラップで安心しました。 -
最後にもう一捻り
警察とか母親とかが実は本物じゃなかったとか、まだおちがあるのかと思っていただけに残念。
井戸も地下室も、も少し深い謎のシーンがあっても良かった気がします。最後のラップとかインタビューのつづきとかが、B級にしちゃった感があるかな。
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シャマランの映画をその辺の一般的な映画として捉えてはいけないと思います。予定調和とかもないし、ホラーとギャグを混ぜたフリーキーなエンタメ作品だと思うので、なんで狂っているかとかの説明もいらないと思います。シャマラニアンではないですが、一言失礼しました。
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洋画って何かの暗喩?みたいなのが多いからオムツとか徘徊とか痴呆老人のメタファーかもしれない。
アレはもう本人じゃないとか、まともだった頃の思い出だけでは面倒を見ていけないくらい凄惨な物らしいしね。 -
わかりやすい答えを用意しておいてほしい人や細かいところにも解説がないと納得いかない人には向かない映画かもしれませんね
映画を見慣れてて、なおかつ考察慣れした人じゃないといろいろ不満が残ると思います。 -
母親とのスカイプですべてが腑に落ちる。
姉弟がいいキャラしている、特に弟
最後は病んだりしてなくて良かった。
純粋にホラーを見たい人には合わないかも、私は後味悪い映画はあまり好まないので、今作のラストはありだと思います。
短編映画でサッと見れるので、一見する価値はあるかも -
ゴシップって言うのは偽物の祖父母が精神病を脱走したことを指すのかな?
あの、首つってた、女の人は何故強引にでも、逃げなかったの?不運すぎる -
ここは、実の祖父母が殺人鬼だったという設定にした方が、「身内の犯罪」という気持ち悪さがあってよかったのではないか。←wwww
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まじ怖すぎぃー
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面白かったー
おじいちゃんもおばあちゃんも、スカイプ先のお母ちゃんもぜんぶ、孫の奇才な演出に付き合わされたてるだけで全部演技でした、ていうオチかと思った。 -
わかりやすい答えを用意しておいてほしい人や細かいところにも解説がないと納得いかない人には向かない映画かもしれませんね。て書いてるけど全然分かります。
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姉が正直バカすぎた。婆さんが異常だってわかった後もインタビューとかで刺激したり教われそうになっても武器を探さずカメラ構えてじっとしてたり。じいさんが殺人鬼だとわかった後も弟置いて地下室探険してるし
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ドキュメンタリーのような感じで面白かったです。そして最後の最後まで結末が読めなかった。
偽祖父母が何を考えているのか分からないところがより現実的だと思いました。 -
この映画自体が姉の作品でOK?
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作中作だという人がいるけど、そうなの?
最近オールドを見たけど、老人をテーマにするのがマイブームな監督なの? -
潔癖症の設定いる??
床下とか小屋とか汚い所で喜んでるし、モヤる -
作中作で、しかも姉が監督・主演で、出演者が全員俳優っていうオチ。
だから最後があんなおちゃらけたラップで終わるし、そう考えるとホラーやスリラーではなく、お笑い映画と言えるかも。
そういう二重三重のしかけを用意してある映画だと思いました。 -
小さな弟がすごく良かった。
自身に抱えるトラウマを克服できて良かった。
お姉さんのほうは、おばあさんの症状を悪化させているんじゃないかと冷や冷やした。 -
怖かったカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
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クトゥルフ的でよかった。
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弟のラップすきだなーw
ふつうにおもしろかった
考察できる人じゃないと内容理解に苦しむけど。
こういう撮り方ってなんて言うんですかね?ブレアウィッチ的な編集もなされているから二人が無事、生き残るのが予想できてしまって、安心して見れてしまうから、スリリングが減少してしまいます。つか精神病患者が二人も姿を消して、作業員の夫婦が二人とも無断欠席していたら自宅に警察来ないかな?そんなこと言ったらこの映画自体破綻してしまうけど