ローグ アサシンの紹介:2007年アメリカ映画。アジアのアクションスターであるジェットリーと現代のアクションスターであるジェイソン・ステイサムが2度目の共演を果たした映画で、彼らのアクション対決がみられます。アジア系裏組織に雇われた殺し屋に扮したジェット・リーが、ジェイソン・ステイサムとの壮絶な抗争を繰り広げる。殺し屋の本当の目的は何なのか。それが明かされる驚愕のラストを見逃すな。
監督:フィリップ・G・アトウェル 出演者:ジェット・リー(ローグ)、ジェイソン・ステイサム(ジョン・クロフォード)、ジョン・ローン(リー・チャン)、デヴォン青木(キラ)、石橋凌(シロー・ヤナガワ)、ケイン・コスギ(ヤクザ)、ほか
映画「ローグアサシン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ローグアサシン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ローグアサシンの予告編 動画
映画「ローグアサシン」解説
この解説記事には映画「ローグアサシン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ローグアサシンのネタバレあらすじ:起・暗殺者ローグ
アメリカのサンフランシスコでは、チャイニーズマフィアとジャパニーズヤクザの抗争が続いていました。サンフランシスコの倉庫で、中国人の三つ巴の戦いによる銃の撃ち合いの際に、FBI捜査官であるジョン(ジェイソン・ステイサム)は悪名高い伝説の暗殺者であるローグ(ジェット・リー)をずっと追いかけていて、ようやくその足取りをつかみます。
すかさずジョンはローグを追い詰めていきますが、腕を撃たれてしまい殺されそうになりますが、相棒であるトム(テリー・チェン)に助けられます。頭を撃たれたローグは水の中に落ちていきました。
翌日、ローグの死体は見つからず、ジョンはトムに「FBI内部にスパイがいるのではないか」と話します。 ローグは死んだものと思われましたが、ローグは生きており、報復としてジョンの相棒であるトムとその妻と娘を殺すと、家を焼き払います。
家族ぐるみで付き合っていたジョン一家が訪ねた頃には、一家は全焼していたのです。ショックを隠せないジョンでしたが、その現場でローグの使うチタン製の薬莢を見つけたことから、ジョンはローグが生きている事を知り、復讐を誓うのでした。
ローグアサシンのネタバレあらすじ:承・復讐を誓うジョン
その3年後、ローグは再び姿を現します。彼はチャン(ジョン・ローン)率いる中国マフィアの下で働いていました。しかし彼は敵対する組織と日本のヤクザにも協力をしていたのでした。ローグの狙いは、互いの組織のダブルスパイになり抗争を勃発させる事でした。
FBIのアジア犯罪タスクフォースの主任となっていたジョンは、ローグの薬莢を見つけ、再びローグが現れている事を悟り、ジョンはローグに対する復讐を決意します。ローグは顔を撃たれたため、顔を何度も整形し、全く人相が分からなくなっているということが分かりました。しかも自らに関わった者は全て殺しているので情報もありませんでした。
ローグのヤクザとマフィアに関連する大量殺人を捜査をしているジョンは、ローグらしき人物からの情報のリークもあって、あと一歩のところまでローグを追い詰めることに成功します。
ジョンはヤクザがアメリカに進出することを見計らって、ヤクザの親分であるヤナガワ(石橋凌)に対してローグを見つけることを協力させようとしますが、ローグと秘かに組んでいたヤナガワは拒否をしてしまいます。
ローグアサシンのネタバレあらすじ:転・ヤクザとローグの戦い
しかし、ヤナガワはリーの妻子を殺したと見せかけて助けたローグの裏切りを知り、長い付き合いだったが裏切りは許さないと、彼を捕まえようとします。
ローグはしめたものと、それを逆手に取り、ヤナガワの部下全員を殺します。そしてヤナガワと刀同士一対一の戦いが起こります。そこでローグの正体がFBI捜査官のトムであり、整形手術をしたものであると分かります。
実はトムは妻と子供をローグに殺された後、ローグを返り討ちにしていました。そして復讐するためにローグに成り済まして雇い主達を皆殺しにします。
さらに続く戦いの末、ヤナガワから、FBIの情報を流していたのはジョンだと衝撃の事実を知ったローグ、そのせいで自分の家族は殺されてしまったのです。そして妻や子供まで殺すよう命じていたヤナガワを許すことが出来なかったローグはヤナガワの首を切ります。
一方、中国マフィアとヤクザの娘、両方にローグから贈り物が届けられました。ヤクザの娘の贈り物とは、父の生首だったのです。ジョンはローグから電話を受け、彼らは最初にジョンがローグを見かけた倉庫で会うことになりました。
ローグアサシンの結末:ローグとジョンの対峙
ローグとジョンは対峙し、そして激しい銃撃戦へと発展します。ローグをトムだとまだ知らないジョンは、ローグに復讐を果たすためスナイパーを配置していました。激しい戦いの中、ついにローグはジョンに自分自身の姿、ローグではなくトムだということを明らかにします。
3年前に死んだのは本物のローグで、今は整形して入れ替わったトムだという、にわかに信じがたいジョンは激しく動揺しますが、トムだというローグの目を見て、それが本当の事だと理解します。
何故なんだとジョンを責めるローグ。やがてジョンは自らが情報を流していたことを語り始めます。トムの情報を知りたがったヤナガワに、少し脅すだけだと言われて情報を売ってしまいます。ジョンはまさかトムの家族が殺されてしまうとは思わず、その事を後悔していました。
その贖罪としてローグを追っていたジョン、もう俺はローグなんだと立ち上がり、ジョンを撃とうとすると、ジョンの仲間のスナイパーがローグを狙撃しようと狙いを定め、撃とうとした瞬間、ジョンが身代わりになりローグを庇って撃たれました。
翌日、ローグは新たな人生を始めるために車を走らせ、街を出ていきます。トムという男はもういない、トムに関係する人間ももういないのでした。
以上、映画「ローグ アサシン」のあらすじと結末でした。
「ローグアサシン」感想・レビュー
-
ジョンは亡くなったのか?
-
ジョンが死ぬとは意外性大有りでした。
話はとても面白く、すごく作り込まれていて二大俳優のアクションで驚嘆してしまう。動きは早いし、見たこともない車も見ることが出来るので、ワクワクしっぱなしだ。日本人俳優も出演、有名なアクション俳優が出ていて、日本人としては嬉しい。クライマックスもびっくりする話になっているので、文句なしの映画です。