アンナと王様の紹介:1999年アメリカ映画。アンナ・レオノーウェンズの手記である英国婦人家庭教師とシャム宮廷を原作とした作品で、シャム王には中国人俳優であるチョウ・ユンファが、英国婦人にはジョディフォスターが演じました。
監督:アンディ・テナント 出演者:ジョディ・フォスター、チョウ・ユンファ、シード・アルウィ、バイ・リンほか
映画「アンナと王様」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンナと王様」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンナと王様の予告編 動画
映画「アンナと王様」解説
この解説記事には映画「アンナと王様」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンナと王様のネタバレあらすじ:英国婦人がシャムに来る
1862年、戦争で軍人の夫を亡くしてしまった英国に住む貴婦人の女性、アンナは10歳になる息子、ルイを連れてシャム、当時のタイ国へと旅します。その理由は、シャムの国王であるモンクットから宮廷の家庭教師として働いて欲しいと要請を受けたからでした。当時のイギリスでは多くの女性がアジアに家庭教師として渡航していたのでした。
アンナと王様のネタバレあらすじ:家庭教師として働く
そんな彼女は宮廷につき、家庭教師として働き始めますが、なんでもかんでも自身の国である英国とシャムを比べ、国王に対しても態度を大きくして接していました。そんな姿を見ている国王でしたが、特段に怒るということはしませんでした。そんな国王には多くの子供がおり、その数は58人いました。その中にアンナの息子であるルイも混ざり、母の授業を受けます。母の授業は英語から科学、さらには国際的な教養に至るまで幅広いものでした。多くの者がアンナに対して良い感情を抱き始めます。
アンナと王様のネタバレあらすじ:国王と心を通わせる
そして、アンナもシャム国の文化、国王に対して自らの物差しで見ていましたが次第に打ち解け、アンナは国王と心を通わせることとなります。しかし、一国の王がイギリス人女性に心を惹かれるなどあってはならず、それは彼らだけの秘密として心にしまうことになりました。そんな頃、宮殿にはある少女が召使いとして入りますが、彼女は故郷に忘れられない恋人を残していました。
アンナと王様のネタバレあらすじ:忘れられない恋人
彼女はアンナの授業にも参加し、アンナと親しくなります。アンナがある日、市場で買い物をしている際、偶然その恋人がアンナを見つけ、彼女に手紙を渡してくれるようアンナに頼みます。アンナはその手紙を少女に見せると、なんと彼女は宮殿を抜け出して恋人と逃げようとします。しかし、警備兵に見つかり、彼女と恋人はアンナの願いも聞き入られず、斬首されてしまいます。国王はアンナに、もしも君の言うことを聞いていれば国王は国民の信頼を失ってしまうと理解を促します。
アンナと王様のネタバレあらすじ:クーデター計画
その後、国王の側近がクーデターを起こそうとし、国王はアンナたちとともに船で逃げますが、クーデターの軍勢に追いつかれてしまいます。国王はクーデターをしようとする将軍に降参をしろと命令をしますが、彼らは国王の命令など聞きません。その時、国王のもとに英国軍が駆けつけ、無事に国王らは保護されます。そんな英国軍はシャムを植民地にしようと企んでいました。そこで国王は西洋諸国に負けないよう、今まで開催されたことのない立派なパーティーを開くことにします。
アンナと王様の結末:初めてのパーティ
当然その役目を言い渡されたアンナはしっかりと勤めを果たし、さらにパーティの席上で英国の植民地の野望を批判します。国王とアンナはお互いの気持ちがわかっていながら彼らはチークダンスを楽しみました。
アンナと王様の結末:アンナのその後
その後、アンナはカナダへと渡り、シャムの国王は亡くなります。そして、アンナのもとで教育を受けた皇太子が優れた国際感覚を持ってシャム国を統治していきました。
以上、映画「アンナと王様」のあらすじと結末でした。
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