ゴッド・スピード・ユー!の紹介:2016年イタリア映画。イタリアGTのレーサーである17歳のジュリアは監督である父とレースを戦っていた。父がレース中に急死し、元天才レーサーだった音信不通の兄が現れ、衝突しながらもレースに挑んでいく。
監督 マッテオ・ロヴェーレ 出演:ステファノ・アコルシ(ロリス)、マティルダ・デ・アンジェリス(ジュリア)、パオロ・グラツィオージ(トニーノ)、ロベルタ・マッテイ(アンナレッラ)、ロレンツォ・ジョイエッリ(ミノッティ)、ほか
映画「ゴッド・スピード・ユー!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゴッド・スピード・ユー!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴッド・スピード・ユー!の予告編 動画
映画「ゴッド・スピード・ユー!」解説
この解説記事には映画「ゴッド・スピード・ユー!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴッド・スピード・ユー!のネタバレあらすじ:起
イタリアGTのレーサーであるジュリアは小学生の弟ニコと、監督である父と暮らしていた。ある日レース中に父が倒れ急死してしまう。葬儀に突然音信不通だった兄のロリスが現れる。弟ができたこともしらない麻薬中毒の兄を嫌うジュリアだったが、家に転がり込んでくる。拒むジュリアだが17歳の少女には弟と暮らすためには後見人が必要だったため、やむなく一緒に暮らすことになる。
ゴッド・スピード・ユー!のネタバレあらすじ:承
チームのスタッフであった老いたトニーノは、ジュリアにチーム解散を勧める。しかしスポンサーがつかなかった父は富豪のミノッティに借金をしていた。ジュリアは残りの6レースを勝ち抜いて優勝しなければ、ニコと暮らす家が奪われてしまうと協力を懇願する。だが老人と17歳の少女二人でレースに参加できるはずもなく、元天才レーサーだった兄を監督として雇うことにした。借金を知ったロリスも、兄弟を守りたくなり妹をレーサーとして鍛えていく。兄の的確な指導のもと、兄弟仲は少しずつ深まり、比例してジュリアのレースの成績も上がり、優勝に近づいていた。
ゴッド・スピード・ユー!のネタバレあらすじ:転
そんな中、兄はギャングの男に暴力をふるってしまう。助けに向かったジュリアは兄をバイクに乗せ、ギャングから猛スピードで逃走する。だが途中で転倒し、ジュリアは複雑骨折してしまう。あと1レースで優勝というところだった。ロリスは罪悪感から兄弟から逃げ、家は奪われ、バラバラになってしまった。それを見たトニーノはロリスに、かつてレースで使っていたターボ16を渡す。ロリスは違法で危険なレース、「イタリアンレース」に出場し家を取り戻すことを決める。
ゴッド・スピード・ユー!の結末
イタリアンレースは狭い山中や市街地を走るコースで多くの犠牲者を出していた。ゴール前で抜かれてしまったロリスはゴールめがけてアクセルを踏む。先にゴールするもその先の倉庫に突っ込んでしまう。少し大人になったジュリアが取り戻した家から出てくる。ニコと共にロリスに会いに行くと墓地へ向かう。墓地にいたのは、キャンプをする元気なロリスだった。
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