オープン・ウォーターの紹介:2004年アメリカ映画。1998年にオーストラリアのグレート・バリア・リーフで実際に起こった事件をモチーフに低予算で制作されたサスペンス・スリラーで、後に続編が製作されました。スキューバダイビング中に手違いから海に取り残され、サメの恐怖に怯える夫婦を描いています。
監督:クリス・ケンティス 出演者:ブランチャード・ライアン(スーザン・ワトキンス)、ダニエル・トラヴィス(ダニエル・キントナー)、ソール・スタイン(セス)、エステル・ラウ(エステル)、マイケル・E・ウィリアムソン(デイヴィス)ほか
映画「オープン・ウォーター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オープン・ウォーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オープン・ウォーターの予告編 動画
映画「オープン・ウォーター」解説
この解説記事には映画「オープン・ウォーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オープン・ウォーターのネタバレあらすじ:起
仕事の多忙ですれ違いがちの暮らしを送っていたダニエル(ダニエル・トラヴィス)とスーザン(ブランチャード・ライアン)の夫婦は、息抜きのために休暇を取ってカリブ海へのスキューバダイビング旅行へと出発しました。現地に着いた二人は他の客らと共に総勢20人ほどでレジャーボートに乗り込み、沖合のダイビングスポットへ出航しました。ガイドのデイヴィス(マイケル・E・ウィリアムソン)は「この辺のサメは人を襲わない」としながらも必ず2人1組で行動すること、集合時間は厳守することなどの注意事項を説明、ダニエルとスーザンは特に他の客とコミュニケーションを取ることもなく自由行動を楽しみました。やがて続々と客がダイビングを終えてボートに戻ってきました。
オープン・ウォーターのネタバレあらすじ:承
約束の集合時間となり、デイヴィスは全員を回収し終えたと勘違いして船を港へと向かわせました。その頃、まだ海中でダイビングを楽しんでいたダニエルとスーザンは集合時間に間に合わず、ボートにも乗り遅れてしまっていました。一面見渡す限り海しかなく、やがてダニエルとスーザンは潮に流され始め、近くに見えるボートらしきものに必死で手を振るも何の応答もありませんでした。そんな折、夫婦の周囲には背びれらしきものがうろついており、夫婦は体温の低下、体力の消耗と空腹に悩まされながらも警戒に努めていましたが、やがて夫婦はその場に漂ってしまったクラゲに噛まれてしまい、互いに身体に痛みを感じはじめました。
オープン・ウォーターのネタバレあらすじ:転
再びボートを見つけた夫婦は懸命に両手を振りますが全く気付いてもらえず、その間にもクラゲの毒により二人の体力は少しずつ奪われていきました。やがて二人は海上で寝込んでしまい、目が覚めると危うくはぐれそうになっていました。何とか合流した夫婦でしたが、今度は二人の周りに背びれが集まり始め、そして二人の前に巨大なサメが姿を現しました。パニックを起こした夫婦は互いに責任を擦り付け合いました。そんな二人の近くに偶然大型タンカーが通りかかりましたが、二人に気付くことはありませんでした。傷も悪化し体力も益々奪われていくなか、夫婦は意を決して近くに船が通りかかったら泳いで近づこうと決意しました。
オープン・ウォーターの結末
ダニエルとスーザンは最後の力を振り絞って泳ぎ始め、服のポケットからたまたま飴を見つけて喜んでいたその時、二人にサメが襲い掛かり、ダニエルは足に深手を負い周辺に血が広がりました。スーザンは必死でダニエルを励ましますが、ダニエルの意識は少しずつ失われていきました。やがて夜が明け、陸地ではボートを点検していたデイヴィスがようやくダニエルとスーザンの不在に気がつき、急遽救急隊が現場の海域に派遣されました。しかしその頃、ダニエルは既に絶命しており、スーザンは泣きながらダニエルの遺体を話すと、遺体は集まった多数のサメに食われていきました。そしてスーザンの周りにも大量のサメが取り囲み、覚悟を決めて酸素ボンベを外したスーザンは海中に引きずり込まれていきました…。
後日、沖合で巨大サメが捕獲され、その体内からはダニエルが持っていた水中カメラが発見されました。
以上、映画「オープン・ウォーター」のあらすじと結末でした。
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