人肉ラーメンの紹介:2009年タイ映画。屋台のラーメン店を経営する中年女性バスは娘と二人暮らしでした。夫が博打で残した借金のため、借金取りに追われる日々でしたが、彼女のラーメン店は繁盛していました。彼女は人間を殺害し、ラーメンに材料にしていたのでした・・・というタイ産のゴアスプラッター映画です。現在と回想が入れ替わりに出て来るためちょっと難解です。邦題から想像できないくらいシリアスでゴアな内容です。
監督:ティワ・モエイサイソン 出演者:マイ・チャルンプラ(バス)、アニュウェイニワイトウォン。ワイリディットスリマライ ほか
映画「人肉ラーメン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「人肉ラーメン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「人肉ラーメン」解説
この解説記事には映画「人肉ラーメン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人肉ラーメンのネタバレあらすじ:起
屋台のラーメン店を営むバスは水瓶に顔を漬けています。バスは子供時代、父の博打好きが原因でいつも喧嘩する両親を見ている傍らで水瓶に顔を漬けていました。しかし自分が娘の親になり、同じように博打が原因で借金を作った夫が従業員の女と出て行きました。ある日バスが屋台を引いていると学生運動の学生たちを機動隊が追っていました。巻き込まれそうになった彼女は一人の学生アタポンに助けられました。その後屋台に転がり込んできた学生の死体を解体しラーメンに使いました。繁盛する屋台のラーメン店にアタポンが来ました。二人は親しくなりアタポンは店を手伝うようになりました。
人肉ラーメンのネタバレあらすじ:承
ある夜バスが仕込みをしていると夫の借金取りたちがやって来ました。バスを彼らにラーメンを出し食べさせました。食べるのに夢中な3人を背後から中華包丁で首を切り、そして順番に殺害しました。そして解体しラーメンの材料にしました。その後事情を知らないアタポンがやって来て傷ついたバスに理由を聞きその後二人は結ばれました。この時バスは思い出します。バスの娘は夫と授業員の女のSEXを覗き見していたことが二人にバレ水瓶に沈められて殺されていました。娘が殺されているのを見たバスは夫と従業員の女を半殺しにしました。バスの娘の死体が水瓶にそのままなっていてアタポンが見つけ、バスに貴女は病気だと叫び、警察へ連行され取り調べを受けました。
人肉ラーメンのネタバレあらすじ:転
取り調べ中バスは夫と女にやったことを思い出していました。息のある二人を縛り付け突き刺しました。警察はバスが狂っているといって釈放しました。アタポンには新しい女性ニダが出来ていました。自分より若く綺麗な女性でした。その二人の様子を見ていたバスが気がおかしくなりました。バスはニダを騙し自分の店に誘いました。水に睡眠薬を入れニダを血をためている水槽に落としました。水槽の中には今まで殺した人間の頭などがありました。その後もバスは訪ねてくる男を殺しラーメンの材料にしていました。ニダがいなくなったことについてアタポンがバスの所にやって来ました。バスはその場をとりつくろいました。
人肉ラーメンの結末
バスがニダの様子を見に行きました。ニダは血の水槽にいなくて逃げ出していました。バスはニダを見つけアキレスけんを切り裂きました。アタポンはニダのバッグを見つけバスに捕らわれていると分かり、殺されようとしていたところを助けますが、ニダはバスと組んで自分を襲ったのだと疑います。バスは包丁を持って血まみれのまま繁華街を彷徨います。アタポンはバスを探しに行きます。バスは彷徨いながら橋の上に座りました。夫と幸せだったころら、娘を産んだ時の事を思い出していました。そこにアタポンが来ますが、バスに娘の幻影が彼を殺せと命じます。バスは川に身を投げました。バスの遺体は捜査でも見つかりませんでした。ニダの証言でバスとアタポンの共謀という事でアタポンが逮捕されました。そしてバスの家の畑から大量の人骨が見つかりました。
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