氷の上のふたりの紹介:2014年カナダ,イタリア映画。『少年と子熊の友情が生んだ奇跡のサバイバル・・・』迷子になった白熊の子供を遥か離れた母親のもとへ送る少年。一人と一匹の奇跡の大冒険。美しくも残酷な極北の地から送られたハートウォーミングなストーリー。
監督:ロジャー・スポティスウッド 出演:ダコタ・ゴヨ(ルーク)、ゴラン・ビシュニック(マクタック)、ブリジット・モイナハン(ルークの母親)、リンダ・カッシュ(ルークの叔母)、ほか
映画「氷の上のふたり」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「氷の上のふたり」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
氷の上のふたりの予告編 動画
映画「氷の上のふたり」解説
この解説記事には映画「氷の上のふたり」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
氷の上のふたりのネタバレあらすじ:起
主人公の少年ルークは父を事故で失い、母と姉の三人暮らし、ある日の夜、物音を感じたルークが家から出ると、自宅の前に大きな白熊とそれを囲むハンターたちを見つける。ルークは白熊をかばおうとするが、ハンターは意に介さず白熊を麻酔医銃で眠らせ、保護センターへと運んでしまいます。ハンターたちが去り立ち尽くすルークでしたが、自宅の物置から物音がすることに気づきます。ルークが物置に入ると先ほどの白熊の子供と思われる、子熊が無邪気に遊んでいました。ルークは子熊を自室へかくまいますが、翌朝、出張中の母に代わって家に来ていた叔母にそのことが見つかり、子熊を家から追い出すように指示をされます。子熊を親元に返したいと考えるルークは、親熊が極北のレゾリュートに放されたことを知り、町一番の案内人であり父の友人でもあったマクタックの手を借りることを思いつきます。しかしマクタックはルークに、熊の危険性を伝えて、子熊を諦めるように言い渡します。
氷の上のふたりのネタバレあらすじ:承
誰の手も借りられないことを悟ったルークは、子熊を自分一人で返しに行くことを決意します。スノーモービルにつないだそりに子熊をのせ、氷の上を遥か北のレゾリュートを目指して旅立ちます。最初こそは順調な一人と一匹の旅でしたが、氷が溶けだす時期でもあったことで、スノーモービルはクレパスにはまってしまい、ルークも海に投げ出されます。やっとのことで海から這い上がったルークでしたが寒さで身動きが取れなくなってしまいます。あわやというところでしたが、心配して追いかけてきたマクタックが現れ、近くのイヌイットの村で少年を介抱します。
氷の上のふたりのネタバレあらすじ:転
村を出たルークとマクタックは二人で北を目指しますが、大嵐に見舞われ、二人は離れ離れになってしまいます。ルークは子熊の見つけた氷洞(ひょうどう)でなんとか嵐をさけますが、嵐が去り外に出るとルークは自分たちのいる場所が、小さな流氷となって流されてしまっていることに気づきます。ルークが漂流していることに気づいたマクタックは救助を求めて、来た道を帰りますが、無情にも少年を乗せた島は彼を北へと運ぶのでした。またしても一人と一匹になった道中は過酷な自然の中で食べ物も失い、命の限り進みますが虚しくルークは倒れてしまいます。
氷の上のふたりの結末
一方そのころヘリでルークを救出に向かったマクタックは懸命に捜索しますが、ルークが見つけられません。村に戻り途方に暮れていたとき、一隻の船が偶然にもルークを発見し保護しているとの通報をキャッチします。またもやヘリでルークの保護に向かうマクタックらですが、救助されたルークは子熊のために船を脱出。またしても彼らは自力で北へ向かいます。過酷な旅を経て奇跡的に子熊の母親をレゾリュートで発見したルークは子熊を母親に返し、自分も迎えに来た母親とともにヘリに乗り込むのでした。
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