4ヶ月、3週と2日の紹介:2007年ルーマニア映画。チャウシェスク独裁政権時代のルーマニアで、大学生のオティリアは、ルームメイトのガビツァの違法中絶を手助けするべくために奔走しますが、次々と当初の予定に狂いが出たことから、思いもよらない代償を支払うことになって行きます。
監督:クリスティアン・ムンジウ 出演者:アナマリア・マリンカ(オティリア)、ローラ・ヴァシリウ(ガビツァ)、ヴラド・イヴァノフ(ベベ)、アレクサンドル・ポトチェアン(アディ)、ルミニツァ・ゲオルギウ(アディの母)、アディ・カラウレアヌ(アディの父)、ほか
映画「4ヶ月、3週と2日」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「4ヶ月、3週と2日」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
4ヶ月、3週と2日の予告編 動画
映画「4ヶ月、3週と2日」解説
この解説記事には映画「4ヶ月、3週と2日」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
4ヶ月、3週と2日のネタバレあらすじ:起
ある女学生の量で、オディリアとガビツァはある準備に勤しみます。その最中、ガビツァは何度か体調不良を訴えます。オディリアはその日の用事を急いで済まし、バスで恋人に会いに大学へ向かいます。そこで恋人は両親と会って食事するようオディリアに頼みますが、彼女はしきりに拒みます。次に予約したホテルに向かいますが、オディリアの予約は受けていないと突っぱねられます。結局予定とは別のホテルを慌てて取り、さらにそこにベベという男を連れて行くと、ガビツァが既に部屋に今いた。ガビツァは妊娠しており、ベベは当時のルーマニアでは違法とされる中絶手術を秘密裏にオディリアが手配していたのでした。
4ヶ月、3週と2日のネタバレあらすじ:承
中絶手術がばれない様に、入念に準備をしますが、当初の予定と変更がいくつもあることや、ガビツァが妊娠期間を偽って、実際は寄より罪の重くなる4ヶ月ということが発覚すると、ベベは当初の報酬を上げるよう言い、オディリアも2ヶ月と聞いておりお金はないので、彼女の体で払うことになってしまいます。そして処置が始まり、器具を固定するとガビツァは中絶が終わるまで動けない状態となります。ベベがホテルを出ると、オディリアはガビツァの不手際でさまざまな予定が狂ったと責め、二人の関係は険悪になります。オディリアは当初予定になかった恋人の家族に挨拶するため、一度ホテルを出ます。
4ヶ月、3週と2日のネタバレあらすじ:転
急いで恋人の家に着くも、遅刻したことや頼まれたものを買ってきていないことでオディリアをなじって来ます。イラつくオディリアは帰ろうとするも、大勢の家族が集まるテーブルに連れて行かれます。そこで延々と部外者の自分には分からないような話を聞かされ、やっとの思い出恋人の部屋へ行き、そしてガビツァに電話することが出来ます。しかしガビツァは出ません。恋人と部屋に行くと、彼女はガビツァの中絶を手伝っていることを告白し、自分が妊娠したらどうするか恋人に問います。これがきっかけで2人は口論となり、オディリアは恋人の家を飛び出します。
4ヶ月、3週と2日の結末
ホテルに戻ると、ガビツァはのんきに居眠りをし、電話がうるさかったのでバスルームに置いたといいます。そこには堕胎された赤ん坊の亡骸が無造作に置かれていました。オディリアは遺体を袋に入れ、ベベの指示通り、ホテルから離れた集合住宅のダストシュートに遺棄します。ホテルに戻ると、ガビツァは部屋から姿を消していました。オディリアが必死に探すと、ガビツァはホテル内のレストランでのんきに肉料理を注文していました。無責任な態度を続けるガビツァに、オディリアは弱弱しく今日のことは2度と話題にしないようにしようとガビツァに言うのでした。
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