グースの紹介:1996年アメリカ映画。日本公開は1997年1月。カナダの彫刻家リッシュマンの実体験に基づき、グースたちの「渡り」に挑んだ父娘の冒険と絆を描いた物語。原題「Fly Away Home」。
監督:キャロル・バラード 出演:アンナ・パキン、ジェフ・ダニエルズ、ダナ・デラニー他
映画「グース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「グース」解説
この解説記事には映画「グース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グースのネタバレあらすじ1
14歳のエイミーは母親の事故死を機に疎遠だった芸術家の父トーマスに引き取られる。しかしカナダでの新しい暮らしに馴染めず、父や恋人のスーザンにも心を開けずにいた。地元では開発による森林伐採が進み、トーマスは反対運動に参加していた。そんな中、エイミーは伐採された木の下から親を亡くした野生のグースの卵を見つけ、家に持ち帰る。卵から孵った十六羽のひな鳥たちは、刷り込みによってエイミーを母親と慕いついて回るようになる。トーマスやスーザンの協力の元、ひな達を世話をするエイミーは次第に明るさを取り戻していく。
グースのネタバレあらすじ2
グースたちは順調に成長し、越冬地への渡りの時期が近づいてきた。トーマスは趣味のグライダーを使ってグースをナビゲートすることを思いつく。スーザンやトーマスの兄デビッド、グライダー仲間バリーの協力により計画は順調に進んでいくが、肝心のグースたちがトーマスの誘導に従わなかった。トーマスはスーザンの反対を押し切りエイミーにグライダーを教える。周囲の心配をよそにエイミーはやる気満々で操縦法を覚えていく。
グースのネタバレあらすじ3
鳥類学者キリアンの助言で、渡りの到着地はノースカロライナ州の湿地と決まる。そこは開発の手が迫り、渡り鳥の生息が確認されなければ埋め立てられる予定の地だった。ところが出発直前、環境保護局の職員によってグースたちが連れ去られてしまう。バリーとデビットはグース達を強引に奪還、そのまま渡りの旅に出発させる。エイミーとトーマスはアメリカの入国許可もとる間もなく、グース達を伴いノースカロライナを目指す。
グースのネタバレあらすじ4
渡りの途中、やむおえず降り立った空軍基地で二人は拘束される。しかし理解を得ることに成功し、お咎めなしとなる。その場で記者の取材を受け、それをきっかけにエイミーたちの旅は全米の話題となる。人々が成功を祈り応援する中、父娘とグースたちは順調に飛び続ける。ところが目的地の直前トーマスのグライダーが墜落してしまう。負傷したトーマスはエイミーに残りの道のりを一人で行くよう勇気づける。エイミーはたった一人グライダーを操り、グースたちを導いていく。
グースの結末
目的地の湿地では、開発業者と環境保護団体が争い、マスコミや野次馬がごった返していた。ブルドーザーが湿地に乗り込もうとしたその時、エイミーとグースたちが姿を現す。五百マイルもの旅を乗り越えた十六羽のグースは一羽も欠けることなく次々と湿地に降り立つ。人々の歓声が沸き立つ中でエイミーとトーマスは初めてしっかりと抱き合う。エイミーたちが見守る中、グースはのびのびとはしゃいでいた。翌年、そのグースたちは迷うことなくエイミーの元に帰ってきたという。
「グース」感想・レビュー
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久々に感動しました。グースと女の子の心温まるストーリーに涙もありました。一緒に空を飛んでる気分でした。
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実話なんですよね。それなら感動ものです。
素晴らしい。感動した。自分もハト、ニワトリ、インコを飼育したことがあり、
人と、動物との関係を改めて知った。現在は小型犬二匹と暮らしている。