レイルロード・タイガーの紹介:2016年中国映画。1941年、日中戦争下にあった中国大陸を舞台に、ジャッキー・チェン演じるリーダーが率いるゲリラ組織『レイルロード・タイガース』が橋の爆破という困難なミッションに挑む姿を描いた痛快鉄道アクションコメディです。
監督:ディン・シェン 出演者:ジャッキー・チェン(マー・ユエン)、池内博之(山口)、ファン・ズータオ(ダーハイ)、ジェイシー・チャン(ルイ)、ワン・カイ(ファン・チュアン)ほか
映画「レイルロード・タイガー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レイルロード・タイガー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レイルロード・タイガーの予告編 動画
映画「レイルロード・タイガー」解説
この解説記事には映画「レイルロード・タイガー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レイルロード・タイガーのネタバレあらすじ:起
現代のとある鉄道博物館。見学に訪れていた一人の少年がとある蒸気機関車に迷い込みました。そこには、羽の生えたトラの絵が描かれていました。
1941年、中国大陸は日中戦争の真っ只中にありました。日本軍の支配下にあったある街から列車が走り出しました。列車に乗っていた仕立て屋のダーハイ(ファン・ズータオ)が合図を送ると、複数人の男たちが列車に飛び乗ってきました。彼らは鉄道員のマー・ユエン(ジャッキー・チェン)率いるゲリラ組織“レイルロード・タイガース”。彼らは日本兵を気絶させると日本軍の物資を奪って逃走しました。日本軍の憲兵隊長・山口(池内博之)はレイルロード・タイガースを目の敵としていました。
レイルロード・タイガーのネタバレあらすじ:承
そんなある日、マーたちは日本軍に追われていた八路軍の兵士ダーグオ(ワン・ダールー)を匿いました。ダーグオの部隊は日本軍の物資を輸送する列車を阻止するため橋を爆破しようとしていたのですが作戦は失敗に終わり、部隊はダーグオを残して全滅したというのです。どうしても行くというダーグオに同行したマーでしたが、ダーグオはマーに「3日以内に橋を爆破すると組織に伝えてくれ」とマーに伝言して逃がし、自分は日本兵の銃弾に倒れました。マーはダーグオの遺志を継いで橋の爆破作戦を受け継ぐ決意を固め、仲間たちもそれに追随しました。
レイルロード・タイガーのネタバレあらすじ:転
マーたちは駅の車両基地から爆薬を盗み、日本軍の追撃を振り切って橋へ向かいました。しかし、日本軍に捕らえられた仲間を助けるために唯一の爆薬を使ってしまい、結局作戦は失敗に終わったどころか日本軍の警備体制の強化を招いてしまい、マーたちは窮地に陥りました。やがてマーは兄弟のルイ(ジェイシー・チャン)と共に日本軍に逮捕され、護送列車に乗せられましたが、仲間たちや射撃の名手ファン・チュアン(ワン・カイ)の助けにより何とか脱出しました。マーたちは日本軍の執拗な追跡から逃げ続けますが、作戦の期限は翌日に迫っていました。仲間の情報によると翌日は日本軍の軍用列車が橋を通過する日であり、マーたちは唯一のチャンスだとして周到に計画を練り上げました。軍用列車から爆薬を盗み、列車を橋の真ん中で停車させ、橋げたに爆薬を仕掛けて爆破しようというのです。しかし、たとえ作戦が成功しても、マーたちが生きて帰れる保証はどこにもありませんでした。
レイルロード・タイガーの結末
作戦決行当日、マーたちは煙幕を焚いて列車を止め、まんまと列車に乗り込みました。山口もすぐさま後を追い、積荷の戦車や大砲などを使った攻防戦の末にマーたちは何とか列車を奪い取りましたが、日本軍の砲撃によって機関車は蒸気漏れを起こし、橋の直前でストップしました。橋を守る日本軍の猛攻が続くなか、ルイは別の機関車を奪って背後から突進、列車は橋の真ん中まで押し出されました。八路軍が加勢するなか、マーたちは山口と格闘しながらも何とか橋桁に爆薬を巻き付け、山口を道連れに橋は大爆破を起こして崩落、力尽きたマーとダーハイ、ファンは橋の真下の川へと転落していきました。
時は流れて再び現代に戻り、少年は先生(アンディ・ラウ)から話を聞きました。生き残った者たちはその後八路軍に参加して戦い抜いたということです。話の続きはまた今度ということになって映画は幕を閉じます。
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