サイレントナイトの紹介:2006年オランダ映画。7人の幼馴染の男女が、大人になり再会し旅行に行きました。途中の森でキャンプファイアーをしていると、狂暴な犬に襲われ、逃げ込んだ一軒家で恐怖の体験をするというオカルトホラー映画です。サム・ライミ監督の『死霊のはらわた』の影響を受けたという作品ですが、内容は別物です。
監督:アーヴィング・ヴァン・デン・エショフ 出演者:エベロン・ジャクソン・ホーイ(クリス)、ミカ・ハルショフ(ティム)、ヴィクトリア・コブレンコ(ローラ)、アニエック・フェイファー(バーバラ)、アラム・ヴァン・デ・レスト(ベン)、テレンス・シュレアース(ジョリーン)、マッズ・ウィターマンス(シ)、アルウェン・タルナー(メアリー)ほか
映画「サイレントナイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイレントナイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サイレントナイトの予告編 動画
映画「サイレントナイト」解説
この解説記事には映画「サイレントナイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サイレントナイトのネタバレあらすじ:起
幼馴染のクリス、ティム、ローラ、バーバラ、ベン、ジョリーン、シドの7人の男女はそれぞれ別の人生を歩んでいましたが、昔のよしみで車に乗って旅行に出かけることになりました。スコットランドの森でキャンプファイアーを始め、子供時代の思い出を語り騒いでいる時、狂暴な犬が襲ってきました。立ち向かうシドに噛みつき暴れ始めました。ティムとおしっこから帰ってきたクリスが応戦し、残りの4人は車に逃げ込みました。犬は強くとても倒せないと判断したクリスはシドを抱えて一旦車に逃げ込みました。そして車を走らせ森を抜けようとした時、木にぶつかってしまい車は動かなくなりました。7人が森を歩くと、一件の大きな屋敷がありました。そこへさっきの犬2頭が追ってきました。危険を感じた7人は屋敷の中に入りました。
サイレントナイトのネタバレあらすじ:承
屋敷の中で声をかけますが、無人の様でした。しかし暖炉が燃えていて、2階に誰か入る気配を感じました。全員で2階へ上がることにしましたが、2階も無人でした。その時、部屋の扉が閉まり、閉じ込められたと思ったクリスが強引に開けるとそこは1階でした。ティムがもう一度探すと言って2階に上がりました。戻ってこないティムを探しにいったクリスは額に傷を負ったティムを発見しました。おかしな仕草のティムを見ていると、女の幽霊を見ました。ティムはその場で倒れ込み、クリスは皆のいる部屋に戻りました。扉の隙間から光を放つ黒い何かが侵入し、広がり始めました。それに触ったジョリーンは体に黒いものが乗り移り死んでしまいました。
サイレントナイトのネタバレあらすじ:転
クリスとベンは出口を探しに行きました。バーバラに何かが乗り移り、この屋敷で死んだ女の話をし始めました。子供を愛し続けたメアリーという女は、燃える屋敷の中で、子供を探して死んだと言いました。そしてその子供はクローゼットに閉じ込められていると言うのです。ティムの恋人ローラが戻ってこないティムを探しに出て行きました。クリスとベンはローラを見つけた後、クローゼットの子供を探すことになりました。探しているクリスとベンはメアリーの姿を目の前で見ました。そしてクリスはメアリーが行った儀式の書かれた本を見つけました。夫のいないメアリーが妊娠しました。しかし村人はメアリーを魔女と呼び、お腹の子供は悪魔の子供だと噂し、村人たちはメアリーを襲い、胎児を流産させました。何度も子供を蘇らせる儀式に失敗したメアリーは、黒魔術を使って子どもを蘇らせました。
サイレントナイトの結末
メアリーの子供は真っ黒で悪魔と呼ばれ、村の子供たちに石を投げられ、いじめられました。怒った子供は光る黒い物を放ち、村人の子供たちを殺しました。その復讐で村人たちが、メアリーの屋敷を襲い、子供をクローゼットに閉じ込め火を放ったのでした。メアリーは子供を泣き叫びながら呼び続け死にました。その怨念がこの家には充満しているのでした。やがて生き残ったのはクリスとバーバラだけになりました。クローゼットを見つけ扉をこじ開けました。すると子供がバーバラに手を差し伸べ、バーバラを引き込みました。夜が明け、生き残ったクリスは屋敷を出ようとしていました。
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