ノンフィクションの紹介:2003年カナダ映画。世界的有名なホラー作家が自殺を図り精神科へと入院してくる。担当医であるポールは自殺の原因を解明しようとする。しかしロワを追う記者から聞かされたのは衝撃のノンフィクションだった。
監督:エリック・テシエ 出演:ポール(ミッシェル・コテ)ジャンヌ(カトリーヌ・フロラン)ロワ(パトリック・ユアール)、ほか
映画「ノンフィクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ノンフィクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ノンフィクションの予告編 動画
映画「ノンフィクション」解説
この解説記事には映画「ノンフィクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ノンフィクションのネタバレあらすじ
精神科医のポール・ラカスは世界で注目されるホラー作家トマ・ロワの主治医となる。有名作家が両指を切り落とし自殺未遂を図った経緯が気になり同僚のジャンヌと共に真実を探す。ジャンヌはポールの同僚である妊婦。トマ・ロワの大ファンであり、ポールと同じくロワがなぜ自殺未遂をしたのか原因を解明する。トマ・ロワは有名なホラー作家として世界から注目されていた。物心ついた頃から彼は夢の中で小説のヒントを得る。しかしロワの夢にはいつも髪のない司祭が現れて彼のアイディアを気に入ってくれる。書いた小説が実際に起こること、死者が出ていることに罪の意識を感じたロワは自分自身が恐ろしくなり両指を切断し自殺を図った。
ノンフィクションのネタバレあらすじ:ノンフィクション
はじめは放心状態だったロワも次第に容態が回復してき話せるようになる。週刊誌の記者からロワの私物のファイルを受け取ったポールはファイルの中に貼られていた事件や事故の新聞記事に目をやる。どの事件もロワの小説に書かれたものだった。しかし本当は、ロワが小説を書いた後にその事件は現実となって起こっていたのだった。最初は半信半疑だったポールも次第に現実を受け入れるしかなかった。
ノンフィクションのネタバレあらすじ:髪のない司祭 ピヴォ司祭
調査をしていく中である教会へとたどり着いたポール。教会のルメイ司祭はすべてを悟ったかのように口を開く。昔その教会にはピヴォという司祭がいた。ピヴォは神を崇拝していたが、妹の事故をきっかけに神の存在を信じなくなった。とある晩、ピヴォは教会にて悪魔儀式を行った。20人もの人間が教会の中で亡くなった。ルメイ司祭たちが教会に駆けつけるとピヴォは妊婦の腹の中から赤ん坊を取り出し、口づけする。教会の悪評を恐れた司祭たちは死体を隠し赤ん坊を孤児院へとやった。17年後2人の司祭しか知らない惨劇をある高校生が小説として世に出した。その高校生こそが17年前ピヴォに口づけされた赤ん坊。トマ・ロワだった。明日でその事件から36年目になろうとしていた。胸騒ぎのするポールは車を走らせ病院に戻る。しかし無数の警官が病院を囲んでいた。妊婦のジャンヌがロワに捕まっていた。
ノンフィクションの結末
腹を裂かれ赤ん坊を取り出されたジャンヌは死んだ。赤ん坊に口づけをしたロワもまた警官に撃たれ死亡。すべての真実を知るポールはジャンヌの子供の成長をずっと見守ることを決意するのだった。
以上「ノンフィクション」のあらすじと結末でした。
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