トゥルーマンショーの紹介:1998年アメリカ映画。人生の全てをメディアに操作されていた男が、勇気を出して現実の世界へと脱出する姿を描いた傑作ドラマ。数々の困難を乗り越え、主人公が、どのように現実世界へと脱出するのか、最後まで目が離せません。
監督:ピーター・ウィアー 出演者:ジム・キャリー(トゥルーマン)、ローラ・リニー(メリル)、ナターシャ・マケルホーン(シルヴィア)、ノア・エメリッヒ(トゥルーマンの友人)ほか
映画「トゥルーマンショー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トゥルーマンショー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「トゥルーマンショー」解説
この解説記事には映画「トゥルーマンショー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トゥルーマンショーのネタバレあらすじ:シナリオの世界に生きるトゥルーマン
シーヘブン島の保険会社で働くトゥルーマンは、快活な男ですが、一度も島を出たことがありません。嵐で父親を失くして以来、水に対する恐怖で海を渡ることができないのです。彼の身の周りには不思議なことがたくさん起こります。実は、彼の行動は、リアリティ番組として、逐一放映されていて、その事実を知らないのはトゥルーマンだけなのでした。ある日、トゥルーマンは、死んだはずの父親に似たホームレスを見つけます。トゥルーマンは、必死に追いかけますが、父親は連れ去られてしまいます。
トゥルーマンショーのネタバレあらすじ:恋に落ちたトゥルーマン
学生時代、トゥルーマンは、ローレンという女性に恋をします。ローレンの本名はシルヴィアという名前でした。シルヴィアは、トゥルーマンに真実を知らせますが、シルヴィアは、シルヴィアの父親と名乗る人間に連れ去られてしまいます。その後、トゥルーマンは、メリルという女性と結婚し、幸せに暮らしていましたが、シルヴィアのことを忘れられずにいました。
トゥルーマンショーのネタバレあらすじ:島を出る決意をしたトゥルーマン
トゥルーマンは、シルヴィアが連れ去られる時に聞いたフィジーという言葉から、フィジーに行こうとしますが、島を出ようとすると途端に様々なトラブルが起こり、行くのを阻止されます。ついに、トゥルーマンは周囲の人間を信用できなくなります。友人がトゥルーマンを慰め、亡くなったはずの父親と引き合わせてくれます。しかし、それも演出でした。トゥルーマンと父親の再会に、観衆は感動で涙します。
トゥルーマンショーの結末:シナリオの世界から脱出したトゥルーマン
シルヴィアは、番組制作者にトゥルーマンの人生を売り物にしていることを抗議しますが、相手にされません。トゥルーマンは、番組制作者の裏をかき、外に脱出する計画をたてていました。番組製作者は、トゥルーマンの友人を家に向かわせますが、トゥルーマンは家を抜け出していました。すぐさま、トゥルーマンの捜索が始まります。トゥルーマンが海を渡ろうとしていることを知ったスタッフは、天候を嵐の設定にします。嵐の中、命がけで海を渡ったトゥルーマンは、ようやくシナリオの世界を脱出することができたのでした。
以上、映画トゥルーマンショーのあらすじと結末でした。
「トゥルーマンショー」感想・レビュー
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生まれたときから、実は物語の主人公をやらされている、という、ありそうでなかった設定。企画負けかと思いきや、脚本は非常にうまくできている。主人公を通して、生きるってなんなんだろうと考えさせられた良作。何か人生に迷うことやうまく行かないことがある人に観てもらいたい作品です。
壮大なスケールでドッキリをやっているという、考え付いても実現するのが難しいアイデア。映画として成立させて本当にすごいと思う。後のリアリティショーの流行を先取りしているかも。ジムキャリーの芸達者がいい方向に出た佳作。みんな自分の人生をこう想像したことが一回はあると思う。