映画「最高の人生をあなたと」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
最高の人生をあなたと の紹介：2011年フランス,ベルギー,イギリス映画。結婚して30年の夫婦が改めて人生を見つめなおしますが、それが故の不安や恐怖で徐々に夫婦間に亀裂を生んでいきます。しかしお互いそれらを見つめてこれから先の人生について考えていくのでした。
監督：ジュリー・ガヴラス 出演：イザベラ・ロッセリーニ（メアリー）、ウィリアム・ハート（アダム）、ドリーン・マントル（ノラ）、ケイト・アシュフィールド（ジュリア）、エイダン・マクアードル（ジェイムズ）、アルタ・ドブロシ（マヤ）、ルーク・トレッダウェイ（ベンジャミン）、ジョアンナ・ラムレイ（シャーロット）、ほか
この解説記事には映画「最高の人生をあなたと」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
60歳を間近に控えたメアリーは建築家の夫と結婚を三十年を迎えようとしており三人の息子は独立し家を出て二人で穏やかに暮らしていました。しかし物忘れが多くなったり、通いはじめたアクアサイズでは若い人についていけず男性の視線が自分には向けられていないことに気付き、友人のシャーロットに紹介された財団で慈善活動をはじめようとしたらそこの若いスタッフにシニアがタダ働きをしてくれると言われ、変わらなければと思うようになりました。
そこでメアリーは高齢者用のベッドや電話を買い、お風呂には手すりをつけ家を徐々にバリアフリー化していきましたが、夫のアダムは年寄り扱いされているようで気に食わず二人の間に亀裂ができていきました。そしてついに喧嘩にまで至りアダムはしばらく職場で寝泊まりすることにしました。メアリーはシャーロットの事業の手伝いに元々教師だったのでその経験を生かした仕事をはじめたりと年齢を生かしたことをするようになりました。しかしアダムはメアリーに反発するように若者と交じったり、若者のような服装をしたり行動をしたりするようになりました。
息子らは両親が離婚するのではないかと慌てて息子の一人であるベンジャミンの展覧会で仲直りさせようとしましたが、うまくいかずメアリーは水泳のインストラクターと関係をもってしまい、アダムも職場のマヤとキスをしてしまいました。しかし二人共激しく後悔しメアリーは息子に相談すると、お互いが変わらなければとアドバイスされました。
しかしメアリーの母親がガンで倒れ亡くなりました。二人の関係は冷え切ってしまいアダムは職場で暮らそうと荷物をまとめていました。メアリーは母親の葬儀で墓地に向かうためのエレベーターに乗っていましたが何といきなり壊れて止まりました。息子らはこれがチャンスだと直るまで二人にさせました。お互い変わっていかなければと話し二人で今まで家庭をつくっていけて幸せだとメアリーは改めて伝え二人は和解しました。そして息子らに遅れて二人は墓地に到着し同じ墓で重なりながら永遠に二人で眠ろうと言いキスをしたのでした。
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