映画「ラスト・ターゲット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラスト・ターゲットの紹介：2010年アメリカ映画。誰も信じられなくなり恋人まで射殺した殺し屋稼業のジャックは、依頼主からイタリアの田舎町で身を隠すように言われました。町に馴染んだジャックは新しい恋人もできて、依頼主からも新しい仕事が命ぜられました。罠とは知らず仕事を進めるジャックでしたが…と言う内容のサスペンス映画です。
監督：アントン・コービン 出演者：ジョージ・クルーニー（ジャック ）、ヴィオランテ・プラシド（クララ）、テクラ・ロイテン（マチルダ）、パオロ・ボナッチェリ（ベネデット神父）、ヨハン・レイセン（パヴェル）、イリーナ・ビヨルクルンド（イングリッド）ほか
この解説記事には映画「ラスト・ターゲット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
殺し屋稼業のジャックは恋人のイングリッドとスウェーデンの山中にいました。朝イングリッドと共に散歩に出ると、雪の中に足跡を見つけました。ジャックはイングリッドを引き寄せて岩陰に隠れました。殺し屋が発砲してきました。ジャックは殺し屋を殺し、イングリッドまでも射殺しました。ジャックは誰も信じられなくなり恋人まで殺したのでした。そしてもう一人の殺し屋を殺し、車を奪ってイタリアに逃げました。雇い主のパヴェルに会い、パヴェルから車のキーを渡され、身を隠すためカステル・デルモンテという田舎の町にやって来ました。町の人は皆お人好しで、ベネデット神父と仲良くなり、ワインを飲んだり食事をしたりしました。やがてパヴェルから電話が入り、新しい仕事として銃のカスタムを命じられました。
パウエルは寂しさを紛らわすため、娼婦のクララと一夜を共にしました。依頼主のマチルダという美女と会い、銃の改造方法の打ち合わせをし、早速銃の改造に取りかかりました。銃のカスタムが完成し、ジャックは自分の好きな場所の川辺に行って試射をしました。その夜、バーでコーヒーを飲んでいると手紙を渡され、中を見るとスウェーデンの射殺事件の新聞記事が入っていました。自分の居場所が知られたことをパヴェルに伝えると、パヴェルにここに留まれと言われました。マチルダに連絡し、川辺で試射をさせました。マチルダから調整を依頼され、後片付けをしていると、マチルダが誘ってきました。ジャックは心が揺れながらじっと我慢してマチルダを送りました。その夜、ジャックは再びクララを買い、一夜を共にしました。クララは別の女の人のことを考えていると言って、ジャックの心は見抜かれました。
昼間、街で友人と一緒に居るクララに会うと、クララが休日のデートを誘ってきました。ジャックもそれを受けました。その夜、ジャックは男に命を狙われました。弾はバイクの男に当たり、ジャックはバイクに乗って逃げる殺し屋の車を追いました。そしてタイヤを撃ってパンクさせ、車中の殺し屋を殺しました。クララと夕食を楽しみ、自分の部屋で一夜を共にしました。その時ジャックはクララのバッグに銃が入っているのを見つけ、クララも自分を狙っているのではないかと疑いました。クララを連れて川辺に行ったジャックでしたが、クララの愛を素直に受け入れられず、クララがバッグに手を入れた時、ジャックは銃を手にしていました。その夜ジャックはイングリッドを殺した悪夢にうなされました。翌日、ジャックはパヴェルに電話し、銃を渡したら足を洗うと言いました。聞いたパヴェルは女性に電話をしました。
銃を入れるアタッシュケースを改造し、完成した銃を入れようとした時、ジャックは考え直しました。ジャックは銃を渡すためマチルダと田舎のレストランで会いました。銃と弾を渡した時、客とウエイトレスが居なくなり、マチルダがトイレに行きました。殺されると思ったジャックは銃を手にしました。マチルダもトイレで銃を装備しました。駐車場でお互い銃を隠し手にしていましたがスクールバスがやって来たため諦め、二人は別れました。町では祭りが始まりました。クララに会ったジャックは、僕と永遠に一緒に行こうと告白しました。喜んだクララはジャックに抱きつきました。その時マチルダがカスタムされたライフルでジャックを狙って撃ちますが、ジャックが細工をしていたため暴発し、家の2階から転落しました。ジャックはクララに金を渡し、川辺で会おうと言い残してマチルダの元へ行き、息絶え絶えのマチルダに依頼主は誰だと聞きました。それはパヴェルでした。ジャックはパヴェルを路地で探しました。背後から狙うパヴェルを射殺して車で川辺に向かいました。ジャックは腹を撃たれていました。川辺に着き、クララに会った時ジャックは死にました。
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