ポストマンの紹介:1997年アメリカ映画。荒廃した2013年の世界。人々は各地に小さな村落を作って暮らしていた。アメリカ西海岸オレゴン周辺で恐怖と暴力を武器に各地から食糧を取り上げるホロニスト軍団と、ひょんなことから郵便配達夫になった男が戦うことに…。
監督:ケヴィン・コスナー 出演:ケヴィン・コスナー(ポストマン)、ウィル・パットン(ベスレヘム将軍)、ラレンズ・テイト(フォード・リンカーン・マーキュリー)、オリヴィア・ウィリアムズ(アビー)、ジェームズ・ルッソ(アイダホ)、トム・ペティ(ブリッジシティ市長)、スコット・ベアストウ(ルーク)、ほか
映画「ポストマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ポストマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ポストマンの予告編 動画
映画「ポストマン」解説
この解説記事には映画「ポストマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ポストマンのネタバレあらすじ:起
核戦争や生物兵器の利用で荒廃した2013年のアメリカ、オレゴン。男はラバと一緒に各地に赴き、集落で寸劇を見せては宿と食事をもらう流浪の生活をしていました。ある日ホルニスト軍団という悪名高きアナーキスト集団に捕えられ、軍隊のような訓練を受けますが命からがら逃げ出し、古い車の中で暖をとりました。ミイラ化した遺体には郵便局員のものと思しき制服と、忘れ去られた手紙の数々が。付近の町で食糧を恵んでもらおうと制服をまとい、郵便局員であると身分を偽ってみると、以外にも人々から歓迎を受けることに。更に郵便局員を志望する青年フォードに町の局員になることを認め、また子種がほしいという美しい女性アビーと一夜を過ごします。
ポストマンのネタバレあらすじ:承
各地あての手紙を預かり、ポストマンになった男は町を後にします。ところが次の町ホルニスト軍団が現れ、将軍のベスレヘムじゃ「郵便局員を探している」と言い出しました。ポストマンは将軍にさらわれたアビーを連れ出し、冬の雪山でしばらく身を潜めて生活しました。アビーとともに町に戻ると、フォードが郵便事業を拡大し、各地に手紙を送っていました。ポストマンが伝説の男と知るや仲間たちは前にもましてやる気を見せました。
ポストマンのネタバレあらすじ:転
配達に出た仲間が一人ずつ行方不明になる事件が発生しました。ホルニスト軍団は合衆国の名を掲げたポストマンを許すまいと全力で彼を捜し出そうとしていました。
ついに町が焼かれ、アビーもポストマンとの間にできた子供を無事に産むために2人は馬を走らせることにしました。ダムに沿うように作られたブリッジ・タウンではまとめ役の男にかくまわれ、アビーはそこで過ごすことに。しかしここにも軍団の偵察が入り、ポストマンは最終決戦のために場所を移すことに決めます。ブリッジ・タウンの下流に武器を持つ集落があるので協力を仰ぐことにし、ポストマンはこっそりついてきた配達員の少年少女とともに次なる場所を目指しました。
ポストマンの結末
野営を行っていたホルニスト軍団の目前に武器を携えたポストマン率いる騎馬軍が現れました。かつて軍団に捕まった折に入れられた8の数字を見せ、彼はベスレヘム将軍に1体1の決闘を申し込みました。軍団の掟に従って、将軍はこれを受けます。将軍はズルをしてポストマンを射殺しようとしますが、この時を待っていたと言わんばかりに将軍にひどい目にあわされた側近の男にベスレヘムは殺されます。ポストマンは女児を出産したアビーのもとに戻ることができました。2人の娘は活動家になり、のどかなアメリカの水辺で父のことを語ります。彼の勇気を賞して、ブロンズ像が建てられたのでした。
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