映画「オーメン（2006年）」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オーメン（別題：オーメン666）の紹介：2006年アメリカ映画。妻が死産し、神父から代わりにと授かった子供を我が子として育てるロバートとケイトでしたが、その子供ダミアンの成長と共に、周りで人が次々と死んでいきましたという内容の、1976年のヒット作品『オーメン』のリメイク映画です。設定を現代に置き換えながらも忠実に再現されています。
監督：ジョン・ムーア 出演：リーヴ・シュレイバー（ロバート・ソーン）、シーマス・デイヴィー＝フィッツパトリック（ダミアン・ソーン）、ジュリア・スタイルズ（キャサリン・ソーン（ケイト））、デヴィッド・シューリス（キース・ジェニングス）、マイケル・ガンボン（ブーゲンハーゲン）、ピート・ポスルスウェイト（ブレナン神父）、ミア・ファロー（ベイロック夫人）ほか
この解説記事には映画「オーメン（2006年）」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イタリアの大使館で外交官をしているロバートは出産中の妻の容体が悪化し、病院に急いで向かいました。神父に子供は死んだと聞かされ、代わりに同じ時間に生まれ、母親の死んだ子供を引き取ってくれと言われ、ロバートはその言葉を受け入れました。ケイトには知らせず、生まれた子供として育てることにし、名前をダミアンと名付けました。
イギリス大使館の大使としてスティーブンが就くことになり、ロバートは副大使として同行することになりました。そのスティーブンはローマの街で、タンクローリー車がぶつかり、漏れたガソリンに引火して死んでしまいました。このことでロバートはイギリス大使館の大使としてロンドンへ行くことが決まりました。
ロンドンの広い屋敷に親子3人で住むことになります。ダミアンの誕生日パーティの日、面倒を見ていた乳母が屋敷の屋上から首にロープを巻いて飛び降りました。事件後、ブレナン神父がロバートを訪ねてきて、ダミアンは悪魔の子供だと警告し、このままだと次々ダミアンに殺されると言いました。
ロバートの家に新しい初老の乳母ベイロックがやってきました。ダミアンはベイロックの言う事は良く聞きましたが、ロバートやケイトには反抗し始めました。動物園では目の前のゴリラが暴れ出し、教会へ連れて行くと言うと、母親ケイトの額にキズを負わせたりしました。
再びブレナン神父がやって来ました。ロバートにブーゲンハーゲンという男がダミアンの殺し方を知っていると教えますが、ロバートは馬鹿馬鹿しいと言って取り合いませんでした。その夜、ブレナン神父は教会で雷によって落ちてきた鉄棒が体に刺さり死んでしまいました。
カメラマンのジェニングスがロバートに会い、最初の乳母とブレナン神父を生前に写した写真を見せました。乳母には首にロープのようなものが映り、ブレナン神父には棒のような線が映っていました。そして鏡に映ったジェニングスの首にも線が映っていると言って、二人で真相を探ろうと言うことになりました。
ブレナン神父の部屋で、ダミアンの生まれた日が5年前の6月6日6時だったことがわかり、ロバートの子供が死んだ時間も同じでした。二人はローマの病院に向かいました。しかし病院は5年前に火事になっていました。ダミアンを渡した神父の居場所を聞き、二人で会い、ダミアンの母親の墓を聞きました。
墓に着くとダミアンの母の骨は人間のものではありませんでした。そして一緒に埋葬されていたロバートの子供は頭蓋骨に大きな穴が開いていて、死んだのではなく殺されていたのでした。二人はブーゲンハーゲンの元へ向かいました。
ブレナン神父が死んだことを知ったブーゲンハーゲンは短剣を渡し、ダミアンの殺し方を教えました。そして悪魔の証拠として666の数字が体に刻まれているはずだと言われました。ダミアンの体の見える範囲には666の数字が無い事を知っているロバートは短剣を捨てて帰ろうとしました。
するとジェニングスが自分が殺すと言って短剣を拾った時、瓦職人がハンマーを落としたその反動で鉄梯子が落下してジェニングスの首が飛びました。ロバートは短剣を持ち、自宅に帰りました。そしてダミアンの髪の毛をハサミで切ると666の数字が見えました。ダミアンを抱きかかえ車に乗りました。
もの凄い形相でベイロックが向かってきました。ベイロックを車で引き殺し教会に着くと、祭壇にダミアンを寝かし、短剣を打ち込もうとした時、警官によってロバートは射殺されました。ロバートの葬儀には大統領もいました。その横で大統領と手をつなぐダミアンがいました。
以上、映画「オーメン」のあらすじと結末でした。
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