ザ・サンドの紹介:2015年アメリカ映画。ビーチで夜通しパーティに明け暮れる若者たちが、奇妙な丸い生命体を燃やしてしまった事から、一人ずつ砂に食われていくという話です。ビーチに降りると襲われるという新しいパターンのホラー映画です。
監督:アイザック・ガバエフ 出演者:クレオ・ベリー(ギルバート)、ブルック・バトラー(ケイリー)、シンシア・マレル(ロニー)、ディーン・ガイヤー(ジョナ) ほか
映画「ザ・サンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・サンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・サンドの予告編 動画
映画「ザ・サンド」解説
この解説記事には映画「ザ・サンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・サンドのネタバレあらすじ:起
ジョナと恋人のケイリーはビーチで仲間たちとベガスルールと言って、スマホを没収して夜通しパーティーで飲み明かして騒ぎました。ギルバートは水辺で見つけた大きな丸い生物のようなものを焚火に放り込み、焼きました。ドラム缶に入ったギルバートはそのまま眠り込み、顔に陰部の落書きをされました。マーシャはトップレスになり、男たちに胸を見せまくっていました。やがて皆酔いつぶれて眠り、朝を迎えました。
監視塔にケイリーとミッチ、車の中にジョナ、ヴァンス、ロニー、シャンダ、トラム缶にギルバート、テーブルの上にトップレスのマーシャがいました。目覚めたマーシャはビーチに降り立った海鳥がおかしな動きをするのが見えました。気になってビーチに降りたマーシャでしたが、足が砂に吸い込まれて抜けなくなりました。やがてマーシャは砂に食われるように沈んで行きました。
ザ・サンドのネタバレあらすじ:承
驚いたヴァンが助けに行くと、ヴァンも同様に砂に飲み込まれていきました。砂に埋もれて行くヴァンの顔は何かに食われるように顔の肉が剥がれていました。ケイリーらが周りを見ると、昨夜ギルバートが焼いていた丸い物体が割れていました。そして砂の中から小さい触手が沢山出ているのがわかりました。
やがて生き残ったケイリーらは、ほかのメンバーが全員食われたことを確信しました。直射日光の中、逃げ場のない状態で、ジョナがサーフボードを二つ使って移動を試みました。しかし砂はサーフボードを動かし、ジョナは何とかテーブルまでたどり着くも、腹を食われて激痛のため、唸り声を上げて横たわりました。それでもバッグにあった飲み物を皆に投げ、一息入れました。
ザ・サンドのネタバレあらすじ:転
沿岸警備隊員が車でやって来ました。隊員は皆の話を全く信用せず、ドラッグにやられていると思い込みました。ビーチに降り立つと、分厚い靴底のため、何事もなく歩いていました。助けを求めるミッチとケイリーに、「監視塔から降りてこないと催涙スプレーをかけるぞ」と、スプレーを取り出そうとして落としました。拾うため手を伸ばした時、砂に手は呑みこまれました。
片方の手で催涙スプレーを砂にかけると手が抜けましたが、ちぎれていました。やがて隊員は砂に食われました。足にタオルを巻けば行けると思ったミッチが、車のシャンダとロニーにタオルを取ってくれと柵に体を預けた時、柵が壊れビーチに転落して食われました。ケイリーの提案で壊れた柵を繋いで、テーブルまで脱出することにしますが、ロニーが転落して食われました。そしてギルバートもドラム缶の下から食われました。
ザ・サンドの結末
シャンダが足にタオルを巻いて隊員の車までたどり着き、積んであったゴムボートを膨らませ、ケイリーとジョナを車に乗せました。夜になると大きくなった触手が襲ってきました。ケイリーが車の上に上がり、予備のガソリンをふりかけて燃やしました。触手は熱に弱いのか、一気にいなくなりました。
一夜を車で明かした3人は、翌朝サーファーによって起こされました。砂は襲わなくなっていましたが、車の周りは砂がクレーターの様にへこんでいました。死んでしまったジョナを車に残し、ケイリーとシャンダはビーチを離れるため歩きはじめました。沖合では、大きくなった生物が、次の場所を目指して進んでいました。
以上、映画「ザ・サンド」のあらすじと結末でした。
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