チェンジング・レーンの紹介:2002年アメリカ映画。無謀な車線変更の結果接触事故を起こした弁護士が、相手の運命を狂わせ、自らも窮地に立たされながらも最後には正義の心を取り戻す。
監督:ロジャー・ミッシェル 出演:ベン・アフレック(ギャビン)、サミュエル・L・ジャクソン(ギブソン)、キム・スタウントン(ヴァレリー)、トニ・コレット(ミシェル)、シドニー・ポラック(デラーノ)、ティナ・スローン(デラーノ夫人)、リチャード・ジェンキンス(アーネル)、ほか
映画「チェンジング・レーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チェンジング・レーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
チェンジングレーンの予告編 動画
映画「チェンジング・レーン」解説
この解説記事には映画「チェンジング・レーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チェンジングレーンのネタバレあらすじ:起・交差する運命
若手弁護士ギャビンは裁判所へ向かっていたが、渋滞に焦った彼は強引な車線変更をしたため、接触事故を起こす。事故の相手ドイルは子供の共同親権を得るための裁判に向かっていた。しかし、急ぐあまりギャビンは保険の手続きをせずに白紙の小切手を手渡すと、走行不能になったドイルを置き去りにして去ってしまう。
遅れて法廷に到着したギャビンは裁判を進める中、重要書類を入れたファイルがなくなっていることに気づき、それがドイルに小切手を渡す際に一緒に手渡してしまったことを思い出しす。裁判長からその書類を今日中に提出しなければ詐欺罪に問うと言い渡されるが、事務所のボスで義父のスティーブンらには書類の紛失のことを言い出せずにいた。
チェンジングレーンのネタバレあらすじ:承・復讐の始まり
一方、ドイルは車が使えなくなったせいで裁判に遅れ、親権を失ってしまう。絶望した彼は裁判所を出ると、手にしていたギャビンの残した書類をゴミ箱に捨てる。偶然ドイルの姿に気づいたギャビンは助かったとばかりに書類を返してほしいと声をかけるが、自分勝手なギャビンに怒り、書類を捨てたと言い残してその場を去る。しかしギャビンの必死さにドイルはゴミ箱から書類を取り戻し、ギャビンが自分に向けて言った心無い「ツイてなかったな」という言葉をFAXでギャビンに送りつける。
チェンジングレーンのネタバレあらすじ:転・愚かな報復
ギャビンはドイルから書類を取り戻すため、事務員のミシェルから紹介されたフィンチという男に会う。フィンチは相手に言うことを聞かせるためになんでもやる男で、彼はハッキングでドイルのクレジットカードや銀行口座を無効にし、破産状態に追い込む。
隠し切れずスティーブンら上司に書類の紛失を報告したギャビンは彼らから書類を捏造して裁判所に提出するよう言われる。その案件の資料を調べたギャビンはスティーブンらの横領の事実を知ってしまう。
ギャビンのせいで住宅ローンを取り消されたドイルは彼の車に細工して事故を起こさせるが、そのことに怒ったギャビンも仕返しとばかりにウソの情報でドイルを彼の子供の学校に呼び出し、学校で暴れた彼は警察に連行される。しかしその場に残された妻子の涙する姿を見たギャビンは罪悪感に襲われ、ドイルの住宅ローンを肩代わりすると、裁判所へは正直に謝罪する決意をする。
チェンジングレーンの結末:自分の中の正義
しかしスティーブンはすでに捏造した書類を提出し、ことは解決済みだった。利益のためには不正も辞さない義父らのやり方に納得しがたく悩むギャビンの目の前に釈放されたドイルが例の書類を持って現れ、2人は互いのしたことを謝罪しあう。
善を取ったギャビンはスティーブンに書類が戻ったことを報告し、横領した金を返さなければ書類を裁判所に提出する、と言って自分の正義を貫く。そしてドイルがいつものように部屋を出ると、通りの向こうに妻と子供たちが待っていた。
以上、映画「チェンジングレーン」のあらすじと結末でした。
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