ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~の紹介:2016年フランス映画。人工知能AI搭載の最新ハイテクワンボックスカーで家族旅行に行ったトム一家でしたが、こともあろうか高速道路で車が160kmの巡航速度のまま制御不能になり、白バイ隊などを巻き込んで爆走し続けるという、フランス発のドタバタコメディ映画です。
監督:ニコラ・ブナム 出演者:ジョゼ・ガルシア(トム)、アンドレ・デュソリエ(ベン)、カロリーヌ・ビニョ(ジュリア)、ジョゼフィーヌ・キャリーズ(リゾン)、スティラノ・リカイエ(ノエ)ほか
映画「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~の予告編 動画
映画「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」解説
この解説記事には映画「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボンボヤージュ 家族旅行は大暴走のネタバレあらすじ:起
トムはバカンスを利用して家族で海へ行くと張り切って目覚めました。妊娠中の妻ジュリア、長女のリゾン、長男のノエを起こして準備にかかりました。出発前にトムの父親ベンがやってきました。ベンも一緒に行くと言います。トムが勝手にベンを呼んだことでジュリアは怒りはじめました。
トムは適当にごまかして荷物を積んで、車に乗り込みました。下の階の画家が、出て行く家族の様子を見ていました。トムの乗る車は真っ赤な新車の1BOXカーで、最新AI技術搭載の車でした。さあ出発というところで、ノエが水中銃を忘れたと言い、ベンがトイレに行きたいと言い出しました。トムとベンが一旦、自宅に戻りました。ベンは便器に大量のトイレットペーパーを落としてしまい、水があふれました。更にあわててキッチンでシリアルを振りまいて、トムと一緒に片づけていました。
トイレの水が気になりながらもベンは車に乗り込み、出発しました。ベンは女好きで、今日も彼女にフラれたと言っていました。一方、整形外科医のトムは客から手術後に顔が変形したと苦情電話が入っていました。
ボンボヤージュ 家族旅行は大暴走のネタバレあらすじ:承
ジュリアが空腹を訴え、サービスエリアに立ち寄りました。ガソリンを給油していたベンは、迷子になった長身のミニスカートの女に話しかけました。名前はメロディといい、母とヌーディストビーチに行く途中に、ここではぐれて、置いて行かれたと言いました。ナイスボディに見とれたベンは、乗せていってあげると言って、後ろのシートに隠れて乗せました。
トムは快調に進む新車の巡航速度を130kmに設定しました。しばらく走って減速しようとすると、ハイテクモニターが固まり、ブレーキを踏んでも解除できなくなりました。慌てて色々やってみるも全く制御不能になりました。そこでベンが、逆にアクセルを踏み込んだら正常に戻るんじゃないか?と言った事からトムがアクセルを強く踏むと、設定速度が160kmになってしまいました。
そこで車を購入した営業マンに電話しました。しかしマニュアル通りの返事しかせず、対策にはなりませんでした。やがてメロディの存在も見つかり、トムとジュリアの夫婦喧嘩はヒートアップし始めました。さらに、メロディを置いて行った母親の車を追い越し、メロディまでも降ろしてくれと暴れ出しました。
ボンボヤージュ 家族旅行は大暴走のネタバレあらすじ:転
植木の陰でSEXに励んでいた白バイ隊の男女の横を猛スピードで走り抜けるトムの車を見つけ、隊員二人は追い始めました。更に、黄色いBMWから降りようとした人の車のドアを吹き飛ばし、怒った持ち主が追いかけはじめました。トムの車を追う白バイ隊に、やっとの思いで車が制御不能になったことを知らせると、すぐ近くに料金所が迫っていました。
白バイ隊が連絡を取り、ゲートを解放させましたが、解放されたのは反対車線でした。トムは急ハンドルを切り、反対車線のゲートをくぐり、元の車線に戻りました。車が規制され、無人の高速道路を突っ走ります。ベンに、ダッシュボードの下の配線を壊させて、コンピューターを停止させようとしますが、逆に運転席のヒーターが作動してしまい、トムは暑さで体が痙攣し始め、運転をベンと変わりました。
ジュリアの携帯に下の階の画家から電話がかかって来ました。ジュリアの階から水漏れしていると言う内容でした。ジュリアが適当に返事をしていると、画家はよりを戻したいと愛の言葉を述べ始めました。下の画家とジュリアは不倫をしていたのでした。その言葉を聞いたトムは、ジュリアの浮気を知り、激怒して再び夫婦喧嘩が始まりました。
ボンボヤージュ 家族旅行は大暴走の結末
車の営業マンから電話が入り、ブレーキを思いっきり踏めば、解除されてブレーキが効くはずだと言いました。トムとベンの二人で思いっきりブレーキを踏むと、ブレーキペダルが折れました。ベダルを窓から捨てると白バイ隊に当たり、転倒しました。
再び整形手術で顔が変形した患者から電話がかかりました。白バイ隊は女子隊員のバイクの後ろに乗り、電話をしている老夫婦の車を借りて乗り換えました。整形手術の女性の車でした。あと10分走ると渋滞が待っています。そこで白バイ隊員は車の横に付け、リゾン、ノエ、メロディを車の窓から移しました。移すとき、メロディのパンツが見えた為、ベンが興奮して車は蛇行しました。
トムとベンは死を覚悟し、今までの事を話していました。ジュリアも本当は愛していたと言いました。その時、上空からヘリが飛んできました。ジュリアを吊り上げた後、隊員が車のルーフにロープをかけ、車ごと吊り上げました。渋滞を切り抜けた途端、屋根が外れ車は道路に落ちました。二人は生き延びました。
ジュリアはヘリで出産していました。ベンはメロディの母と意気投合し、3人でヌーディストビーチに向かいました。トムとジュリアは昔のように仲の良い夫婦に戻るのでした。
以上、映画「ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~」のあらすじと結末でした。
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