絶命派対 Invitation Only(原題:絕命派對)の紹介:2009年台湾映画。金持ちの青年実業家の運転手をするウエイドが、実業家からパーティへ代理で行ってくれと頼まれました。金も服も用意してもらって行ったパーティはセレブ達の集まりでした。気分よく楽しんでいたウエイドでしたが、やがてパーティは思わぬ方向に進み始めました・・・という台湾製『ホステル』というべく、拷問ホラー映画です。タイトルは日本語では絶命パーティーを意味します。
監督:ケヴィン・コー 出演者:ブライアン・チャン(ウエイド)、シュ・レイアン(ヒトミ)、ジェリー・ホアン(ヤン)、ヴィヴィ・ホー(ホー)、小澤マリア(DANA)、ほか
映画「絶命派対」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「絶命派対」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
絶命派対の予告編 動画
映画「絶命派対」解説
この解説記事には映画「絶命派対」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
絶命派対のネタバレあらすじ:起
仕事が休みのウエイドは街にいました。ウエイドはビルや掲示板の美人モデルDANAのポスターに見とれていました。すると電話がかかります。急遽休みを返上して、青年実業家のヤンの運転手をしてくれというものでした。断るものの、出来ないのならクビだと言われ、仕方なくヤンの運転手をしました。
ヤンを指定のビルに降ろし、街角で暇つぶしをしていると、モデルのDANAが歩いてきました。突然の出会いにびっくりしたウエイドにDANAは微笑み、ティッシュをくれました。そろそろ時間となり、地下駐車場の車のドアを開けると、ヤンとDANAがSEXをしていました。
ヤンに、今日は一人で帰れと言われ、翌日もヤンの運転手をしていると、今夜、セレブだけのパーティがあるので代わりに行ってくれ、と頼まれました。しかし金も服もないウエイドが困っていると、金も服も用意すると言って、ヤンが招待状を渡しました。そして昨日の事は黙っていろと口止めされました。
絶命派対のネタバレあらすじ:承
会場に着くと、自分の住む世界とは違う人間ばかりに、ウエイドは圧倒されました。エスカルゴを出され、困っているとヒトミという女性が同席して食べ方を教えてくれました。やがてパーティは始まりました。
ウォーレンにより、新しい仲間としてウエイド、リン、カオ、ホー、ヒトミが紹介されました。それぞれセレブらしい肩書きの付いた男女でした。会場ではカジノも行われました。金のないウエイドでしたが、ヤンから2000ドル振り込まれ、遊びました。そしてDANAもいました。
DANAはウエイドに近づき、二人はダンスを踊り、やがて別の部屋へ行き、結ばれました。DANAがここから早く出ようと言いますが、ウエイドは聞き流しました。やがて別室に5人は案内されました。そこには招待券に書かれていた、各自の欲しいものがありました。ウエイドはフェラーリと書いていたのでフェラーリをもらいました。そのころ、DANAはマスクマンに襲われ、喉をかき切られ殺されました。
絶命派対のネタバレあらすじ:転
ヒトミとフェラーリでドライブをして、会場に帰ってくると、再び5人が集められますが、カオがいませんでした。そして5人の正体がビデオモニターで暴露されました。5人それぞれ、セレブの代理で来ていた一般人でした。
ヤバイ雰囲気に逃げようとしますが、扉は閉ざされていました。ウエイドは一人出口を求めて歩き出しました。銃を持っていたリンが、ホーとヒトミに命令しながら進みますが、マスクマンに目を刺され、さらに指を落とされ、連れ去られました。そしてホーはアキレスけんを切断され、同じく連れ去られました。制御室に逃げ込んだヒトミは沢山あるモニターに目をやりました。監視がそれぞれ配置されていました。
一方、ステージではリンがセレブの観客の前に連れだされ、股間に電流を流され、殺されました。公開殺人ショーが始まりました。ウォーレンに見つかったヒトミは、ドレスを替えて観客に紛れ込みました。
絶命派対の結末
ホーがステージに上げられ、顔を切り刻み、塩をすり込まれました。その時、ヒトミが見つかりました。捕えられそうになった時、ウエイドがショットガンを持って現れますが、ホーは喉をかき切られました。そしてヒトミを連れ、フェラーリで逃げました。ヤンとウォーレンが追いました。警察の検問があり、助けを求めましたが、追いついたウォーレンが警官を射殺し、二人を捕えました。
手錠をかけられたウエイドは、自分の親指の骨を折り、手錠から手を抜き、ウォーレンを撲殺しました。会場へ戻ったウエイドは縛り付けられたヒトミを見つけ、助けようとした時、ヤンが襲ってきました。ヤンはセレブ達に、下劣な一般人を目の前で殺すショーを開催して4年目だと言いました。そしてヤンはヒトミを刺しました。ウエイドが隙をついて斧でヤンを襲い、首を刈りました。
1年後、ウエイドは自動車工場でフェラーリの整備をしていました。目の前にセレブ女性がやって来て、たむろしていました。ウエイドはサンバイザーに入れていたパーティの招待券を取り出しました。
以上、映画「絶命派対」のあらすじと結末でした。
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