映画「アィル・テイク・ユア・デッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アィル・テイク・ユア・デッド（I’ll Take Your Dead）の紹介：2018年カナダ映画。山奥に住むウイリアムはキャンディ・ブッチャーと呼ばれる死体処理屋でした。ある日、ギャング達が処理してくれと持ってきた死体の中の女が生きていたことから、女を殺しにやってきたギャング達と闘う羽目になってしまうという内容の、オカルトサスペンス映画です。
監督：チャド・アーチボルド 出演者：エイダン・ディヴァイン（ウイリアム）、アヴァ・プレストン（グロリア）、ブランドン・マックナイト（カーター）、マイケル・レベンタル（ディアズ）、アリ・ミレン（レジー）、モー・ジュディ＝ラモール（デマルコ）ほか
この解説記事には映画「アィル・テイク・ユア・デッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
雪のある山奥の一軒家に、ギャング風の男3人がやって来ました。その家に住む男はキャンディ・ブッチャーと呼ばれる死体解体屋でした。男はウイリアムという名で、娘のグロリアがいました。そして3人の死体と金を置いて行きました。女と男と少年の3人でした。
ウイリアムは男の死体を解体し、硫酸の入れられたバスタブで溶かしました。そして二人目の女を解体しようとした時、女が生き返りました。ウイリアムは女をベッドに縛り付け、傷口を手当てしました。気がついた女は暴れ始めました。収まりつかない女を置いて出ていくと、グロリアが女のベッドにやって来ました。女はジャッキーという名前で、グロリアにイヤリングをあげました。そして代わりにほどいてくれと頼みますが、グロリアは無視しました。グロリアには、父であるウイリアムが処分した男たちの幽霊が見えていました。
ジャッキーの叫び声が聞こえなくなり、見に行くと瀕死になっていました。ウイリアムは自分の血を輸血し、ジャッキーは回復、ウイリアムにキャンディ・ブッチャーと呼ばれる理由を聞きました。ウイリアムには妻のアビーがいて白血病で苦しんでいました。そこへハンターだという二人組がやって来て、一人が怪我をしたので助けてくれと言いました。ウイリアムが手当てしますが一人は死にました。やがてもう一人が銃口をウイリアムに向け家に籠りはじめました。二人は強盗でした。
死んだ遺体が腐り始めたため、ウイリアムは地下室の暖炉で焼却しました。このことでもう一人が盗んだ金の一部の1万ドルを渡し、このことは誰に言うな、言ったらグロリアを殺すと言って出て行きました。貰った金はアビーの治療費にあてましたが、やがてアビーも亡くなりました。その後いつかしらから、ギャング達が死体と金を持ってくるようになったと言いました。
12歳のグロリアに初潮がきました。父に相談できないグロリアはジャッキーのベッドに行きました。するとジャッキーは自分のバッグを持って来てと頼みました。グロリアがバッグを持ってくると中からナプキンを取り出しグロリアに渡しました。ひとりになったジャッキーはスマホで恋人のカーターに電話しました。驚いたカーターはキャンディ・ブッチャーの家に助けに行くと言いました。実はカーターは奪った金を独り占めするために、レジーにジャッキーら仲間を殺させていたのでした。
死体の中の少年はカーターも殺されたように見せかけていたのでした。自分が生きていることがばれると、自分も殺されるため、カーターはレジーら3人を連れて、ウイリアムの家に向かいました。そのころウイリアムは、グロシアと家を出るから、あとは自由にしろとジャッキーに話していました。家を出る準備中、走って来る車を見つけたウイリアムは身の危険を感じ、グロリアを地下室へ行かせました。
カーターらがやってきました。レジーがジャッキーを出せと言いました。ジャッキーはレジーが自分に銃弾を浴びせたことを覚えていました。ウイリアムがジャッキーを差し出すふりをして、銃を発砲しました。ウイリアムが一人を射殺し、銃撃戦になりました。やがてカーターら3人が家に入って来ました。ウイリアムは一人を硫酸のバスタブに落としました。ジャッキーがカーターをバットで殴りますが、反撃されると、彼らに殺された幽霊が向かってきました。
この隙にジャッキーはカーターを殴り殺しました。残るレジーはグロリアを人質にとり、ウイリアムに2発の銃弾を浴びせました。グロリアも殺そうとした時、幽霊が現れ、レジーを燃えさかる暖炉に閉じ込めました。ウイリアムはグロリアに、いつでもそばにいると言って息を引き取りました。グロリアは金を持ってジャッキーと車に乗り家を出ました。家からはウイリアムら幽霊が見送っていました。
以上、映画「アィル・テイク・ユア・デッド」のあらすじと結末でした。
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