ヘルアイランドの紹介:2009年イギリス,南アフリカ映画。フィリピンのマーマン島へ、TVのサバイバル番組の収録に行ったメンバーが、地元で語り継がれる人を食う獣『アスワング』に次々と襲われるという、ジャングルムービーです。かつて大ヒットした『食人族』などの作品に共通する部分がある、秘境をテーマにした作品です。
監督:テレンス・ドウ 出演者:ビリー・ゼイン(セブ)、ナタリー・メンドーサ(チル)、ジョエル・トレ(ジョーイ)、クリスティーナ・コール(ファービー)ほか
映画「ヘルアイランド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヘルアイランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヘルアイランドの予告編 動画
映画「ヘルアイランド」解説
この解説記事には映画「ヘルアイランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヘルアイランドのネタバレあらすじ:起
フィリピンのマヤーマン島の原住民の部落で、一人の女性が出産しようとしていました。その時、類人猿のような獣が村を襲いました。一人の村人が『アスワング』だと叫びました。
フィリピンのマヤーマン島にTVクルーの一行が降り立ちました。セブがホストを務めるサバイバル番組の収録で、セブのほかカメラマンのデックス、助手のファービー、リーダー格のレイチェルと、フィリピンから来た案内人のジョーイとチルがいました。一行はジャングルでキャンプの用意をしようと言いますが、ジョーイだけは『アスワング』がいると言って、浜辺でキャンプすることになりました。初日の夜、キャンプファイアーで楽しむ一向でしたが、ファービーはジャングルの中に、何か動くものを見ました。
ヘルアイランドのネタバレあらすじ:承
2日目を迎え、撮影までは思い思いの時間を過ごしました。人目につかないところでおしっこをしようとしたレイチェルの目の前に、人間の干からびた腕が落ちてきました。周囲を捜索したセブらは、木の上に人間の残骸が引っ掛けられているのを見つけました。セブは、ここに住むイサログ族の生贄の儀式ではないかと言いました。そこでジョーイとチルが、イサログ族の村へ向かいました。村は無人で死体の山がありました。セブはジャングルの中ではつきものだと撮影を続けました。
その夜、ジャングルからは獣の唸り声のような音が鳴り響きました。一方ファービーは、ジョーイとチルに、この周辺に伝わる『アスワング』の話を聞きました。あくまでも迷信という事で、西洋に占領され皆殺しされた島民の復讐として獣が生まれて人間を襲って食うと言い、妊娠した女性の匂いを嗅ぎつけ、周辺の人間全員を食い殺すという事でした。
ヘルアイランドのネタバレあらすじ:転
3日目を迎えました。ファービーに妊娠がわかりました。相手はセブかデックスかわかりませんでした。その喜びもあり、チルと一緒に浜辺まで泳いだ後、くつろいでいると木の上から血まみれの赤ちゃんの死体がファービーの体の上に落ちてきました。空き叫ぶファービーを見て、この状況はまともではないと判断し、島を出ることにし、浜辺のボートに向かうと野生化した犬が数匹襲ってきました。デックスが襲われ、危険回避の為ジャングルに戻りました。この時ジョーイはチルを連れて別行動をとりました。
たどり着いたのはジャングルにある建物で、ジョーイの目的はここに日本軍が埋めた金塊でした。ジョーイの祖父が捕虜になりこの場所に金塊に埋め、殺される前に逃げ出したことを、死ぬ前にジョーイに教えていました。地下室へロープで降りたジョーイは金塊を発見しました。しかし上で待つチルはこの回りが『アスワング』の巣であることがすぐわかりました。
ヘルアイランドの結末
ジャングルのキャンプを『アスワング』が襲い始め、セブが噛みつかれました。傷の治療をして周囲を見ると、完全に取り囲まれていました。金塊を手にしたジョーイが地上に上がって来るも、『アスワング』にすぐ食われました。チルはキャンプに逃げ戻りました。そこではメンバーと『アスワング』が死闘を繰り広げていました。安全な地下室に行こうと、金塊の場所にチルが誘導しますが、途中でセブが食われ、チルとレイチェルは斜面を転げ落ちました。ファービーはついて行かずそのまま残りました。
チルとレイチェルが金塊の場所にたどり着き、レイチャルが地下に降りていると、ロープを縛っている木が折れ、地面に叩きつけられて死にました。チルはジョーイのダイナマイトに火をつけて応戦しますが、『アスワング』に捕まり、巣に連れていかれ、自爆しました。一人残ったファービーはボートに乗って漂いました。眠りから目覚めると、ある村にいました。この村は女性ばかりで皆妊娠していました。地下ではレイチェルの手が動いていました。
以上、映画「ヘルアイランド」のあらすじと結末でした。
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